【ドッグフード】

子犬のドッグフード選びと与え方 徹底解説!します。

「子犬がフードを食べてくれない」
「身体に悪い成分が含まれていないだろうか?」
「強く元気に成長してくれるだろうか?」

子犬のドッグフードを選ぶ際には、
成犬のドッグフードを選ぶとき以上に  
神経をつかうものです。

これらの疑問を解決するためには、ドッグフードの選び方や与え方を正しく理解する必要があります。

この記事では、子犬のドッグフードについての基本を解説します。

子犬のドッグフードの選び方に悩んだり、
与え方がわからなくて困ったりしている方は、
ぜひ参考にしてください。

安全な子犬用のドッグフードの選び方・・・とは?

飼い主が最初に理解しておきたいのは、ドッグフードの選び方です。

子犬は身体の機能が未熟ということもあり、安全性に不安のあるフードを食べ続けていると身体の不調などにつながる恐れもあるためです。

この章では、飼い主さんが子犬に継続的に安全なフードを与えるための4つのポイントを解説します。


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①国産のフードを選ぶ

一つ目のポイントは、国産のドッグフードを選ぶことです。

その理由は、以下の3点です。

  • 国によってペットフードの安全基準が異なるため、海外のドッグフードには日本では禁止されている原材料を含んでいる可能性がある
  • 国によっては、ドッグフード製造の衛生面などに不安があることもあるが、国産のメーカーであれば一定の基準が保たれている
  • 流通経路が短くなるため、鮮度がよく、保存性を保つための保存料などの添加物が少なくすむ

海外製のドッグフードが必ずしも危険というわけではないものの、通常安全性を個人で細かな部分までチェックできないため、国産のフードを選ぶのがベターです。

国産のドッグフードは、通常パッケージの目立つ場所に原産国が記載されています。(厳密にいえば、パッケージ記載の「国産」は最終加工地であるため、一般的な認識としての「国産」とは異なる場合があります。Webサイトやパッケージなどをチェックして、個別に産地などをチェックする姿勢も大切です)

②危険な添加物を避ける

人間の食事でも、健康志向が高まり「無添加」が喜ばれる傾向があります。

そして、ドッグフードにおいても避けるべき添加物はあり、無添加をアピールしたドッグフードも増えています。

むしろ、ドッグフードは人間の食品よりも規制が厳しくないことを鑑みて、飼い主さんはより慎重に判断をすべきだといえるでしょう。

ここで、注意したいのは添加物がすべて「悪」ではないという点です。

多くのドッグフードには、ビタミンや食物繊維が加えられています。

これらは栄養バランスを整えるうえで必要なものです。

また、酸化防止剤などの品質を維持するための添加物が一切使用されてない場合、極端に賞味期限が短くなってしまったり腐りやすくなったりするリスクにつながります。

注意すべき危険な添加物は、以下の添加物です。

  • 人工の保存料・酸化防止剤・保湿剤
    (プロビレングリコール・エトキシキン・BTH・BHA・亜硝酸ナトリウム)
  • 人工着色料・香料

※犬は視覚が食欲に影響しないと言われており、そもそも着色料は不要です 。

香料は、食欲喚起のために有効な場合もありますが、危険なものもあります。

最近は、「着色料不使用」のドッグフードも増えてきています。ドッグフードを選ぶときには、着色料や添加物についてパッケージを確認してみましょう。

③必要な栄養素が含まれている

犬は、最初の1年でかなり大きく成長します。

例えば大型犬の場合、最初の5ヵ月で必要な骨格の基本が全て出来上がり、体重が成犬の半分ほどになります。

子犬の時期の栄養摂取は極めて重要です。子犬が成長するために最も重要な栄養素は、新鮮なお肉や魚由来の良質なたんぱく質です。

従って、ドッグフードを選ぶときには、良質なたんぱく質が十分に含まれているか否かをチェックします。

④無理なく続けられる安価フード・・・とは

どんなに良質なペットフードであっても、飼い主さんの予算をオーバーすると、継続購入できません。

従って、ここまでご紹介した3つの条件を満たすとともに、飼い主さんの予算内で購入できるコスパの優れたドッグフードを選びましょう。

安さにこだわって愛犬が体調を崩してしまったり、将来的に動物病院に通う頻度が増えてしまったりすると元も子もないので、あくまでも栄養バランスや安全性を意識したうえで、価格を考えましょう。

