【ドッグフード】食べない

犬がドッグフードを食べない時の原因・特徴と対処法はどうするの?

愛犬が今まで食べていたドッグフード食べないと「どこか具合が悪いのでは?」と心配になってしまいます。

今までと同じご飯をあげているのに、どうして食べないの? ただのわがまま? それとも悪い病気なのでは?・・・と益々飼主さんは心配になってしまいます。

ここでは、「ドッグフードを食べない時の原因・特徴と対処法等について判りやすくまとめてみました。

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犬がドッグフードを食べない原因は?


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体調不良で食べない

◆体調不良で食べないときの特徴・・・

病気が原因の場合、食欲不振のほかに元気がない、発熱、咳、鼻水、排尿の回数、血尿、下痢、血便、嘔吐、ぐったりしている、・・・などの何らかの症状があらわれることが多いです。

子犬やシニア犬は免疫力が弱いため、咳や鼻水などの感染症の症状がみられる場合もあります。犬の全身をくまなく触って、痛がるところしこりなどが無いかどうかもチェックします。

犬が突然ご飯を食べなくなってしまったら、まずは食欲以外の様子をよく観察してください。犬はなにか病気を患っていると、大抵の場合は症状のひとつとしてドッグフード食べない場合があります。

◆体調不良で食べないときの対処法

気になる症状があれば、無理やり食べさせようとせず、できるだけ早く動物病院で診てもらうことがおすすめです。

◆こういった場合に体調の変化を見つけられるように、

・普段から犬の排泄の様子などをよく観察したり、
・ブラッシングや歯磨きをしてスキンシップをとったり、
・食べる量を観察したりして、
・愛犬の様子を観察する習慣や、
・コミニュケーションを充分取っておくこと・・・
をおススメします。

ストレスで食べない

ワンちゃんも人間と同じように、心に負荷がかかると食欲がなくなることがあります。犬がストレスを感じている時の特徴と対処法を確認します。

◆ストレスで食べないときの特徴・・・

※犬の軽度なストレスサインには
・あくび、
・目をそらす、
・舌なめずり、
・足舐め
・・・などがあります。

元気な犬にもみられる行動ですが、いつもより頻度が高い場合は要注意です。

※よりストレスが溜まってくると、

・震える、体をなめ続ける、脱毛などの症状や、
・吠える、噛み付くといった問題行動につながってしまいます。

◆ストレスで食べないときの対処法・・・

ストレスでドッグフードを食べない場合は、なぜ愛犬がストレスを抱えているのかを探り、その原因を改善してあげましょう。

◆最近の生活を振り返って・・・

・飼い犬が増えた、
・引っ越した、
・天気が悪くて散歩に行けていない、
・留守時間が増えた、

・・・など、ワンちゃんに悲しい思いや不安な思いをさせていませんか?

環境の変化やスキンシップの減少は小さな要因に思えますが、積み重なると愛犬の心に大きなストレスを与えかねません。

日頃から体を動かして十分に遊ばせる、ブラッシングでコミュニケーションをとるなどしておくと、リラックスして食事がしやすくなるはずです。

口内に違和感がある

犬の体調を観察する上で見落としがちなのが、口内チェックです。

飼い主さんが気づかないうちに症状が進んでしまうことも多いので、日頃から犬の歯磨きと口内をチェックする習慣をつけておきます。

◆口内に違和感がある時の特徴

犬の口内に問題がある場合の原因としては、
・口内炎
・歯周病
・腫 瘍などがあげられ、これらが痛みや違和感につながってご飯を食べない場合があります。

口内の痛みや違和感がご飯を食べない原因となっている場合、食欲はあるのに食べられない、ということになりますので、

・犬は空腹から黄色い胃酸を吐いたり、
・食べたそうに臭いをかぐ、
・ご飯を口に入れるが吐き出す・・・などの行動が表れることがあります。


◆口内に違和感がある時の対処法

・犬の歯が汚れていないか、
・歯茎が腫れていないか、
・口臭がキツクなっていないか、
・口内のピンク色だった部分が急に黒くなってきていないか、
・腫れやしこりがないか、・・・などをチェックしてください。

犬の口は意外と奥に長く続きますので、ほっぺたを後ろの方にぐーっと引っ張って、奥歯のあたりまでよく観察してください。

痛がって見せてくれない場合は無理強いせず、病院で診てもらってください。

偏食で食べない

愛犬の健康のためを思って選んだドッグフードでも、味や食感の好き嫌いで食べてもらえないこともありますよね。実はこの“わがまま”、ワンちゃんの性格の問題ではないかもしれません。

