【ドッグフード】選び方

低カロリードッグフードの選び方・与え方!

 

低カロリードッグフード・・・と云う言葉をききます。
「高カロリーなドッグフードを与えたい・・・」の思いで
今まで捜してましたが・・・。

 特定の病気や健康状態に合わせ、さまざまな機能性フードが販売されています。

 飼い主さんの自己判断でフード選びをすることは好ましくないので、
 愛犬に何かしら気になる健康状態や症状が現れた場合は
 必ず獣医師に相談した上で使用するようにしましょう。


脂質やカロリーを抑えたフード、満腹感を与えるために食物繊維を増やしたフードなど、犬の体重管理や健康管理に役立つとして注目されている「低カロリードッグフード」です。

ここでは、「低カロリードッグフードの定義やどんな犬が向いているのか、選び方のポイントや与え方の注意点」をご説明します。

  1. 低カロリードッグフードってどんなもの?
  2. 低カロリードッグフードはどんな犬が向いているの?
    1. 肥満のためダイエットが必要な犬
    2. 肥満の犬に置きやすい健康リスク
    3. 病気のため食事管理が必要な犬
    4. 代謝の低いシニア犬
    5. 避妊・去勢手術を行った犬
  3. 低カロリードッグフードの選び方
    1. ライフステージに合ったものを選ぶ
    2. 目的に合う種類のフードを選ぶ
    3. 含まれている成分や栄養素にも注意する
    4. 「無添加」「グレインフリー」などのワードにとらわれない
      1. 日本で流通するすべてのペットフードは、「ペットフード安全法」という法律によって守られています。 この法律に従って、ドッグフードの添加物は、犬が毎日摂取しても健康を害するおそれがないと科学的に認められた量しか使用されていません。 また、原材料に穀物やグルテンを使用しない「グレインフリー」や「グルテンフリー」のドッグフードは、これらの成分にアレルギーがある犬には適していますが、 それ以外の犬に特にメリットはありません。逆に、原材料が限定されることで、栄養バランスの調整ができなくなることも考えられます。 犬の食事に大切なのは栄養バランスなので、「無添加」や「グレインフリー」などのワードにとらわれず、愛犬の体質に合ったフードを見つけてあげましょう。
    5. 必要に応じて療法食を与える
  4. 低カロリードッグフードを与える際の注意点
    1. 1日分のフードの分量・必要カロリー量を守る
    2. 急激な食事制限・減量を行わない
    3. 適度な運動も取り入れる
  5. まとめ
    1. 関連

低カロリードッグフードってどんなもの?

低カロリードッグフードとは、「通常よりも代謝エネルギーが低く抑えられたドッグフード」のことです。

メーカーなどによっては、

・体重管理用フード
・機能性フード
・ダイエットフード
・ライト

などと呼ぶ場合もあります。

そもそも犬は、体の成長段階によって必要とする栄養量が変わるほか、妊娠や避妊・去勢などの生理状態によって、エネルギー消費量も変わってきます。

そのため、愛犬の体の成長が止まったにも関わらず、これまでと同じように食事をさせていると、肥満や病気を引き起こすおそれがります。

そういったトラブルを回避するために必要となってくるのが、犬のライフステージに合わせたフードの切り替えです。

低カロリードッグフードは、体重や筋肉維持に必要な栄養バランスが整えられているだけでなく、カロリーを抑えながらも満腹感を与えてくれるので、

犬の体重管理や摂取カロリーをコントロールするのに適しています。

愛犬の健康を守るためにも、必要に応じて、低カロリードッグフードなどの愛犬の栄養に配慮したドックフードを取り入れましょう。

低カロリードッグフードはどんな犬が向いているの?

