ヒューマングレードのドックフードって何がいいの?・・・
たくさんあってどれを選んでいいか分からない・・・
このような疑問をお持ちではないですか?
恐らく多くの人が「高品質で良好なドッグフード」と答えるかと思うのですが、実はヒューマングレードのドッグフードだから必ずしも質の良いドッグフードとは限りません。
本当に質の良いヒューマングレードのドッグフードはどうやったら見つけられるのか?
ここでは選び方のポイントを解説していきながら、おすすめのヒューマングレードのドッグフード6選を紹介していきたいと思います。
ヒューマングレードのドッグフードとは人間用の食品と同等の品質管理された餌のこと!
当サイトでは、「人間が食べられる原材料を使用し、食品と同じ品質で管理されたフード」のことをヒューマングレードのドッグフードとしています。
「ヒューマングレード」は原材料に使われることが多い言葉ですが、実は特に定義はなくメーカーが自由に表現できるもの。そのため「ヒューマングレード」とうたっていても、品質はさまざまです。
人間用の食品と同等の品質管理をされたドッグフードと、そうではないフードではどんな違いがあるのでしょうか。
例えば、市販の安いドックフードは、副産物を使われることが多くあります。副産物とは、私たち人間が「肉」と認識している部位を取り除いた後に残る食肉以外の部分をいいます。
副産物は、明確な定義がなく、肝臓・心臓・腎臓などの内臓、血、脂肪組織、骨などを指すことが多いです。
内臓と聞くとびっくりする方もいるかもしれませんが、内臓は部位によっては赤身肉よりもタンパク質の含有量が高く、鉄分などの栄養も豊富。犬が必要な栄養素を含んでいるので「副産物=低品質」という訳ではありません。
しかし、市販の安いドックフードの中には、どんな副産物が入っているか不明だったり、低品質な材料を使うために添加物を使用しているものもあります。
そのため、当サイトでは「人間用の食品と同等の品質管理をされた餌」のことをヒューマングレードのドックフードとしてご紹介します。
なぜドッグフードに「ヒューマングレード」が使われるようになったのか?
冒頭でもお伝えしたように、ヒューマングレードは法による定義がありません。
完全に各メーカーが自主的に記載、あるいは謳っている言葉であり、そこに法的な根拠があるわけでもなく、また「ヒューマングレード」という言葉を使うこと自体に厳しい規制があるわけでもありません。
そもそもなぜ、ヒューマングレードという言葉を使うメーカーが増えてきたのか?
そこには、以下のようなドッグフードが今でも実在していることが背景にあります。
- 食用に適さない廃棄物を有効活用しているドッグフード。
- 劣悪な肉類を使用したドッグフード。
- くちばし、羽、糞尿などの副産物も混ぜたドッグフード。
- 農薬の残留濃度が基準値を超えた穀物・野菜を使ったドッグフード。
- 遺伝子組み換え食品を使ったドッグフード。
- 使用済みの廃油を使ったドッグフード。
要は、これらとの差別化を図るため、犬の健康と安全を守るために、人間が安心して食べられる良質で新鮮な食材・良質な部位だけを原料にしたドッグフードが増えてきました。
ただ先ほどもお伝えしたように、ヒューマングレードのドッグフードだから「安心安全」「高品質」「無添加」と決めつけてしまうのは良くないということを理解しておきましょう。
大事なのは、原材料の品質だけでなく、そのドッグフードに関わるあらゆる情報が具体的に開示されているかどうかです。隠したいことがあるようでは、良好なヒューマングレードのドッグフードとはまだまだ言い難いでしょう。
ヒューマングレードのドッグフードを選ぶ際に重要な3つのポイント!
