【犬と暮らす】ラブラドールレトリバー

ラブラドールを迎える準備・しつけ・子犬の育て方はどうするの?

 

家庭犬としてだけでなく、麻薬探知犬や盲導犬としても活躍しているラブラドールレトリバー。

愛らしい顔立ちと穏やかで知的な性格から、世界中で愛されていますよ。

この記事では、ラブラドールレトリバーの性格や特徴、子犬の迎え入れ費用や迎え入れ方、しつけや寿命についてまとめました。

ここでは、「ラブラドールレトリーバーを迎える準備・しつけ・子犬の育て方」等について判りやすくまとめてみました。

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  1. ラブラドールレトリバーの基本情報
    1. 歴史
    2. 大きさ・体重
    3. 外見の特徴
      1. ◆被毛カラーは、 ・イエロー(ホワイト、クリーム、フォックスレッド)、 ・ブラック、 ・チョコレート  ・・・の3種類があります。
    4. レトリバーの種類
      1. F1レトリーバー
  2. ラブラドールレトリーバーの性格は?どんな犬種?
    1. ラブラドールレトリーバーはこんな性格・・・忠実で愛情深い
  3. ラブラドールレトリーバーの毛色の種類・大きさ・寿命は?
    1. ラブラドールレトリーバーの毛色は何種類?
    2. 成犬になったらどれくらいの大きさになる?
    3. ラブラドールレトリーバーの寿命とかかりやすい病気
  4. ラブラドールレトリーバーは室内飼い?外飼い?
  5. ラブラドールレトリーバーを飼う準備は?
  6. ラブラドールレトリーバーをしつける時の注意点は?
    1. ラブラドールレトリーバーとの信頼関係を築く
    2. 犬それぞれの性格や特徴を理解する
    3. しつけ・トレーニングは、褒めて伸ばす
    4. 『トレーニング通りにすると、とって良いことが起こる』と思わせて・・・
    5. 厳しく叱らない
    6. ラブラドールがやってはいけないことは、未然に防ぐ
      1. ◆例えば・・・、 ・留守番中にゴミ箱にイタズラをするのは、イタズラできる場所にゴミ箱があるからです。 ・スリッパで遊んでしまうのは、ラブラドールの届く範囲にスリッパが置いてあるからです。 イタズラをされないように、ゴミ箱を高い位置に移動したり、スリッパを棚の中にしまっておきましょう。
    7. 1回のトレーニング時間は短く、コツコツと毎日続ける
  7. ラブラドールレトリーバーの体重管理・食事量・お手入れは?
    1. どんなしつけが必要?
    2. 毎日の食事と理想の体重は?
    3. おすすめドッグフード「モグワン」
    4. お散歩はどのくらいすればいい?
  8. 必要なお手入れは?
    1. 被毛ケア
    2. シャンプー
    3. 歯磨き
    4. 爪切り
    5. 耳掃除
  9. まとめ
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    1. 関連

ラブラドールレトリバーの基本情報

Labrador-retriever.

歴史

ラブラドールレトリバーは、16世紀頃にカナダのニューファンドランド島で発祥した犬種であるといわれています。

比較的新しい犬種で、ピーター・ホーカー大佐とマルムズベリー伯爵によって19世紀に紹介されたことから有名になりました。

19世紀にイギリス渡った後は、優秀な鳥猟犬として活躍していた過去も。冷たい水の中に入ることもある猟犬のため、寒さから守るため脂肪を蓄えています。

そんな脂肪を維持しようとたくさん食べるわんちゃんなので、迎え入れる際は体重管理には十分注意したいところです。

大きさ・体重

男の子  体重:30~35kg
 体高:60cm前後
女の子  体重:25~30kg
 体高:55cm前後

一般的に女の子と比べると、男の子は体が一回り大きい場合が多いです。

外見の特徴

骨太で筋肉質な体型で、「カワウソの尾」ともよばれる「根元から太い尻尾」が特徴的です。

◆被毛カラーは、 ・イエロー(ホワイト、クリーム、フォックスレッド)、 ・ブラック、 ・チョコレート  ・・・の3種類があります。

 

レトリバーの種類

ドッグショーで活躍する外見を重視した「イングリッシュタイプ」と、作業能力が重視された「アメリカンタイプ」の2種類がいます。

F1レトリーバー

F1レトリーバー」とは、ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーを掛け合わせて生まれた犬種です。

盲導犬や介助犬としての能力を引き出すことを目的として掛け合わせられた、改良品種です。

ラブラドールレトリーバーの性格は?どんな犬種?