そして、良いドッグフードが見つかったら、基本的に長く続けることも大切です。

子犬ならではのドッグフードの与え方

子犬の場合は、ドッグフードの与え方も成犬とは異なる工夫が必要です。

与え方を工夫しないと、愛犬がフードを食べてくれなかったり、食事の際にトラブルが生じてしまったりすることもあります。

この章では、子犬ならではのドッグフードの与え方を解説します。

①ふやかして柔らかくする

子犬の時期(生後3ヵ月頃まで)は、ドッグフード(ドライフード)をふやかして与えるようにしましょう。

ふやかすことには、3つの意味・メリットがあります。

  • 噛む力や消化する力が発達していない子犬にとって、食べやすい
  • ふやかすことで、香りが立ち、食欲が増進される
  • 水分でお腹が膨らむため、満腹感を得られやすい(食べすぎや問題行動の防止にもつながる)

熱湯でふやかすと、栄養素が破壊されてしまうなどのデメリットがあるため、40℃程度のぬるま湯でふやかすのが基本です。

また、いつまでもふやかしてフードを与えていると成長のために必要な量を食べられなくなってしまうため、頃合いを見て徐々にドライフードに切り替えます。

②細やかなフードを与える

ドライフードに切り替える際に、大きな粒のフードを与えるとうまく噛めず喉に詰まらせてしまう危険性があります。

また、細かい粒は消化吸収も良いです。

そのため、子犬の内は細かな粒のフードを与えるようにしましょう。

従って、ドッグフードを選ぶときには、粒が細かく、口のサイズに合った子犬用フードを選びましょう。

日ごろから噛んで食べているか丸呑みしてないかなど食べ方を観察し、成長段階に合わせてドライフードを選んでみましょう。

③小まめに与える

子犬は、一度に食べられる量が少なく、消化器官も未熟であるため、こまめにフードを与えるようにしましょう。

個体差や犬種による差もありますが、以下の頻度を目安にしてください。

  • 生後50日~6ヵ月未満:1日あたり3~4回
  • 6ヵ月~1年:1日あたり2~3回

できるだけ、食間の時間が均等になるように注意することが大切です。

子犬は食欲が旺盛なので、もし食べたがらなかったり、体が大きくならなかったりするときには、かかりつけの動物病院に相談しましょう。

④おやつは与え過ぎに注意

子犬は、一度に食べられる量が少なく、消化器官も未熟であるため、こまめにフードを与えるようにしましょう。

個体差や犬種による差もありますが、以下の頻度を目安にしてください。

  • 生後50日~6ヵ月未満:1日あたり3~4回
  • 6ヵ月~1年:1日あたり2~3回

できるだけ、食間の時間が均等になるように注意することが大切です。

子犬は食欲が旺盛なので、もし食べたがらなかったり、体が大きくならなかったりするときには、かかりつけの動物病院に相談しましょう。

子犬ならではのドックフードの悩みやトラブル・・・って?

