人間と同じように、わんちゃんの健康もやはり毎日の食事が大切ですよね。
「愛犬の体にとって、より良いものを選んであげたい!」という飼い主さんも多いのではないでしょうか。
近年、飼い犬の寿命が昔に比べて大きく伸びているのをご存知ですか?
(参考元:https://www.anicom-page.com/hakusho/)
生活環境や医療の発達によるものともされていますが、
今回特に注目したいのは毎日与えるドッグフードです。
人間もそうですが、犬も食べたものから体が作られています。体に合った好いドッグフードを食べれば、毛艶も良くなり、筋肉のしっかりついた引き締まった体になります。
健康で長生きしてもらうためにも、ドッグフードの品質には気をつけてあげたいですよね。
ここでは、「愛犬に合ったドッグフード選びのコツやポイント、おすすめのドッグフード」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。
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- ドッグフードの選び方・愛犬の食事の目的に合わせる
- ドッグフードの選び方・愛犬が食べやすい形状を選ぶ
- ドッグフードの選び方・愛犬のライフステージ、体型・体質に合わせる
- ドッグフードの選び方・パッケージの「原材料名」をチェックする
- まとめ
- 当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。
- モグワンの特徴 モグワンは、原材料の約半分が良質なチキンとサーモンでできたドッグフードです。 肉・魚・野菜・果物のバランスがとても良く、 腸が弱いワンちゃんでも食べやすいよう、 油には消化の良いサーモンオイルとココナッツオイルが使われています。 手作り食の代用にもなるレシピ内容が魅力です。
- 太りやすい、お腹や皮膚が弱い、アレルギーが心配…など、 ワンちゃんのあらゆる悩みに対応しやすいのがこのモグワンです! モグワンはサーモンによるオメガ3脂肪酸が豊富なので、免疫力向上による皮膚トラブルの予防も期待できます。炭水化物源には低GI値食品のサツマイモが使われています。
ドッグフードの選び方・愛犬の食事の目的に合わせる
ドッグフードは、大きく分けて「総合栄養食」「間食」「療法食」「その他の目的食」の4つに分けられます。それぞれの表記の意味を詳しく解説します。
ペットフードのパッケージやラベルの表示の、1番はじめの項目に必ず、用途が記載されています。購入する前に、目的と合っているか確認しましょう。
総合栄養食
「総合栄養食」とは、犬の健康維持のための栄養バランスがとれたフードのことです。理論上は、この「総合栄養食」と水だけを一生与えても健康被害は起きません。
ライフステージごとに、最低限の栄養成分の基準が設けられており、その基準を満たさないと販売ができません。これらの基準は、AAFCO(全米飼料検査官協会)が定めています。
メインで与えるフードには、AAFCOの基準を満たした「総合栄養食」を選ぶと良いでしょう。
療法食
「療法食」とは、獣医師が犬の病気を治療する際に処方するフードのことです。原則的に獣医師の診断・指導のもとで犬に与えます。
なかにはペットショップなどの量販店でも取り扱いのある療法食メーカーもありますが、その場合でも、かかりつけの獣医師と、どれを選ぶのか、いつまで食べさせるのかを相談して決めた方が良いでしょう。
間食
「間食」とは、おやつやスナックなどのことです。愛犬とのコミュニケーションを取るための手段やごほうび(トリーツ)として、 限られた量を与えることを目的としています。
間食だけを食べさせると、栄養が偏ったり、カロリー過多になってしまうので気をつけます。
その他の目的食
「その他の目的食」は上記のいずれにも該当しないフードを指します。特定の栄養素やカロリーの補給、嗜好性増進の目的として与えることが多いです。
例えば、サプリメントやふりかけ、飲料などが該当します。
- 「一般食(おかずタイプ)」
- 「一般食(総合栄養食と一緒に与えてください)」
- 「栄養補完食」
- カロリー補給食
- 副食
- サプリメント ・・・などと書かれていることがあります。
「総合栄養食」以外のフードの与え過ぎに注意!・・・です。
おやつは・・・必要カロリーの20%以内
ダイエット中は10%以内・・・ですよ!
