イチゴって美味しいですよね。
そんな時思いませんか??
「こんなに美味しいイチゴ・・・、
ウチのワンちゃんにも食べさせてやりたいなァ~~・・・」
「でも・・・??犬にイチゴを与えても大丈夫なの?・・・」
そのような疑問をもつ飼い主さんは多いのではないでしょうか。
『イチゴは犬に良くない・・・』という情報もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
ここでは、「犬とイチゴの関係、食べてもよい適量と注意点」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。
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- 犬にイチゴ、成分「キシリトール」の誤解と事実
- イチゴの「ビタミンC」と犬の栄養
- イチゴの「食物繊維」と犬の腸
- イチゴの各栄養成分と犬の健康
- イチゴのポリフェノール
- イチゴの葉酸
- イチゴのミネラル
- まとめ イチゴに含まれる成分「キシリトール」は、犬への毒性が知られている。しかし、イチゴを100個以上食べた場合に生じる毒性であり、現実的な危険性はない。
- イチゴは「ビタミンC」の宝庫。小型犬で1日1個のイチゴを与えれば、十分なビタミンCを補うことができる。
- イチゴには、ペクチンという「食物繊維」が含まれる。ペクチンは、整腸作用が期待できる食物繊維だが、取りすぎると下痢につながる恐れもある。 そのため、犬に与えるイチゴ量は、小型犬で1日1個までが好ましい。
- その他、イチゴには「ポリフェノール(アントシアニン)」「葉酸」「カリウム・カルシウム・マグネシウム」がしっかり含まれている。 特に、アントシアニンというポリフェノールは、ビタミンCとの相性もよく、犬の体内で抗酸化作用を発揮してくれることが期待できる。
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犬にイチゴ、成分「キシリトール」の誤解と事実
「イチゴは犬にはNG?!」という情報は、イチゴに含まれる成分「キシリトール」による面が大きいようです。
キシリトールとは、虫歯予防で良く知られる成分で、ガムや歯磨き粉に広く使われています。キシリトールは、人間がある程度の量を取り入れても安全性が確認されていますが、犬は多量に摂取すると毒性があると報告されています。
キシリトールの犬への毒性・・・とは?
キシリトールを犬に多量に与えると、糖代謝のホルモン「インスリン」が多量に分泌されることが確認されています。インスリンとは、糖質を代謝するホルモンで、血中の糖質をとりこむ作用があります。インスリンが多量に分泌されると、血中の糖質が一挙に少なくなり、「低血糖」状態となってしまいます。極端な「低血糖」は、犬の身体に大きな負担を与えることになります。
まとめると、
「キシリトール多量摂取」
↓
「犬の体内でインスリン異常分泌」
↓
「犬の急な低血糖」
・・・という流れが、犬の健康ダメージとなるのです。
場合によっては、死にいたることも報告されており、キシリトールを多量に犬に与えることは極めて危険です。
イチゴに含まれる「キシリトール」
では・・・「キシリトール」を含むイチゴを犬に与えることはNGなのでしょうか?
結論をお伝えすると、イチゴは犬に与えても大丈夫です。OK!です。
理由として、イチゴに含まれるキシリトール含量は100g中に300~350㎎ほどで、100個以上食べなければ全く問題ないことが挙げられます。
ワンちゃんに与えるとすれば、「おやつ替わり」にあげるのでしょうから、キシリトール・トラブルが起こることはありえないのでご安心ください。でも・・・数個にとどめて下さい。
イチゴの「ビタミンC」と犬の栄養
イチゴに含まれる、犬の栄養成分についても見ていきましょう。まずは、「ビタミンC」です。
イチゴは、ビタミンCの宝庫といえるほどで、他の果物と比べても高い含量です。イチゴ1個あたり約10㎎のビタミンCが含まれており、体重10㎏以下の小型犬であれば、イチゴ1個を食べるだけで1日に必要なビタミンCをほぼ補うことができます。
犬にとっての「ビタミンC」
『イチゴ1個で犬に必要な1日のビタミンCを補える・・・』と説明しましたが、厳密にはイチゴなどを食べなくても問題ありません。実は、ビタミンCは犬が体内で合成できる栄養であり、取り入れなくても生きていける成分です。
だから、国際的な動物の栄養評価機組織「AFFCO」においても、犬のビタミンC摂取量は決められていません。
それでも、犬はビタミンCを取り入れることが望ましいと考えられています。理由として、『ビタミンCを全く与えない犬では、胃癌・口腔癌・肺癌のリスクが高まる・・・、』という研究報告などがあり、欠乏症が散見されるためです。
犬のビタミンC欠乏の研究報告からも、体重10㎏以下の小型犬で1日1個程度のイチゴを食べることは、ビタミンC補給の観点で良いことだと思います。
イチゴの「食物繊維」と犬の腸
