これから犬を飼おうとお考えの方、いざというときにかかる動物病院は決めていますか。
家族の一員であるワンちゃんのために、良い動物病院を見つけるのは難しいですね。
特にはじめてペットを飼う方や、はじめて動物病院に行く方は不安も多いと思います。
予防接種や定期健診のほかにも、突然の体調不良やケガのときなど、病院に行く機会は案外多いものです。信頼できる動物病院・獣医さんを見つけておくことが、
犬の健康を守り、飼い主の安心にも繋がるのです。
これから動物病院を探す方に向けて、選び方やチェックポイントを説明します。
この記事では、「良い動物病院の見分け方や、ダメな動物病院を避けるために注意すべきこと」を紹介します。
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- 良い動物病院を「かかりつけ医」にもつ大切さとは?
- ペットと自分に合った良い動物病院の選び方
- ダメな動物病院を避けるための観察ポイント
- ポイント ① 飼い主の話をしっかり最後まで聞いてくれる
- ポイント ② 治療法を無理に押し付けない
- ポイント ③ 動物をよく触って診察してくれる
- ポイント ④ セカンドオピニオンを提案してくれる
- ポイント ⑤ ニオイや汚れが最小限に抑えられ院内が清潔に保たれている
良い動物病院を「かかりつけ医」にもつ大切さとは?
愛犬・愛猫が急なケガや病気にかかったらどうしますか?ほとんどの飼い主さんは、すぐに動物病院を受診すると答えるでしょう。
しかし、「かかりつけ医」がない場合は、ペットが体調を崩してから動物病院を探すことになります。
「ここは遠すぎる…」
「ここの病院は口コミが良くない・・・」
と悩んでいる間にも症状が深刻になる恐れもあります。
かかりつけ医がいれば慌てることはありませんし、定期的な健康診断を受けていれば、体調を崩す前に異変に気づけたかもしれません。
このように、かかりつけをもつのは、飼い主とペットの両方にメリットがあります。何でも気軽に相談できるプロフェッショナルが近くにいれば、飼い主さんも心に余裕ができますよね。
注意したいのが、ペットの体調が悪い時だけ動物病院を受診することです。「動物病院=辛い場所」と認識し、動物病院に連れて行くだけで強いストレスを感じるようになります。
動物病院は辛くイヤな場所ではなく、当たり前の場所にしたいですね。
ペットと自分に合った良い動物病院の選び方
獣医師としての腕が良く、親切丁寧で、待ち時間が短くて、診察料金も安い・・・そんな動物病院があれば一番いいですよね。
現在日本には12000を超える動物病院がありますが、理想的な動物病院に出会える機会は多くありません。では、数ある動物病院の中からどうやって良い動物病院を選べば良いのでしょうか。
ここでは、ペットと自分に合った良い動物病院の選び方を紹介します。
基本的に・・・病院は家から近いところからさがす。
いくら評判が良くても、家から近くなければ、何かあったときにすぐに対応してもらえません。
また長時間の移動は子犬にとって余計なストレスを生む要因になります。
よほどの理由がない限りは、家の近くの動物病院から選択するのが賢明でしょう。
動物病院の評判は・・・飼い主仲間の口コミや、散歩中の愛犬家に聞いて情報収集をしてみて!