総合栄養食以外は、それだけを食べさせていると栄養バランスが偏る危険があります。病気がなく、獣医師から療法食を処方されていない場合は、メインのフードは必ず「総合栄養食」と書かれているものを選びます。
また、それ以外の間食やその他の目的食、ドッグフード以外にフルーツなどを与えている場合は、それらすべて合わせて1日あたり必要なカロリーの20%以内、ダイエット中であれば10%以内に抑えるのがおススメです。
トイレやお留守番のたびにおやつ類をあげるのが習慣化しており、ついついおやつの量が増えてしまう場合は、ドッグフードを取り分けておき、おやつ代わりにあげるのもおすすめです。
ドッグフードの選び方・愛犬が食べやすい形状を選ぶ
ドッグフードの形状にも、いろんな種類があります。
- ドライフード
- ウェットフード
- ソフトドライフード
- セミモイストフード
これらは、愛犬の好みや健康状態に合わせて使い分けると良いです。
ドライフード
「ドライフード」は、加熱・加圧押出機により発泡・成型した後に乾燥・冷却して製品化したものです。高温高圧で焼き固めた後に、油やフレーバー付きのパウダーなどを吹き付けて嗜好性を高めている製品が多いです。
特徴としては、単位あたりのカロリーが高いこと、日持ちがいいことなどがあげられます。水分含有量は大体10%以下に抑えられており、ドライフードを食べてもほぼ水分は取れません。
ウェットフード
「ウェットフード」は、缶詰やパウチなどに入っている柔らかいフードのことです。水分含有量は75〜80%と高く、泌尿器トラブルなどで積極的に水分を取らせたい場合などに使えます。また、においもよいので、食いつきが悪いときなどにドライフードにトッピングする、などの使い方もできます。
特に寒い時期やシニア犬で嗅覚が落ちている場合などは、お皿にうつして電子レンジで10〜20秒ほど温めると、においが強まり嗜好性が高まるのでおすすめです。温めた場合は、与える前に必ず、熱くなりすぎていないか確認してから与えるようにします。
半生フード
「半生フード」は、ソフトドライフードやセミモイストフードの総称です。それぞれ、加工方法が異なります。
「ソフトドライフード」はドライフードと同じく加熱・発泡加工がしてあり、水分含有量は10〜30%ほどあります。少し柔らかく、においが強いのも特徴です。
「セミモイストフード」は加熱・発泡加工がされておらず、肉や野菜を押出機で成形してカットした状態のものです。水分含有量は25〜35%ほどで、生に近い状態ですので、においや弾力なども本物に近いのが特徴です。
半生タイプのドッグフードを与える際の注意
半生タイプのドッグフードは、ドライフードやウェットフードのいいとこ取りをしており、一見すると硬いフードを食べるのが難しいシニアなどに良いように思われますが、これらのフードはぬるま湯につけても、それ以上は絶対柔らかくなりません。
そのため半生タイプのドッグフードは、ハイシニアになり、嚥下能力が落ちると、喉に詰まる可能性があり、注意が必要です。
若いうちに、嗜好性を高めるためにたまに使用する分にはいいですが、メインのフードにすると、これ以外食べなくなった場合に困ります。できればハイシニアになる前に、ドライフードかウェットフードに切り替えておくことをおすすめします。
ドッグフードの選び方・愛犬のライフステージ、体型・体質に合わせる
ライフステージごとに必要な栄養が異なります。愛犬のライフステージに合わせたフードを選びましょう。
例えば、生後2〜3ヶ月齢の子犬はまだ胃が小さく、消化器も未発達のため、一度にたくさんの量は食べられません。その分、子犬用のフードは少量でもしっかり栄養が取れるように、カロリー密度が高く作られています。
成長期は、成犬に比べて体重1kgあたり約2倍のエネルギー量が必要で、タンパク質、脂肪、カルシウムをはじめ、ほとんどの栄養素を多く必要とするため、少しずつでも良いので、しっかりと食べることが重要です。
子犬用フードから成犬用フードへ切り替える時期
小型犬であれば、避妊や去勢をするタイミング(だいたい生後半年くらい)で成犬用フードへの切り替えを検討すると良いでしょう。
犬種にもよりますが、中〜大型犬の場合、ゆっくり体が成長するので、切り替え時期は1歳〜1歳半で体の成長が止まる時期を目安にすると良いでしょう。
その後シニア用フードに切り替えるタイミングにお悩みの方も多いと思います。実は、ペットフード協会の規則では、「妊娠期/授乳期」「幼児期/成長期」「維持期」「オールステージ」の4種類しか分類されていません。シニア期のフードに関しては決まりがないのが現状です。基本的には、メーカーが提示する年齢に合わせたフードを選ぶと良いでしょう。
ちなみに上記の分類ごとに、必要な成分の下限値が設定してありますが、その基準を越えてさえいれば、基準値ギリギリでもふんだんに入っていても「総合栄養食」と名前をつけて販売が可能です。
当然、体にいい成分をたくさん入れているフードはその分高くなり、ギリギリの栄養素で作っているフードは安くなります。残念ながら、「激安だがとってもいいフード」は存在しません!!