大型犬を飼うなら、ラブラドールレトリーバーを選ぶという方は多いのではないでしょうか。小型犬が主流の日本において、それだけラブラドールレトリーバーは人気の犬種ということになります。

では、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか。

ラブラドールレトリーバーはこんな性格・・・忠実で愛情深い

ラブラドールレトリーバーは盲導犬などで活躍する従順で学習能力が高い犬種です。大きく、賢く、運動が大好きで、優しい性格が特徴です。穏やかで子供にも適しています。

そして、ラブラドールレトリバーはとても愛情深い性格です。

家族を大切にする犬種であり、飼い主や家族との絆を築くことに喜びを感じます。人が大好きなので室内飼いで一緒に生活するのが良いでしょう。

訓練やしつけに優れ、知性と順応性が高い。番犬向きではありませんが、聡明でフレンドリー。
警察犬、捜索救助犬、麻薬探知犬など多くの分野でも活躍しています。

ラブラドールレトリーバーの毛色の種類・大きさ・寿命は?

子犬を迎えるにあたり、毛色は選ぶ際の基準になることも多いでしょう。

また、大型犬のラブラドールレトリーバーは、成犬になったらどの程度の大きさにまで成長するのか、何歳まで生きてくれるのか、迎える前に知っておきたい情報といえます。

ラブラドールレトリーバーの毛色は何種類?

ラブラドールレトリーバーの毛色は「ブラック」「イエロー」「チョコレート」の3色、血統によってアメリカ系とイギリス系の2種類に分かれます。

Labrador-retriever.

ラブラドールレトリーバーの毛色に関しては、下記リンク先のページで詳しく解説しています。これからラブラドールレトリーバーを迎えたいと考えている方は、こちらも子犬選びの参考にしてくださいね。

成犬になったらどれくらいの大きさになる?

愛犬の健康を守るためには、標準となる数値を把握し、適正な体重を維持する必要があります。ラブラドールレトリーバーの平均体重は、オスが29~36kgでメスが25~32kg平均体高はオスが57~62cm、メスが54~59cmとなっています。

ラブラドールレトリーバーの寿命とかかりやすい病気

ラブラドールレトリーバーの平均寿命は10~12歳。ただし、毛色がチョコレートのラブラドールは10.7歳と、他の毛色よりも寿命が短い傾向にあります。

ワンちゃんに長生きしてもらうためには、ケガや病気への対処が欠かせません。そのためには、どんな病気になりやすいのか把握しておく必要があります。

ラブラドールレトリーバーは、股関節形成不全や胃捻転、外耳炎などの病気になりやすい犬種です。

ラブラドールレトリーバーは室内飼い?外飼い?

室内飼いは愛犬と一緒にいられる時間が長いなど、外飼いよりも多くのメリットがあります。特にラブラドールレトリーバーのような人懐こく飼い主が大好きな犬種の場合、ひとりの時間が長いとストレスを溜めることになるので、これは大きなポイントといえるでしょう。

ラブラドールレトリーバーを飼う準備は?

子犬を迎える前に、生活に必要となる物はあらかじめ揃えておきたいところです。人間とワンちゃんは、そもそも違う動物なので、飼い主と同じ物を使わせるのは無理があることを理解しておきましょう。

準備しておくべきグッズ

  • ケージ
  • クレート
  • ベッド
  • トイレトレー、トイレシート
  • 首輪、リード
  • おもちゃ
  • ドッグフード
  • 食器…など

ラブラドールレトリーバーの子犬をお迎えするに当たり、まずはこれだけ揃えておけば、安心でしょう。そのほかのグッズは、ワンちゃんを迎えた後で少しずつ揃えていけば問題ありません。「必要かな?」と感じたら、その都度購入していきます。

ラブラドールレトリーバーをしつける時の注意点は?

