新しく迎え入れた子犬…。2ヶ月過ぎで我が家へやって来た時は、まだカリカリのドッグフードではなく、ふやかして与えていることが多いのではないでしょうか?
ブリーダーさんやペットショップ等により
・食事の回数、
・どの様に与えるか、
またカリカリのドッグフードへの
・移行の方法も様々です。
どちらが「正しい」「誤り」とは言いがたいところです。
犬種や犬の食欲、便の調子などで切り替え時期や回数も変わってきます。
ドッグフードの切り替え時期
歯や顎の発育のためにと、早く切り替えを推奨する所もあれば、
歯茎がいたんでしまい永久歯に生えかわる時に影響するからと、
完全に永久歯になるまでは、ふやかしたドッグフードを与えることを推奨する所もあります。
基本的に子犬の乳歯が生え揃う生後2ヶ月頃にはドライのドッグフードでも可・・・ということになりますが、ふやかしたドッグフードを5ヶ月頃まで好む子犬もいれば、90日位からドライフードオンリーを好む子犬もいます。様々です。
ちなみに、乳歯は生後3週間目くらいから生え始め、生後2ヶ月頃には生え揃います。その後、4ヶ月~8ヶ月までに乳歯が抜け永久歯に生えかわります。
さて、こうなると・・・いったい、いつ、どうやって切り替えていけば良いのか・・・と、迷ってしまいます。
こればかりは、愛犬の様子を見ながら・・・というのが「正解」なのかもしれません。ドッグフードや与え方が合っているかどうかは、便に表れるので、「便の様子をみながら」与え方、切り替え方を愛犬に合わせて工夫していきます。
ドッグフードの切り替え方
カリカリのドライフードへの切り替え方は基本的に二通りあります。
・ふやかしたドッグフードの水分を徐々に減らしていく方法・・・
・ふやかしたドッグフードに少しずつドライフードを加えていく方法・・・(こちらをおススメします。)
おすすめは、後者の方法です。基本的に、犬も自分の身体のことをよく分かっていて、時期が来れば、カリカリのドッグフードを好んで食べるようになります。その時に、お皿の中のドッグフードが全て同じ状態のものだと選択が困難になってしまいます。。
しかし、後者の方法であれば、自分で選ぶことが可能です。ふやかしたドッグフードにドライのドッグフードを混ぜ込むのではなく、ふやかしたドッグフードの横に、徐々にドライのドッグフードを増やしていくのです。
1日3回の食事で、いずれも便の様子をみながら与えていきます。
1日目・・・朝の食事に数粒のカリカリフードをのせてみます。 昼と夜は通常通りの食事にします。
2日目・・・1日目と同じようにします。
3日目・・・朝と夜に数粒のカリカリフードをのせます。 4日目・・・3日目と同じようにします。 5日目・・・前日と同様に。
6日目・・・朝と夜のカリカリフードの量をほんの少し増やします。
7日目・・・便の問題がなければ、3食にカリカリフードをのせます。
はじめの1週間は、数粒からはじまり、
7日目は9:1(ふやかしたフード:カリカリフード)で、慎重に便の様子をみながら与えていきます。
このように数週間かけながら、徐々に8:2…7:3…とカリカリのドッグフードを増やしていきます。
特に、胃腸の弱い犬はカリカリのドッグフードでは上手に消化が出来ず、下痢をして一気に体力が落ちてしまう場合もあるので、焦らず、ゆっくりと切り替えていきます。
目安として、6ヶ月頃までにはドライのドッグフードオンリーになると良いです。
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