最近は、ワンちゃんの健康や美味しさを意識し、ドライフードにトッピングをしている飼い主さんが多よういです。
ただ、トッピングは、与え方によっては逆に健康を損ねる場合もあります。
トッピングに選ばれやすい肉や魚などのタンパク質源は、愛犬の好みに合わせて選ぶのはもちろんのこと、種類や、部位によって栄養バランスが大きく変わることがあります。
ここでは、「正しいドッグフードへのトッピング」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。
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- ◆カロリーオーバー タンパク質、脂質、炭水化物を含む食材をトッピングすると、栄養素がプラスされると同時に、カロリーもプラスになります。 その状態が続くと、結果として【肥満】につながる危険性があります。
- ◆栄養バランスを崩す ドライフードは犬や猫が必要とする基本的な栄養素が1食分に充分詰まっているものが多いため、過剰にトッピングすることで、その栄養バランスを崩すことがあります。 例えばビタミンAやビタミンD、ミネラルなどは過剰摂取の注意が必要な栄養素です。
- ◆病気やアレルギーがある場合 獣医師から食事の制限を伝えられているワンちゃんでも、ドッグフード トッピングは絶対ダメというわけではありません。ただ、内容によっては治療の妨げになる場合があるため注意が必要です。
- ドライフードのトッピングにおすすめのもの
- ◆ウェットフード ドライフードに空くなくなりがちな水分を補うことができる。また肉や魚などの多い商品を利用することで、動物性たんぱく質や脂質などの栄養素を補うことができる。
- ◆フリーズドライフード フリーズドライフードは嗜好性が高く、手で簡単に崩せるため、「ふりかけ」として利用できる。
- ◆肉スープ 鶏肉や牛肉などを茹でたスープは、嗜好性アップや水分補給におススメ。 スープでドライフードをふやかすことによって消化性もあがる。 ただし、スープが多すぎると胃液を薄めてしまうため、フード:水=1:1~1:2(50gのフードであれば50cc~100ccの水分)の割合になるよう調整するとよい。
- ◆肉+野菜 良質なたんぱく質と繊維質、ビタミンなどの補給におススメ。 野菜は大きいと消化しにくいため、細かく刻んだり、すりおろしたり、柔らかく煮込むとよいです。
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トッピングのメリットと注意点
トッピングのメリット
ドッグフード トッピングのメリットは、味を変えることで食欲を増したり、食のバリエーションを増やすことで動物たちの生活の質を高められたりすることです。
トッピングする食材によっては、効率よく水分摂取ができたり、体に良い成分を摂取できたりするため、健康にもプラスに働くことがあります。
トッピングの注意点
一方で、犬猫と人では必要な栄養素や量が異なるため、人の感覚で与えてしまうとカロリー過多になったり、栄養素の過不足が生じたりするリスクがあります。
犬や猫は基本的に、総合栄養食やAAFCOといった基準に則したフードを食べることで健康を維持できます。
しかし、人の食事に興味を示し、人の食事を与えられている犬や猫では、ペットフードだけでは好んで食べてくれなくなったり、ドッグフード トッピングされるまでじっと我慢したりするようになるため注意が必要です。
トッピングの量は1日の摂取カロリーの10%まで
トッピングは人も動物も食生活に彩を与え、食事を好んで食べてくれるようにするための方法として、決して悪いことではありません。
しかし、ドッグフード トッピングの量が多くなっていくと栄養バランスが乱れ、病気になってしまうこともあります。そのため、トッピングは、1日に摂取するカロリーの10%程度までに留めます。
カロリー計算が大変な場合は、トッピングを総合栄養食やAAFCOの基準に沿ったものにすれば、栄養基準から外れることがなく安心です。
ただし、病気で食事制限のある子はこの限りでありません。必ずかかりつけ動物病院へ相談をしてからドッグフード トッピングを行ってください。
トッピングをする目的を考える
ドッグフード トッピングによる効果はいくつかあります。どの効果を期待するのかによって、何をトッピングしたらよいかが変わってきます。
◆嗜好性を上げる 食が細いパートナーの場合、好きな食材をトッピングすることで嗜好性が上がります。
◆栄養素をプラスする 総合栄養食であるドライフードであっても、季節やパートナーの体調・体質によって不足する栄養素が出てきます。体調をみながらトッピングでその栄養素を補います。
◆食の楽しみ ひと手間を加えることで、与えるオーナー、食べるパートナーの楽しみが広がります。
トッピングする際の注意点
◆カロリーオーバー タンパク質、脂質、炭水化物を含む食材をトッピングすると、栄養素がプラスされると同時に、カロリーもプラスになります。 その状態が続くと、結果として【肥満】につながる危険性があります。
◆栄養バランスを崩す ドライフードは犬や猫が必要とする基本的な栄養素が1食分に充分詰まっているものが多いため、過剰にトッピングすることで、その栄養バランスを崩すことがあります。 例えばビタミンAやビタミンD、ミネラルなどは過剰摂取の注意が必要な栄養素です。
◆病気やアレルギーがある場合 獣医師から食事の制限を伝えられているワンちゃんでも、ドッグフード トッピングは絶対ダメというわけではありません。ただ、内容によっては治療の妨げになる場合があるため注意が必要です。
関連記事:ペロリコドッグフード ライトが大評判です!その秘密を解説!!