動物病院の多くはホームページを持っていて、建物の外観や診察風景、料金、口コミなどさまざまな情報を知ることができます。
しかし、ホームページだけで良し悪しを判断するのは難しく、実際に診察を受けたことがある人の意見を聞くのが一番です。
犬の場合は、散歩中の人やドッグランを利用する飼い主さんに聞いてみるとリアルな声を聞くことができます。
評判の良くない動物病院の情報を共有できる場合もあり、おススメの方法です。
また、ブリーダーから購入した場合は、ブリーダーに聞いてみるのも良いでしょう。
ブリーダーは健康管理のプロでもあるので、動物病院についても詳しいことがあります。
飼い主=「あなた」が求めるサービス内容と合致するか調べる
◆動物病院に求めるサービスは、人によってさまざまです。
例えば・・・ ・犬猫の他に小動物やエキゾチックアニマルも診てほしい ・ペットの急変にも対応できるよう24時間診療の病院がいい ・トリミングサロンやペットホテルが併設されているといい ・飼い主のために犬のしつけ教室を開催してほしい ・老犬老猫向けの介護サービスはあるか ・・・など、診療内容をはじめ、診療以外の内容を求める飼い主さんも多いです。
こういった内容は、ほとんどがホームページで確認できるため、受診前に確認しておくと良いでしょう。
◆エキゾチックアニマル・・・外国産の動物。また,珍しい動物。 ・獣医学で,犬・猫以外のペットの総称。 ・飼育法・治療法などが十分に蓄積されていないため区別される。エキゾチック-ペット。
インターネットで動物病院を調べてみる
インターネットを使って獣医さんを探すのも有用な方法です。
●動物病院検索データベースを利用して、近くの病院を探す。 EPARKペットライフ⇒ https://petlife.asia/hospital/ ●インターネット検索エンジンでその動物病院の名前を入力し情報収集。
ただし、インターネットでの情報はすべてを鵜呑みにしないほうが好い!です。 ◆その匿名性ゆえ、ライバル病院や個人的な恨みを持った人間からの悪意に満ちた個人攻撃や 誹謗中傷なども数多く含まれるからです。 「どこに、どんな動物病院がある・・・」という情報を集める目的で使う位がベストだと考えます。
ペット保険の窓口対応をしているか確認する
ペット保険は、いざという時に家計を助けてくれるありがたい存在で、ペット保険のおかげで安心して動物病院を受診できる、という人も多いのではないでしょうか。
動物病院を選ぶ際はペット保険が使えるかどうかも重要なポイントになります。
例えば、保険金の請求方法についてです。保険金の請求方法は、診療後に保険会社に郵送で請求するタイプと、保険料が診療費から差し引かれ、差額だけを窓口で支払うタイプの2種類があります。
郵送するタイプは、一旦は全額負担する必要があり、急な病気やケガの時は困るかもしれません。一方、窓口で差し引かれるタイプは、ペットの保険証を提示して自己負担分を窓口で払うだけなのでとても簡単です。
どちらの保険が使えるかは保険会社や契約内容によって違います。窓口で少ない金額を払いたいという場合には、窓口精算が可能な保険契約をしてください。
ただ、動物病院が窓口精算に対応していない場合もあるので、契約する際は、動物病院にも必ず確認するようにします。
動物病院候補に電話して問い合わせてみる
ここまでで、あなたのお住まいの近くで候補となる動物病院がいくつか出てきたことでしょう。
子犬が家にやってくる前の最終段階として、候補の動物病院に実際に電話をしてみましょう。
電話の切り出しで、動物病院選びしてることを伝えてしまったほうが話が早いです。
たとえば
「今度子犬を飼うことになって、行きつけの動物病院をどこにするか悩んでいる所なのです。
もしお時間よろしかったら、何点か質問させてもらってもよろしいですか?」
・・・こんな感じで聞いてみてください。
そこから具体的に次の項目を質問していきます。
・診療時間
・休診日
・料金は?(ワクチン、健康診断、避妊手術など具体的に比較できるよう)
・救急や夜間診療の有無
・対応できないような病気や手術が発生した場合、提携先の病院を紹介してもらえるのか?