イチゴを与えすぎると、犬が下痢をすることもある様です。
犬が下痢をする原因として、イチゴに含まれる「食物繊維」があります。イチゴに含まれるメインの食物繊維は、「ペクチン」と呼ばれる成分です。
イチゴの「ペクチン」と犬の下痢の関係
イチゴをジャムにしたとき、独特の粘性がつきますがその粘性は「ペクチン」によるものです。ペクチンは、犬の腸内細菌により利用されやすく、比較的、犬の腸に優しい食物繊維ということができます。
一方で、犬の腸内でペクチンおよびペクチン分解物が増えてくると、水分量の増加やpHの酸性化が進みます。これらの変化は、犬の整腸作用につながるものですが、ペクチン含量が多すぎるとバランスを崩し、下痢が見られるようになります。
元々、肉食性の強い動物である犬にとって、食物繊維はバランスよく適量を与えることが重要です。食物繊維の摂り過ぎ=多すぎる・アンバランスな食物繊維は、犬の腸に負担をかけ、消化器トラブルを引き起こすことにつながります。
そのような食物繊維の量・バランスの観点から、犬に与えるイチゴ量は、小型犬で1日あたり1個までが好ましいでしょう。
イチゴの各栄養成分と犬の健康
キシリトール・ビタミンC・食物繊維(ペクチン)以外にも、イチゴには犬の健康に関わる成分が含まれています。幾つかご紹介します。
イチゴのポリフェノール
イチゴには、「アントシアニン」というポリフェノールが豊富に含まれています。イチゴの赤色に関わる成分であり、抗酸化力が知られています。
ビタミンCとも相性がよく、ビタミンCとアントシアニン(ポリフェノール)の両方を豊富に含むイチゴは、犬の体内でも高い抗酸化作用を発揮します。
イチゴの葉酸
イチゴは、葉酸も豊富に含んでいます。犬では、葉酸不足により貧血や免疫力低下がおこる、という報告があります。そして、葉酸は多量にとっても毒性がない成分とされており、安心して与えることができます。
イチゴのミネラル
ミネラルの中で、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどの成分がイチゴには含まれています。「食物繊維」の項でお伝えしたとおり、犬に与えるイチゴの量は、小型犬で1日あたり1個までが理想。その程度の量であれば、厳密なミネラル制限が望まれる犬の病気以外、イチゴのミネラルについては、細かいことを気にしなくても良いと思われます。
まとめ イチゴに含まれる成分「キシリトール」は、犬への毒性が知られている。しかし、イチゴを100個以上食べた場合に生じる毒性であり、現実的な危険性はない。
イチゴは「ビタミンC」の宝庫。小型犬で1日1個のイチゴを与えれば、十分なビタミンCを補うことができる。
イチゴには、ペクチンという「食物繊維」が含まれる。ペクチンは、整腸作用が期待できる食物繊維だが、取りすぎると下痢につながる恐れもある。 そのため、犬に与えるイチゴ量は、小型犬で1日1個までが好ましい。
その他、イチゴには「ポリフェノール(アントシアニン)」「葉酸」「カリウム・カルシウム・マグネシウム」がしっかり含まれている。 特に、アントシアニンというポリフェノールは、ビタミンCとの相性もよく、犬の体内で抗酸化作用を発揮してくれることが期待できる。
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なぜモグワンをおススメするのか?
その理由を簡単にまとめてみました。
モグワンをおすすめする理由 ・肉と魚をたっぷり食べれて低脂肪・低カロリー。 ・脂肪になりにくいサーモンオイルが使われている。 ・関節に良いグルコサミン・MSM・コンドロイチンが 配合されている。 ・皮膚・被毛の健康維持に必要なオメガ3脂肪酸が含まれている。 ・人も食べれる基準の食材のみが使われている。 ・少量でもしっかり栄養が摂れる。
ワンちゃんにおススメしたい餌としてモグワンを選んだ理由は、少量でもしっかりと栄養を補えるドッグフードだからです。
また、タンパク質が極端に高すぎず、脂肪もカロリーも抑えられているので室内で過ごすことの多いワンちゃんには適していると判断しました。
さらに、ワンちゃんには嬉しいサーモンオイル由来のオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
皮膚と被毛の健康を維持するためにはオメガ3脂肪酸の摂取が欠かせませんから、ドッグフードで補えることはワンちゃんにとって最大のメリットとなります。
食べ続けることで、体や被毛にも良い変化が現れることでしょう。
是非一度試してみたら、いかがでしょうか?
関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!
まとめ
ここでは、「犬とイチゴの関係、食べてもよい適量と注意点」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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