タンパク質の種類も大事、しかし部位はもっと大事
鶏肉、豚肉、牛肉など肉の種類と部位による栄養バランスの違いと与え方について解説していきます。なお、肉を与える際は芯まで火を通してから与えます。
鶏 肉
安価で、最も手に入りやすく親しみやすい鶏肉ですが、部位によって大きく栄養バランスは変化します。
ささみ
ささみは、タンパク質源の中でも脂質の量が少ない食材です。
「タンパク質を与えたいけれど脂質は制限したい」というワンちゃんにとって、有用なトッピングといえるでしょう。
しかし、タンパク制限が必要なワンちゃんに与えるのは難しいです。
むね肉・もも肉
ささみの次に脂質が少ないのがむね肉、その次がもも肉となっています。どちらもタンパク質源として利用できますが、皮の有無でカロリーや脂質が大きく変わります。
『鶏皮は脂質がほとんどである』ため注意しましょう。
レバー
レバーはビタミンAが多く含まれています。
ドッグフード トッピングに利用する場合は、ビタミンAの量を認識しておかないと、総合栄養食やAAFCOの栄養基準の上限を超えることがあります。
1度上限を超えたからといって問題になることはまずありませんが、長期的にドッグフード トッピングをしたい場合には計算をしなければなりません。
番外編:たまご
たまごはアミノ酸スコアがよく、コリンという栄養素が豊富。コリンは肝臓機能や、多くの代謝に関わっているAAFCOの栄養基準にも記載のある栄養素です。
また、たまごはアミノ酸のバランスが、肉よりも優れている部分があります。ドライフードにもたまごが含まれていることが多く、意外と好きな犬や猫が多いのがトッピングのメリットになります。
豚 肉
ビタミンB1を豊富に含む食材として有名なのが豚肉です。必要量の多い猫では相性がよい食材ともいえます。
また、ドライフードに含まれる動物性油脂には、豚の脂が使われていることもあり、飼い主さんが知らないだけで、豚肉の味が好きな子も多いです。
部位ごとの特徴
豚の中で手に入りやすく脂質の少ない部分はモモ肉で、豚バラは、脂質が非常に多いです。
鶏と同じでレバーはビタミンAが豊富に含まれるため、注意が必要です。
価格の観点を無視すると、「ヒレ」は脂質が一番少なく、次いで「かた」「もも」などが使いやすいでしょう。
牛 肉
牛肉は全体として脂質が多いため、慎重に部位を選ばないと消化器症状を引き起こす可能性が高い食材といえます。
脂質は、タンパク質や炭水化物に比べてグラム当たりのカロリーが高いです。脂質の多い食材をトッピングすると、人の感覚ではかなり少ない量しか与えられないように感じることもあります。
部位ごとの特徴
サーロインやリブロースなど脂の多い部位は、タンパク質量よりもはるかに脂の量が多いため、注意が必要です。
鹿 肉
鹿肉は、脂質が少なく、体の脂肪をエネルギーに変えやすくする栄養素「カルニチン」が豊富。カルニチンは、人だけでなく犬や猫でもダイエットによい成分として取り上げられることがあります。
近年、野生の鹿が増え農作物の被害が深刻化していることから、ジビエとしてペットフードによく使われるようになってきています。
◆環境保全・資源利用の観点から、ジビエをペットフードに利用することは推奨されますが、 ・ペット用で販売されている鹿肉と、 ・人の食用で販売されている鹿肉では、 捕獲方法や肉の取り扱いが大きく異なることがあります。 動物用の鹿肉を入手する際は、信頼できるところから購入することをおススメします。
羊 肉
独特な香りがあり人と同じで動物たちも好みが分かれる羊肉は、鹿肉と同様にカルニチンが多く含まれています。脂肪の融点が高く、人の場合は消化に負担がかかるといわれています。
魚
魚の種類によって栄養バランスが大きく異なります。