ここからは、ヒューマングレードのドッグフードを選ぶ際に気をつけたい3つのポイントを解説します。
- できるだけ添加物の少ないドッグフードを選ぶ
- 原材料の産地も明記されているものを選ぶ
- 製造工場の管理基準などが公表されているものを選ぶ
出来るだけ添加物の少ないドッグフードを選ぶ
ヒューマングレードのドッグフードを選ぶ際に気をつけたいポイント1つ目は、できるだけ添加物の少ないドッグフードを選ぶことです。
ひとことで添加物といっても、添加物にはさまざまな種類と目的があります。以下に主な添加物についてまとめました。
添加物の種類 | 目 的 |
---|---|
栄養添加物 | 食材だけでは補いきれない必要な栄養素を補う |
着色料 | ドライフードの色を年間を通して統一したり、彩を良くする |
酸化防止剤 | 油分の酸化を抑え、食中毒を防ぐ |
防腐剤 |
カビ・細菌の繁殖を抑える、主に半生フードによく使われる |
実は、犬に必要な栄養素は40種類以上あり、食材に含まれた栄養素だけでは補うのが難しいもの。そのためビタミンやミネラルなどの栄養添加物も添加されています。
また、ドッグフードの油分が酸化すると食中毒を起こすので、酸化防止剤も必要です。しかし酸化防止剤の中には、合成して作られたBHTやBHAのものと天然由来のローズマリー抽出物などがあり、天然由来のものを選ぶことをおすすめします。
さらに、香料や甘味料などは嗜好性を高めてくれます。極度な偏食の子にはおすすめの場合もありますが、やはり天然由来のものが好ましいです。ヒューマングレードのドッグフードの中には、鶏ガラスープをパウダーにしてまぶすなど天然由来のものを使用しているフードもあります。
着色料は、季節や産地で変わる食材の色味を抑えて、ドライフードの色を年間を通して統一したり、彩を良くするために使われます。しかし、犬の嗜好性に彩はほとんど影響しないので、不要な添加物といえます。
以上のことを踏まえて、必要な添加物と不要な添加物を分けて、できるだけ不要な添加物が少ないフードを選ぶべきです。
原材料の産地も明記されているものを選ぶ
ヒューマングレードのドッグフードを選ぶ際に気をつけたいポイント2つ目は、原材料の産地も明記されているものを選ぶことです。
ヒューマングレードのドッグフードには、輸入されているものも多くあります。2007年、アメリカで中国製のドッグフードに含まれていた有害物質により、次々に犬が亡くなる痛ましい出来事がありました。これをきっかけに日本では、2008年に「ペットフードの安全法」が成立しました。
しかし、国によって食品に対する基準が異なるので注意が必要です。中国や韓国の食の安全について疑問を持っているなら、原材料の産地も確認すべきでしょう。
製造工場の管理基準などが公表されているものを選ぶ
ヒューマングレードのドッグフードを選ぶ際に気をつけたいポイント3つ目は、製造工場の管理基準などが公表されているものを選ぶことです。
全国規模の大手メーカーならトレーサビリティなども徹底されていますが、中小メーカーではそこまで行き届かないものも少なくありません。
ヒューマングレードに次ぐ安心安全のためには、製造している工場がどんな管理基準を採用しているのかが分かると安心です。
具体的には、有機JAS・HACCAP・GMP・ISOなどの管理基準があるといいでしょう。以下に、これらの基準についてまとめました。
・有機JAS:農薬や化学肥料などの化学物質に頼らずに生産された食品を表す ・HACCCCAP:食品を扱う業者で近年義務化されている衛生管理手法 ・GMP:健康食品などを製造する場合に、原料受け入れから製造~出荷までの安全と 品質を保っていることを表す ・ISO:開発から製造、販売の管理体制に対する国際標準規格
ヒューマングレードの国産ドッグフードは何がおすすめ?
ここ数年で、ヒューマングレードの良質な原料を使った国産ドッグフードも増えてきました。
まだまだ食物アレルギーや穀物アレルギーに配慮しきれていない商品も数多くありますが、それでも品質と安全性は年々向上してきているように思います。
ちなみに、当サイトが国産のヒューマングレードのドッグフードで良好だと思えるのは以下の12商品です。当サイトで調べた範囲内なので一部にしかすぎませんが、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
アドバイス・・・として、お聞きください。
本当に良好な国産のヒューマングレードのドッグフードはホームセンターやドラッグストアなどのような店舗で購入することはできません。
購入する際は、各商品の公式サイトや専門のペットショップ、あるいは楽天やアマゾンなどの通販サイトをチェックするようにしましょう。
迷ったらコレ!ヒューマングレートのおススメドッグフードに「モグワン」を選んだワケ(理由)!
ヒューマングレード選びのドッグフードとして参考にしていただきたいのですが、
そもそもなぜモグワンをおススメするのか?その理由を簡単にまとめてみました。
モグワンをおすすめする理由
- 監査・質問調査・製品分析を経た最良の業者から原材料を調達。
- ヒューマングレードの食品工場で加工出荷された原材料を使用。
- 栄養素が破壊されないようスチームで低温加熱調理している。
- 袋にロット番号が印字されている(生産日、製造した機械、いつどこから来た原材料なのか追跡可能)。
- 欧州ペットフード工業連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした施設で製造。
- 品質検査が徹底されている。
- 利用しやすい価格。
「困ったらコレ!・・・おススメのヒューマングレード」のドッグフードにモグワンを選んだ理由は上記の通りですが、実はこれらは何も特別なことではありません。
本来、すべてのペットフードがこれくらい徹底されていることが望ましいと思います。大切な家族に毎日食べさせるものですからね。
ここまで情報を開示しているモグワンなら安心して購入できますし、価格も続けやすく、また動物性タンパク質の含有量もそこまで多すぎないレシピなのでいろんな犬に合わせやすいと判断し高く評価しています。
ヒューマングレードに関する基準がまだまだ明確ではない今の時代だからこそ、モグワンのように製造工程や品質管理についての情報もきちんと開示しているドッグフードを選ぶことが「飼い主として大切」と言えるのではないか」と考えます。
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