◆偏食で食べないときの特徴

ドッグフードを食べなくなった際、そのほかに病気やストレスの兆候がみられないなら嗜好性が高くなっている可能性があります。

まだ若くて元気なのにご飯だけ食べない、おやつはたくさん食べるような場合は、単に好き嫌いをしているのかもしれません。

ご飯を食べないからといっておやつをあげている、トッピングをプラスしていると「待ってれば美味しいご飯がもらえる」と学習して普段のドッグフードを食べなくなってしまいます。

偏食は犬のわがままでもありますが、飼い主さんも愛犬に対する行動を見直す必要があるのです。

 

◆偏食で食べないときの対処法

いつもどおりドッグフードをあげて10~15分経っても食べない場合は、かわいそうに感じるかもしれませんがお皿を片付け、次の食事の時間まで何も与えないようにしましょう。

こうすることで次第に「今食べないと変わりのご飯やおやつはもらえないんだ」と理解し、徐々にドッグフードを食べるようになるはずです。

また、ドッグフードをぬるま湯でふやかして食感を変える、においを引き立てるなど、いつものドッグフードに少し変化をもたせる方法も効果があります。

愛犬がドッグフードを食べたら、たくさん褒めてあげることも忘れないようにしましょう。

おやつの与えすぎ

◆おやつの与えすぎの時の特徴

美味しいおやつでお腹いっぱいになってしまっていると、犬は嗜好性の劣るドッグフード食べないことがあります。

自分はおやつなんてあげていないと思っていても、おじいちゃんやおばあちゃん、子供など、別の人がたくさん与えてしまっている場合もあります。

基本的に犬におやつは必須ではありませんし、総合栄養食ではないおやつばかり食べていると、栄養が偏ってしまいます。

欲しがる姿が可哀相だから・・・と何度もおやつをあげてしまうと、犬はそれを学習して毎回欲しがるようになります。

◆おやつの与えすぎの時の対処法

どうしても犬に何か食べさせたい、トレーニングのご褒美をあげたい、などの場合は、その犬がいつも食べているドライフードを一粒ずつあげることをお勧めします。

もちろん、間食としてあげた分は、食事の分から抜いてください。

犬にとってはおやつを食べられないことよりも、おやつばかり食べてご飯を食べず、肥満や体調不良を引き起こすことのほうが可哀相だという認識を、家族みんなで共有します。

味が嫌い

ご飯の味が気に入らず、ドッグフード食べない場合もあります。

犬は人に比べると、5分の1程度の味覚しか保有していないと言われていますので、味の違いを人間ほどは理解できません。

犬は、甘味、酸味、苦味、塩味を感知することができますが、旨味は感知できないと言われています。

犬の味覚の中で最も敏感なのは甘味で、果物の果糖や乳製品の乳糖を好みます。それ以上に大好きなのが甘いアミノ酸で、熟成された肉や魚などを指し、植物性たんぱく質よりも動物性たんぱく質を好みます。

その次に犬が敏感なのは酸味です。犬は腐敗臭を気にせず、酸味の度合いでその食べ物が食べられるかどうかを判断しているようです。

犬は苦みによって毒物や危険物を判断しますが、苦みを感知する味蕾はあまり発達しておらず、あまり気にならないようです。

塩味を感知する感覚も鈍く、これは犬にとって獲物である生肉に塩化物が十分含まれていることから、塩分濃度を気にする必要が無かったためだと言われています。

また、驚くべきことに犬たちは水の味が分かるとされていて、人には分からないイオン濃度まで感知できると言われています。

ドライフードの味に関する好みは、その犬によって個体差が大きいので、ドライフードを食べない場合は、いくつかの種類を少しずつ試し、好みのフードを見つけてあげるのが良いのかもしれません。

老犬の場合

◆シニア犬の場合・・・

・運動量や代謝機能が低下することによって食べない、
・食欲そのものが低下するなどの原因から、
・食の嗜好へのこだわりが強くなる、

・・・ご飯を食べなくなることがあります。

シニア犬は関節や足腰が弱くなりやすいので、コラーゲンやグルコサミン、コンドロイチンなどを意識的に適量摂取させてあげることにより、関節を丈夫に保ち、運動量の維持が期待できます。

また、噛む力が弱くなったことにより硬いものを噛みづらくなったり、嗅覚の衰えによりドッグフード食べない場合があります。

老化がドッグフード食べない原因であれば、食事の内容を工夫してあげるのが良いかもしれません。犬にとって食事は大きな楽しみですから、最期まで美味しいものを食べさせてあげたいものです。

子犬の場合



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子犬の場合、誤飲やそのほかの体調不良でなければ、新居でのストレスやわがままからドッグフード食べない可能性があげられます。