ここからは、「低カロリードッグフード」がどのような犬に向いているのかをご紹介します。

肥満のためダイエットが必要な犬

低カロリードッグフードが向いている犬としてまず挙げられるのが、肥満・もしくは軽度の体重過剰により、ダイエットが必要な犬です。

肥満とは一般的に、理想の体重よりも15~20%以上体重が増加している状態のことを指します。

肥満になると、さまざまな病気の発症リスクが高まるため、低カロリードッグフードなどを使用して食事管理を行い、適正体重まで戻してあげないとイケません。

ただし、病気が原因で太っている場合もあります。
実際に低カロリードッグフードを用いてのダイエットを考えている場合は、必ず獣医師の判断を仰ぐようにしてください。

なお、愛犬が肥満かどうか知りたいときには、下の表にある「ボディコンディションスコア(BCS)」という指標が役立ちます。

これは、犬の体を見たり触ったりすることで肥満を判断する方法です。愛犬が肥満かどうか気になる方は、一度動物病院でチェックしてもらいましょう。

肥満の犬に置きやすい健康リスク

犬が肥満になると、以下のような病気を引き起こすリスクが高くなるといわれています。

  • 足腰へ負担がかかることによる関節疾患
  • 脂肪が気道を圧迫することによる呼吸器の病気
  • 免疫機能の低下による感染症
  • 歯周病などの生活習慣病
  • 熱中症や尿石症の発症リスクの増加 など

これらの病気や疾患は命に関わるだけでなく、治療が長期化したり、費用がかさんだりするケースも多いため、肥満の兆候が見られたら、できるだけ早期対策を取ることが肝要です。

病気のため食事管理が必要な犬

前述した病気や疾患は、肥満が発症の原因になるだけでなく、肥満によって悪化することもあります。

愛犬が、これらの病気を持病に持っている場合は、ふだんから体重を維持するための食事管理を心がける必要があります。

ただし、病気によっては減量しない方がいい場合もあるので、必ず獣医師の指示を仰ぐようにします。

代謝の低いシニア犬

犬は7才を過ぎてシニア期に入ると、活動量・筋肉量・基礎代謝が低下して太りやすくなります。そのため、シニア期には低カロリーな「シニア犬用」のドッグフードに切り替えるのが一般的です。

しかし、10才を超えると加齢や病気によって食べる量が減少したり、消化吸収能力が低下したりして、逆にやせてしまうことがあります。

そのような場合は、カロリーや脂肪を適度に含んだフードが必要となってくるので、注意してください。

避妊・去勢手術を行った犬

犬は避妊・去勢手術を行うと、ホルモンバランスの変化や必要エネルギー量の低下によって太りやすくなるため、

低カロリードッグフードなどを用いて、食事量やカロリー量をコントロールしてあげる必要があります。

低カロリードッグフードの選び方

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低カロリードッグフードを与える際や、低カロリードッグフードを用いてのダイエットを行う際は、以下の3つのポイントに注意が必要です。

ライフステージに合ったものを選ぶ

前述したように、犬の肥満予防には、ライフステージに合わせたドッグフードの見直しが重要です。

成長盛りで必要なエネルギー量が多い成長期には、少ない食事量でたくさんの栄養を摂取できる「子犬用」のドッグフードを与え、

成長が一段落したら「成犬用」のドッグフードに、

活動量や基礎代謝が低下する7才を過ぎたあたりからは、
消化のよい「シニア犬用」のドッグフードに切り替える
ことを検討します。

目的に合う種類のフードを選ぶ

低カロリードッグフードなどの機能性フードは、ライフステージや体の大きさだけでなく、

・減量用、
・適正体重維持用、
・去勢・避妊手術後の犬用、
・室内で生活する犬用、

・・・など、健康管理の際の気になるポイントに応じても種類が分かれています。フードの種類をしっかり確認して、愛犬の目的に合ったものを選ぶようにします。

含まれている成分や栄養素にも注意する

ドッグフードに含まれる成分や栄養素は、メーカーやフードの種類によっても異なるため、「どのような成分や栄養素が必要なのか」ということを、把握したうえで選ぶことが大切です。

例えば、ダイエットのときは重量当たりのエネルギーが高い脂肪は避ける必要がある一方で、L−カルニチンや食物繊維などの栄養素は積極的に摂っておきたいといわれているので、

これらの成分や栄養素が含まれているかどうか、よく確認する必要があります。

「無添加」「グレインフリー」などのワードにとらわれない

日本で流通するすべてのペットフードは、「ペットフード安全法」という法律によって守られています。 この法律に従って、ドッグフードの添加物は、犬が毎日摂取しても健康を害するおそれがないと科学的に認められた量しか使用されていません。 また、原材料に穀物やグルテンを使用しない「グレインフリー」や「グルテンフリー」のドッグフードは、これらの成分にアレルギーがある犬には適していますが、 それ以外の犬に特にメリットはありません。逆に、原材料が限定されることで、栄養バランスの調整ができなくなることも考えられます。 犬の食事に大切なのは栄養バランスなので、「無添加」や「グレインフリー」などのワードにとらわれず、愛犬の体質に合ったフードを見つけてあげましょう。