商品価格は原材料に比例すると考えましょう。
ドッグフードの選び方・パッケージの「原材料名」をチェックする
ドッグフードのパッケージの側面には、原材料が必ず書いてあります。この表記に対する知識をもち、フードを選ぶ際には、飼い主さんが愛犬にふさわしいかきちんと判断できるとよいでしょう。
原材料は、含有量が多い順から表記しなければいけないという決まりがあります。しかし逆に、特定の原材料名を記載できない場合もあります。
表示規定により、「ビーフ」「チキン」「まぐろ」などの特定の原材料を記載するには、5%以上その原材料が含まれていないといけません。そのため、原材料の割合が低いと、はっきり「肉」とは書けないため、「肉類」「チキンパウダー」などと記載せざるを得ないのです。
まずは、愛犬の健康上の問題がないのであれば、原材料の1番最初に肉類か魚類の名称が明記されているフードを選ぶと良いでしょう。
犬は肉食動物と同じように、肉の味を認識するセンサーが舌に多く存在することがわかっており、同じタンパク質含有量のフードでも、穀物が主体のフードより肉が主体のフードを好む傾向にあります。
また、犬はオオカミからの進化の過程で雑食動物になりましたが、やはり人間と比べるとあまり炭水化物などの消化は得意ではありません。
犬のフードやおやつに入ってる添加物って危険なの?
バランスの取れた栄養を供給するための添加物 ・・・ビタミン・ミネラル・アミノ酸などの各種栄養素
ペットフードの品質を一定に保つための添加物 ・・・保湿剤(プロピレングリコール)・酸化防止剤など
その他の添加物・・・発色剤(亜硝酸ナトリウム)・着色料など
原材料表記の後半は添加物です。ドッグフードには、体に必要な添加物(ビタミンなど)や、品質を保持するために必要な添加物(酸化防止剤など)まで、様々な役割の添加物が含まれています。
また、添加物の中でも、人工化合物に由来する合成添加物と天然素材に由来する天然由来の添加物の2タイプに分けられます。
ドッグフードに含まれる添加物の種類
合成酸化防止剤
- BHA
- BHT
- エトキシキン
天然由来の酸化防止剤
- ミックストコフェロール
(ビタミンE) - アスコルビン酸ナトリウム
(ビタミンC) - ローズマリー抽出物
- クエン酸
合成添加物の一部は、効果は安定していますが、使用量によっては健康に影響を及ぼす恐れあるともいわれています。(https://www.env.go.jp/press/files/jp/24161.pdf)
ただし、市販のペットフードは、「ペットフード安全法」という法律に則って作られており、上記3つの合成添加物は使用制限(成分規格)が定められています。
国内で流通するドッグフードであれば、成分規格を超える量を含むことはないので、過剰に気にする必要はないでしょう。
もしもどうしても「合成添加物」に抵抗がある場合は、上記にあるローズマリー抽出物など、天然由来の酸化防止剤を使用しているフードを選ぶと良いかもしれません。
ただし、天然由来の酸化防止剤は、酸化を止める力が弱いです。その分、消費期限を短く設定してあることもあります。
ちなみに、色素を添加しているフードもあります。
色とりどりの粒が入っているフード、よく見かけます。おそらく「カラフルな方がおいしそうに見える????」といった理由で色をつけていると思われます。
犬は赤や緑の色素は認識しづらいと言われており、またドッグフードがカラフルなことで食欲が増すことも検証されておりません。
使用しなくとも好い「添加物の一例」と考えます。
ドッグフードの劣化防止対策
様々な酸化防止剤がありますが、どのドッグフードも開封した瞬間から、どんどんドッグフードは劣化していきます。特にドライフードなどの、油を吹き付けてあるフードは、油が酸化し、どんどんにおいが変わって行きます。
- 夏場は1ヶ月、冬場は2ヶ月程度で食べ切れる容量のドッグフードを購入する
- 購入後は、密封容器で保存する
- 袋の開け閉めを最低限にする
などにも気をつけましょう。
天然の酸化防止剤を使用したフードを購入しても、ご家庭での管理方法によってせっかくのフードを酸化させてしまっては、意味がありません。
まとめ
ここでは、「愛犬に合ったドッグフード選びのコツやポイント、おすすめのドッグフード」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。
愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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