・・・・などなど
良い動物病院は、こういった質問にもめんどうくさがらずにきちんと応えてくれるものです。
電話での印象、対応などで、ワクチンを接種してもらう最初の病院を決めてしまいましょう。
そして、子犬引き渡し後に実際に何かあったときは、すぐにその病院に連れて行きます。
ダメな動物病院を避けるための観察ポイント
「診察料金が安くて待ち時間が短いのが良い病院」という人もいれば、
「安くて患者さんが少ないならダメな病院」と考える人もいます。
このように、動物病院の良し悪しは飼い主の基準によって変わります。
◆ただし・・・、はっきり言えることは、 ・動物と飼い主さんのことを真剣に考えてくれるのは良い病院で、 ・自身のことしか考えられない獣医師がいる病院はダメな病院、 ということです。
◆具体的には、ダメな動物病院を避けるにはどこを見れば良いのでしょうか。 ・飼い主の話しを最後までしっかりと聞いてくれる、 ・治療法を無理に押し付けない、 ・動物をよく触って診察してくれる、 ・セカンドオピニオンを提案してくれる、 ・ニオイや汚れが最小限に抑えられ院内が清潔に保たれている、 この様な病院を見つけたいです。 以下順にご説明します。
ポイント ① 飼い主の話をしっかり最後まで聞いてくれる
ペットのことを一番良くわかっているのは、獣医師ではなく飼い主です。
ペットの病状だけでなく、普段の様子まで細かく聞いてくれる獣医師がいる病院は良い病院と言えるでしょう。
何気ない会話の中から、意外な病気が見つかって治療方針が決まることも珍しくありません。
ポイント ② 治療法を無理に押し付けない
「どんな治療をしてでも元気にしてほしい」
「愛犬・愛猫に苦しい思いはさせたくない」など、
飼い主によって考え方はさまざまです。
獣医師が勝手に治療方針を決めるような病院は、ダメな動物病院です。
飼い主は、愛犬・愛猫の専門家ですが、医療の専門家ではありません。
飼い主が知らない治療方法もたくさんあるでしょう。
「こんな方法もありますよ?この治療のメリットとデメリットはこんなところです。」など、
選択肢を提示して一緒に選んでくれる獣医師は、信頼できる獣医師と言えます。
ポイント ③ 動物をよく触って診察してくれる
悪い部分だけを診るのではなく、全身をくまなく触って診察してくれるのは良い病院です。
例えば、飼い主さんはペットが足を引きずっていたら、足が悪いと思って病院を受診しますよね。しかし、実際に悪いのは腰だった、ということもあります。
このように、機械を使った検査だけでは分からないこともあるので、しっかり触ってくれる獣医師がいる病院は良い病院と言えます。
ほとんど動物に触らずに、毎回検査ばかりすすめてくる動物病院はダメな病院です。
ポイント ④ セカンドオピニオンを提案してくれる
動物病院を受診すると、獣医師の診断や治療方針に疑問を感じたり、他の獣医師の意見が聞きたいと感じることがあるかもしれません。
そんなときに、別の動物病院を紹介してくれるのは、とても良い獣医師だと考えられます。
セカンドオピニオンと聞くと、かかりつけの獣医師の診断が間違っていると考えがちですが、実はそんなことはありません。
いろいろな専門家の意見を聞くことで、ペットにとって最善の方法を見つけ出せるとても良い方法です。
また、専門的な検査や治療が必要なペットに対して、専門分野に特化した獣医師がいる動物病院をすすめる場合もあります。
これを「二次診療」といって、かかりつけ医と連携することで、よりよい治療が受けられるようになります。
すべての病気が一次診療だけで治ることはありません。
かかりつけ医では対処できない時に、
他の医療機関をすすめてくれる獣医師がいる病院はとても信頼できる病院と言えるでしょう。
ポイント ⑤ ニオイや汚れが最小限に抑えられ院内が清潔に保たれている
ニオイや汚れに注意を払うのは最も基本的なことです。
動物がいる空間はどうしてもニオイが発生しがちです。
多くの動物病院では、消臭剤や除菌剤を使ったり、空気清浄機・脱臭装置などを使用して衛生的に管理をしています。
もし、動物病院に入った時に強いニオイがする、壁や床が汚れているなどが見られたら、良い病院とは感じられないでしょう。
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まとめ
ここでは、「良い動物病院の見分け方や、ダメな動物病院を避けるために注意すべきこと」について判りやすくまとめてみました。
ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
お宅のワンちゃんの「掛かりつけ病院」の問題解決のご参考にして下さい。
飼い主さんが病気を自己診断するためではなく、あくまでも獣医さんにワンちゃんの症状を説明するときの参考としてお読みください。
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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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