どこでも何でも食べるような元気な子犬もいますが、環境の変化に敏感でなかなかご飯を食べない子犬もいます。

ご飯はケージやサークルの中で与えるなどして、犬が落ち着いてごはんを食べられる環境を整えてあげましょう。

食べないからと言って子犬のうちからトッピングをする習慣をつけてしまうと、そのあともドライフードだけでは食べない犬に成長することがあるので、

最初はふやかしたり温めたりする程度にしておいた方が良いです。

また、子犬がドッグフード食べない時に気を付けたいのが低血糖です。

低血糖の大半は、子犬がお家にやってきて1週間以内に起こります。原因は食事が十分にとれていないことで、小型犬の仔犬に多く低血糖見られます。

症状としては、ドッグフード食べない、元気がない、ひどくなると痙攣を起こしてぐったりしてしまい、命にかかわります。

低血糖を起こした場合は、応急処置として、砂糖水やはちみつ、ブドウ糖を舐めさせることが有効です。異変を感じたときはすぐに病院に連絡し、指示を仰ぎます。

ご飯の切り替え

犬は成長するに従い、必要な栄養素やカロリーが変わります。ドッグフードは犬のそれぞれのライフステージに合わせて作られていますが、

いつものご飯から変更したときに警戒して食べなくなってしまうこともあるようです。

◆ご飯の切り替えで食べないときの特徴
ライフステージの変化や妊娠などによってドックフードを変えることもあると思いますが、警戒心の強い犬は新しいご飯を怪しんでドッグフード食べないことがあります。

ドッグフードのにおいは嗅ぐけれどドッグフード食べない、いつものドッグフードに戻すと食べるといった場合は、警戒心が原因でご飯を食べていない可能性が高いです。

◆ご飯の切り替えで食べないときの対処法

一気に新しいドッグフードに切り替えるのではなく、従来のドッグフードに少しずつ混ぜていく方法がおすすめです。

1日目は1割、2日目は2割…という具合に増やしていき、1週間~10日ほどかけて移行し、ワンちゃんの便の様子などをよく観察しましょう。

ワンちゃんに下痢などの症状が見られたら、もしかしたらそのドッグフードが合わなかったり、給餌量が多すぎる場合もあります。

ドッグフードを変えていく最中に下痢やおう吐などの症状が見られた場合は前のものに戻し、体調が回復するまでご飯を控えて様子をみましょう。

それでも体調がよくならない場合は、早めに獣医に相談してください。

犬が夏バテでドライフードを食べないときの対策は?

シベリアンハスキーなどの寒い地方出身の犬や、ダブルコートの犬、パグやフレンチブルなどの短頭種の犬たちは特に、夏バテしやすい傾向にあります。

暑さ対策で夏バテ防止

夏バテが原因でドライフードを食べない時は、緊急に対応が必要なものではありませんが、甘く見て食べないまま放置していると症状が長引いたり、

栄養不足から免疫力が低下してしまったりすることがあります。

夏バテかな?と思ったら、散歩の時間帯をなるべく涼しい時間に変更したり、エアコンの設定温度を見直すなどの対策を取ります。

ご飯を食べない時はトッピングで工夫

室温や湿度を調節してもなかなかドッグフード食べない場合は、ご飯の内容を工夫して、犬の嗜好性を上げてあげるのも良いです。

人や動物がそのご飯を好んで食べるかどうかの指標を「好嗜性という言葉で表します。嗜好性が高い、ということは、その人や動物にとってそのご飯がより好ましいということです。

犬の嗜好性は、匂いや味、栄養組成や水分含量、噛み心地や舌ざわり、食事をする環境などによって決まります。

犬の嗜好性を最も上げてくれるのが「嗅覚」です。そのため、犬が嗜好性の問題でドライフードを食べてくれない場合は、嗅覚を刺激してあげるのが有効です。

ドライフードをぬるま湯でふやかし、温めてあげると喰いつきが良くなるかもしれません。また、犬用のふりかけやウェットフードなどを少量トッピングしてみるのも良いです。

ウェットフードの場合、食いつきの改善の他にも水分補給としてやドライフードをふやかし食べやすくするなどの役割も担ってくれるので

普段あまりお水を飲まない犬や飲み込む力の弱い高齢犬には特におススメです。

犬がご飯を食べないときはまず健康チェック

犬がドッグフード食べない場合、まずは病気でないことを確認します。身体が元気なのであれば、食事をする環境などを見直し、多少食べなくても我慢比べが必要になることもあるかもしれません。

犬の様子をよく観察し、必要に応じてふやかしたりトッピングをするなどしてフードを工夫してあげてください。

おススメ記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!

関連記事:夏バテに要注意!愛犬の食欲が落ちるのはなぜ?対処法と注意点!


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まとめ

ここでは、「ドッグフードを食べない時の原因・特徴と対処法」について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

◆しつけだけではない、犬を飼うに際して必要なことなど、
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大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。

愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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免疫力向上による皮膚トラブルの予防も期待できます。

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