必要に応じて療法食を与える

低カロリードッグフードは、あくまでも適正体重の維持や摂取カロリーのコントロールに適したフードのため、重度の肥満を解消するのは難しく、なかなかダイエット効果が得られないケースもあります。

こういった場合は、ダイエットに対応している療法食を取り入れるのも、ひとつの手です。

「療法食」とは、ある特定の病気や健康状態に応じて栄養バランスが整えられたフードのことで、獣医師の指導のもと、食事管理のために使用するものです。

ダイエット用の療法食は、カロリーを抑えても必要な栄養素を摂取できるように設計されているので、飼い主さんも食事管理しやすくなります。

また、満腹感を長く保てるように工夫されているものや、肥満に関連した病気や疾患を同時に管理できるものも開発されているので、犬にとって大きなメリットがあります。

ただし、療法食のなかには、獣医師の管理の下で使用するということで極端な栄養バランスに調整されているものもあるうえ、愛犬の状態や症状の変化によっては、使用している療法食が合わなくなることもあります。

飼い主さんの自己判断で与えるのは絶対に避け、必ず動物病院を受診して獣医師の判断を仰いでください。

ちなみに、「○○に配慮」「○○の健康」などとパッケージに記載されているものは、療法食とは異なるので注意してください。

低カロリードッグフードを与える際の注意点

低カロリードッグフードを与える際や、低カロリードッグフードを用いてのダイエットを行う際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。

1日分のフードの分量・必要カロリー量を守る

犬の体重管理の基本は、適正な分量・カロリー量のフードを与えることです。おやつを与えすぎている場合はそれをやめ、獣医師と相談して決めた1日の総食事量を守ることを徹底しましょう。

愛犬におねだりされても余計なフードやおやつを与えないよう、飼い主さんとその家族でしっかり取り決めることもとても大切なことです。

また、フードを消化吸収するときにエネルギーも消費されるため、消費カロリーを増やすために、食事回数を増やすのもおすすめです。

できれば、1日の食事は3~4回以上分けて与えるようにしましょう。

なお、減量時に必要な摂取カロリーは肥満の程度にもよりますが、「70×(体重の0.75乗)×1.0~1.4」で求めることができます。フードの量を調整するときなどは、この算出方法を参考にしてみてください。

急激な食事制限・減量を行わない

ダイエットをするときは、目標体重を設定する必要があります。目標体重は愛犬の適正体重でOKです。適正体重がわからない場合は獣医師に相談するとよいでしょう。

長期的なスパンで考えると、最終目標体重だけではなく、中間目標も設定しておくと達成しやすくなります。

また、獣医師の指導のもとダイエットをする場合は、1週間につき1~3%程度の体重減少が理想といわれています。

極端な食事制限やダイエットは、脱水や筋肉量の減少などの健康被害を引き起こすほか、犬の心身にストレスを与えるおそれもあるため、絶対にしないでください。

必ず定期的に動物病院で体重を測定してもらい、適切なペースでダイエットできているかを確認しながら、食事管理を行うようにしてくださいね。

適度な運動も取り入れる

ダイエットには食事管理だけでなく、消費カロリーを増やすための適度な運動が欠かせません。

しかし、肥満度の高い犬の場合、体に急激な負荷をかけると心臓や関節に負担がかかって危険なため、いきなり運動量を増やさないよう注意が必要です。

まずは、ふだんの散歩に坂道のあるコースなどを取り入れて、散歩の距離や時間を徐々に延ばしてみましょう。

引っ張り合いっこやモッテコイなど、おもちゃを使った室内遊びを取り入れるのもおすすめです。

適切な運動量が分からなければ、獣医師と事前に相談して決めておくと安心です。

まとめ

ここでは、「低カロリードッグフードの定義やどんな犬が向いているのか、選び方のポイントや与え方の注意点」について判りやすくまとめてみました。

ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
お宅のワンちゃんの「低カロリードッグフード」の問題解決のご参考にして下さい。

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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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低カロリーかつ低脂質でありながら、動物性タンパク質源をメインに使用している点も高評価です。30種類以上の野菜とハーブを配合しており、栄養バランスもGOOD!です。

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   ・・・上記のような場合是非おススメしたいドッグフードです。

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