子犬を育てていると、子犬ならではの食事の悩みに直面することもあります。

いざというときに慌てないで冷静に対処できるよう、子犬に起こりがちなトラブルの例をご紹介します。

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①ドックフードを食べてくれない

温度・柔らかさ・鮮度などを万全の状態で提供しても、愛犬がフードを食べたがらないことがあります。

明らかに愛犬の元気がないときや他の症状があらわれている際には、病気や体調不良が疑われるため、早急に動物病院を受診しましょう。

他の症状とは、下痢・嘔吐・発熱などです。
特に、フードだけではなく、水さえ飲まないときには深刻な症状である可能性があります。

上記のような症状ではない場合、フードの与え方を変更して様子を見る方法があります。

ドッグフードの工夫

  • ドッグフードを変更してみる
  • ドッグフードをふやかしたりトッピングを加えたりするなど、食欲を喚起するよう工夫する

与え方の工夫

  • 飼い主さんの手から与える
  • フードを与える場所や容器を変更する

動物病院へ行くべきかどうかの判断の目安は、以下の点を参考にしてください。

  • 水もフードも口にしない・・・12時間連続した場合
  • 水やおやつは口にするが、フードは口にしない・・・24時間連続した場合
  • 水もフードも口にするが、明らかに食欲が減退している・・・2~3日続いた場合

もちろん症状を見て、心配に思われたらこれらの目安時間よりも早く動物病院を受診して下さい。

特に小型犬は、食べていない時間が長くなると低血糖などで状態が悪化することがあるので早急に動物病院に行きましょう。

②ドッグフードの切り替えは段階的に

子犬の時期は、ミルク→離乳食→子犬用フードと、フードの切り替えがあります。

そして、これらの切り替えのタイミングで愛犬がフードを食べなくなってしまうのはよくあることです。

従って、ドッグフードの切り替えの際には、慎重に対応する必要があります。

ポイントは、7日ほど時間をかけて段階的に切り替えることです。

最初は、従来のフードに1~2割程度のフードを混ぜ、新しいフードに警戒を感じさせないようにしてから、少しずつ割合を増やしていきます。

フードとの相性によりお腹を壊してしまうこともあるため、体調をチェックしながらフードを切り替えるためにも段階的な切り替えは有効です。

③子犬にはどんな栄養素が必要・・・か?

子犬に必要な栄養素も押さえておきましょう。

成長のためには良質なたんぱく質が必要なことはすでにご紹介しましたが、健全かつ元気に成長するためには以下の栄養素をバランスよく摂取することが大切です。

  • 動物性たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • ビタミン
  • ミネラル

総合栄養食のドッグフードを選べば、これらの必要な栄養素がバランスよく含まれています。

また、水分も必要なので、栄養素と合わせて意識して摂取できるようにしましょう。

④体重の増え過ぎが心配

子犬の体重増加を心配する飼い主さんもいますが、結論からいえば、カロリーの多いおやつをたくさん与えている場合などを除いて、体重の増加を強く心配することはありません。

体重増加を気にして、食事制限を考える方もいますが、成長期にカロリーの制限をすると、成長に必要な栄養が摂取できないこともあります。

どうしても体重増加が気になるときには、日ごろから体重管理をしっかり行い、給与量をみながら成長過程をチェックしていきましょう。

それでも改善が見られないときや不安がぬぐえない時には、かかりつけの動物病院に相談しましょう。

子犬におススメのドッグフードは・・・

「子犬に安心して与えられるドッグフードは、結局どれ?」

ここまで記事を読んで、上記のように疑問をもっている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、必要な栄養素などを適切に判断するのはとても難しいものです。

そこでおすすめしたいのは子犬用の総合栄養食であるビューティープロドッグです。

ビューティープロドッグ子犬用は、ペットフード公正取引協議会の定める総合栄養食の基準を満たしています。

また、DHA配合(小魚粉末、海藻粉末)しており、脳の発育にも配慮。

小さい子犬のため、食べやすい小粒で、着色料無添加食品という点もポイントです。

まとめ

子犬が、大きく元気に育つために大切なのは、安全かつ栄養バランスの取れたドッグフードです。

成長のために必要な栄養がバランスよく摂れるドッグフードをしっかりと食べてもらうには、フードの選び方と与え方が大切です。

  • 国産
  • 危険性のある添加物が含まれていない
  • 必要な栄養素が含まれている
  • 継続可能な価格
    これらの条件を満たすフードを選びましょう。


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