タンパク質源としては大きな差はないものの、その他の栄養素に違いがみられます。
魚は必ず火を通し、骨を取り除くなどをして与えます。
サバ・イワシ
抗炎症作用などさまざまな作用が知られているオメガ3脂肪酸を多く含みます。
タ ラ
脂質が低いため、脂質制限が必要なときに重宝します。
鮭
ビタミンDが豊富に含まれるため、ドッグフード トッピングを行う際は必ずビタミンDが過剰にならないか確認をする必要があります。
植物性タンパク
犬や猫が含硫アミノ酸を必要とする量は多く、植物性タンパク質をタンパク質の主体として与えると、不足する可能性があるため注意が必要です。
植物性タンパクのみを犬や猫に与えることは、現状、長期的な安全性の確認が取れていません。
大豆にはトリプシンインヒビターなどの消化を阻害する酵素が含まれているため、大量に与えると消化不良を起こす可能性があるため注意が必要です。
タンパク質源にも様々な選択肢はある!
カンガルー、ダチョウ、ワニ、ウサギなど多様なベースのフードや肉がペット用で販売されているのを目にすることもあるかと思います。
いろいろなものを試してみたいという飼い主さんの気持ちは理解できますが、アレルギーがあり、食べられないものが多い場合を除いて、珍しいものをあえて与える必要はありません。
トッピングは、好みや食欲、体調に合わせて選択することで、より食事を楽しめ、レパートリーを増やすことができるツールのひとつです。
タンパク質は愛犬・愛猫にとっても重要な栄養素です。ドッグフード トッピングのルールを守りながら、正しく食事に取り入れましょう。
おすすめのトッピングの方法と食材
・トッピングで摂取するエネルギーは、1日の必要エネルギーの10~15%程度にします。
・カロリーの低い野菜などは、重量ベースで10~15%程度にします。
・食事制限が必要な疾患やアレルギーがある場合は、必ず獣医師に「どんなもの」を「どれくらい」トッピングしていいのかを確認してから行います。
ドライフードのトッピングにおすすめのもの
◆ウェットフード ドライフードに空くなくなりがちな水分を補うことができる。また肉や魚などの多い商品を利用することで、動物性たんぱく質や脂質などの栄養素を補うことができる。
◆フリーズドライフード フリーズドライフードは嗜好性が高く、手で簡単に崩せるため、「ふりかけ」として利用できる。
◆肉スープ 鶏肉や牛肉などを茹でたスープは、嗜好性アップや水分補給におススメ。 スープでドライフードをふやかすことによって消化性もあがる。 ただし、スープが多すぎると胃液を薄めてしまうため、フード:水=1:1~1:2(50gのフードであれば50cc~100ccの水分)の割合になるよう調整するとよい。
◆肉+野菜 良質なたんぱく質と繊維質、ビタミンなどの補給におススメ。 野菜は大きいと消化しにくいため、細かく刻んだり、すりおろしたり、柔らかく煮込むとよいです。
適切な方法で、美味しく健康的なドッグフード トッピング生活を送りましょう。
関連記事:ペロリコドッグフード ライトが大評判です!その秘密を解説!!
まとめ
ここでは、「正しいドッグフードへのトッピング」について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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低カロリーかつ低脂質でありながら、動物性タンパク質源をメインに使用している点も高評価です。30種類以上の野菜とハーブを配合しており、栄養バランスもGOOD!です。
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