ラブラドールレトリーバーとの信頼関係を築く

ラブラドールレトリーバーと飼い主の間で信頼関係を築き、犬が安心できる環境を整えてあげましょう。
信頼関係を築くためには、日常からたくさん愛犬に愛情を注いであげたり。優しく声掛けをしたり、スキンシップをとってあげてください。ただし甘やかしてしまうと、逆効果なので注意が必要です。

また、飼い主として一貫した行動を取りましょう。
犬が同じ行動をとったのに、飼い主の気まぐれで、曖昧な行動はとってはいけません。

「あるときは褒めてくれた、あるときは叱られた」
「昨日はノーと言われたけど、今日は何も言われなかった」・・・などです。

これでは、犬は何が良くて何が悪いのか混乱し不安を感じてしまいます。

トレーニングの順序が正しくても、信頼関係が無ければ効果を発揮することは難しいです。犬が安心して飼い主さんの指示を聞ける環境を整えてあげましょう。

犬それぞれの性格や特徴を理解する

ラブラドールレトリーバーとひとくくりにいっても、人間と同じで1頭1頭、成長スピードも違えば性格も異なります。社交的な性格の子もいれば内向的な性格の子もいます。

例えば内向的な性格の子を、「お友達を作ってほしいから、自由に他の犬と触れ合ってもらおう」などとドッグランに無理に放しても、怯えてしまうかもしれません。

かえって他の犬が苦手になり、上手くいかない可能性も高いです。犬も人間と同じで、性格はなかなか変えられないもの。その子にあった、しつけやトレーニングをしてあげましょう。

しつけ・トレーニングは、褒めて伸ばす

犬は正解を教えてもらえないと、何が正解かわかりません。犬にとって嬉しい体験をしてもらうことで、正解を分かってもらいましょう。

犬の行動を無視する、いい子にできたら褒める・おやつをあげるなどして、犬に何が正解か分かってもらいましょう。

具体的には、このようなことができます。

「散歩の時間が楽しみ!散歩前は興奮して吠え続けちゃう。けど、吠え続けていると無視をされて散歩に連れて行ってくれない」

「吠えるのをやめて大人しくしてたら「いい子」と褒めてくれた。散歩に連れていってほしいから、吠え続けるのをやめよう」

このように、何度も繰り返し褒められることで、正しい状況や行動を学習していきます。

『トレーニング通りにすると、とって良いことが起こる』と思わせて・・・

犬の習性はとてもシンプルです。

「自分の行動で嬉しいことが起こると、その行動をとる頻度が増える」
「自分の行動で嫌なことが起こると、その行動をとる頻度が減る」

・・・を活かして、トレーニングを行いましょう。

犬は繰り返し体験することで、行動を習慣化させていきます。そのため、犬にとっての「嬉しい」体験は何なのかを想像しながら、トレーニングを行うことが重要です。

厳しく叱らない

犬を厳しく叱ることは犬からの信頼を失いかねず、かえって問題行動を起こしやすくするため、逆効果です。

犬がトイレを失敗した。クッションを噛んでボロボロにしてしまった。そんな時に「なんでそんなことをするの!」「ダメじゃない!」と大声で怒鳴っても求める効果はありません。

犬は人間の言葉も、人間社会のマナーも知りません。

犬は「トイレをしちゃいけないのかな?怒られるのは嫌だから隠れてしよう」
「おもちゃ(クッション)で遊んでただけなのに、大きな声を出された、怖い」、

もしくは「おもちゃ(クッション)で遊ぶと、飼い主さんが反応してくれる」と思ってしまうでしょう。

ラブラドールがやってはいけないことは、未然に防ぐ

犬が人間にとって悪いことをして、わざわざ怒られてしまう環境を作らないよう工夫をしましょう。
イタズラされて困るものや、噛まれて遊ばれたら困るものを犬の届くところに置かない。

キッチンや寝室など、入ってほしくないところには柵を設けるなど、事前に対策を取りましょう。

◆例えば・・・、 ・留守番中にゴミ箱にイタズラをするのは、イタズラできる場所にゴミ箱があるからです。 ・スリッパで遊んでしまうのは、ラブラドールの届く範囲にスリッパが置いてあるからです。 イタズラをされないように、ゴミ箱を高い位置に移動したり、スリッパを棚の中にしまっておきましょう。

1回のトレーニング時間は短く、コツコツと毎日続ける

犬が集中できる時間は5分程度です。子犬の場合は、更に短く3分程度と言われています。
それ以上長くトレーニングをすると集中力が切れてしまい、トレーニングの効果が薄れてしまいます。

またトレーニングは、毎日コツコツと続けることが重要です。継続することで、犬はトレーニングの意味を理解して、飼い主さんとの絆も深まります。

1回のトレーニングは短時間でさっと終わらせ、継続的にトレーニングを行いましょう。

ラブラドールレトリーバーの体重管理・食事量・お手入れは?

飼い主の役目として、愛犬へのしつけやお手入れがあります。初心者からすれば、何から手を付ければ良いのか分からず、悩みどころではないでしょうか。

どんなしつけが必要?

人と過ごすことが大好きなラブラドールレトリバーは、しつけをするうえで信頼関係を上手く築く必要があります。

大きな声で怒鳴ったり叩いたりして注意することは絶対にNGです。一度愛犬がびっくりして怖がってしまってしまうと、学習能力が高いため過去に行った行動を覚えてしまいます。

飼い主さんが怒るときとそうでないときがある場合、しつけにブレがあると愛犬は混乱してしまいます。

繰り返しになりますが、「前は怒られた行動が今回は怒られなかった」のようなブレがあると、愛犬目線、何が正しくして何がいけないことなのか学ぶことができません。

しつけは一貫性を持って行います。

毎日の食事と理想の体重は?

運動量が多いラブラドールレトリーバーには、体を支える骨格と筋力維持に欠かせない動物性タンパク質が重要です。

そのため、栄養価の低い肉の副産物や穀物などが含まれているドッグフードは適していません。

また、鳥猟犬として活躍していた過去があるため、寒さから体を守るため脂肪を蓄えています。

食欲旺盛な犬種ですが、現代のラブラドールレトリバーは猟犬ではないので、高タンパクなのはそのままに、低脂質なごはんが適していると言えます。

ドッグフードを選ぶ際は、主原料が肉類であるのを確認しつつ脂質の値に注目してください。

下記の表はラブラドールレトリーバー成長期における平均体重の変化です。もちろん個体差はありますが、この数値を目安に適切な量の食事を与えるようにしましょう。

月齢 体重の推移
3ヶ月 4~7㎏
4ヶ月 5~10㎏
5ヶ月 9~15㎏
6ヶ月 11~20㎏
7ヶ月 14~23㎏
8ヶ月 17~26㎏
9ヶ月 19~28㎏
10ヶ月 21~30㎏
11ヶ月 23~32㎏
12ヶ月 25~35㎏

食事管理は子犬のうちから始めるのが理想です。肥満にならないようパッケージに記載された量を目安に、食べやすいように工夫すると良いでしょう。

おすすめドッグフード「モグワン」

ラブラドールレトリバーには「モグワン」がおすすめです。モグワンは「丁寧に手作りした栄養満点のごはん」をコンセプトに、全員が愛犬家である開発チームのもと作られました。

チキンやサーモンといった、「動物性タンパク質」を多く含む食材が全体の50%以上を占めています。愛犬の年令問わず、どのライフステージでも食べさせることができます。

さらにその食材はすべてヒューマングレードの肉や魚を使っており、最高品質といえるドッグフードです。香料や着色料が不使用なのも嬉しいですね。

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お散歩はどのくらいすればいい?

ラブラドールレトリーバーは体の大きさに比例して、必要となる散歩時間が長めの犬種です。

子犬と成犬とでは運動量に違いがあるため、成長に合わせて散歩時間を調整するようにしましょう。

おおよその目安ですが、子犬のうちは1回15分程度の散歩を1日1~2回くらい。成犬になったら個体差を考慮しつつ1回30~60分程度の散歩を朝夕の2回行うと良いでしょう。

必要なお手入れは?

愛犬の健康を守るためにも、日々のこまめなケアが欠かせません。

被毛ケア

ブラッシングは、毎日、換毛期であれば1日2回を目安に行います。

スリッカーブラシで余計なアンダーコートを取り除いた後にコームで仕上げます。

シャンプー

1~2ヶ月に1回を目安に行います。

シャンプー前にブラッシングで余計な抜け毛を取り除いておくと、毛が絡みにくくなってシャンプーしやすくなります。

シャンプーが終わった後は流し残しのないように、丁寧にすすぐことも忘れないでください。

歯磨き

定期的な歯磨きは口腔疾患のケアに繋がります。

指に巻いたガーゼで歯の表面に付着した汚れをふき取るようにします。

爪切り

血管を傷つけないように、爪の先端から少しずつ切るようにします。万が一の時のために止血剤も用意しておくといいです。

耳掃除

耳掃除は、耳が汚れているタイミングで行いますが、定期的に耳をめくって確認してください。

垂れ耳であるラブラドールレトリバーは外耳炎になりやすく、常に清潔な状態を維持するのが理想です。「耳垢が増えた」などいつもと違う様子であれば、病院で診察をうけるようにしてくださいね。


関連記事ラブラドール・レトリーバーの性格・特徴・飼い方のコツは?

関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!

まとめ

ここでは、「ラブラドールレトリーバーを迎える準備・しつけ・子犬の育て方」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。

愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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