神経の疾患です。
最初にパグで多発する病気として紹介されたので
「パグ脳炎」という俗称がつきました。
壊死性髄膜脳炎とは、以前パグに良くみられる脳炎ということで「パグ脳炎」と呼ばれていた病気です。現在ではマルチーズ、ヨークシャー・テリア等パグ以外の特定の犬種にも発生することが分かってきました。
原因は、はっきりとは分かっておらず、また確実な治療法はありません。発症すると症状は徐々にまたは急速に進行していき、治療の効果が見られなければ数週間〜数ヶ月で死に至ることもある恐ろしい病気です。
ここでは、「犬の病気 壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。
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- 壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)
- パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)の概要
- パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)の症状
- どんな犬がかかりやすいのか?
- パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)の原因
- パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)の予防、治療
- パグの特徴
- 「しつけのプロ」のチカラを借りるのもアリだと思います
- 「しつけ教室の問題点」と「飼い主としてのスキル不足」を解消する方法
- まとめ
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壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)
壊死性髄膜脳炎(Necrotizingmeningoencephalitis:NME)とは別名パグ脳炎とも呼ばれる、犬の脳全体に壊死といった炎症が起こる慢性的な脳の病気です。
発症すると短期間に様々な神経症状が犬にみられ、その多くは死に至る恐ろしい病気です。
パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)の概要
壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)は、大脳の表面(大脳皮質)の一部で原因不明の炎症が起こり、次第に大脳の表面全体や小脳、脳幹へと炎症や壊死が進行していき、
それに伴った神経の症状(全身性のけいれん発作など)が現れる病気です。
最初にパグで多発する病気として紹介されたので「パグ脳炎」という俗称がつきました。現在はそのほか犬種でも報告があるため、壊死性髄膜脳炎と呼ばれることが多いです。
発症の原因はいまだに不明ですが、発症犬では脳の一部の細胞に対して自分自身が攻撃をしてしまう異常(自己抗体産生)が確認されており、
自己免疫の異常による病気(自己免疫疾患)である可能性も疑われます。
パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)の症状
発症する年齢は子犬でも成犬でも発症しますが、多くは1~3歳です。
発生率に性差はありませんが、雌では発情後に発症する例が多いようです。
初期症状として、犬に短期間で発作、視覚障害が見られる様になり、運動もしたがらなくなります。これらは大脳皮質の異常によるものです。
さらに、進行すると、犬がぐるぐる回る旋回運動を起こしたり、頸が常に傾く斜頸、手足を無意識にバタつかせる遊泳運動がみられるようになります。
ほかにも性格の変化や失明、昏睡など重篤な症状が犬にみられるようになります。最終的には重積発作や誤嚥により死亡するか、それ以前に安楽死が選択されることもあります。
どんな犬がかかりやすいのか?
パグでの報告が多いですが、
・ポメラニアン、
・マルチーズ、
・ヨークシャー・テリア、
・ペキニーズ、・シー・ズー、
・チワワ、
・ミニチュア・ダックス、
・ボストン・テリア・・・などにも発症します。
生後4ヵ月以降〜3歳までの比較的若い年齢で見られることが多い病気です。
パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)の原因
パグ脳炎の原因は、現在のところ十分に解明されていません。
ただ、ほとんどすべての症例が特定の小型犬種に集中しているため、遺伝的要因が関係した免疫介在性疾患(めんえきかいざいせいしっかん)の可能性が高いと考えられています。
一方で、血のつながりがないはずの多頭飼育の2頭の犬が同時に発症したケースもあり、何らかのウイルスの感染が関与している可能性も指摘されていますが、こちらも証明はされていません。
パグ脳炎(壊死性髄膜脳炎)の予防、治療
現在のところ、パグ脳炎の特効薬はなく、抗けいれん薬やステロイド剤を投与して発作を減らしたり、症状を緩和したりする対症療法がメインとなります。
慢性経過するケースでは、数ヶ月かけて徐々に症状が悪化していきます。後者の場合でうまく薬が効果を表した場合には、数年間延命できることもあります。
予防法は特にありません。
報告がある犬種で、特に若齢犬は症状が現れないか普段から注意しましょう。
治療は、現在確立された方法はありません。治療の甲斐なく数日で死亡する犬も多いです。
一般的に初期の症状に対して、ステロイド剤の免疫抑制量での投与、抗てんかん薬の投与が行われます。
補助的に脳圧を下げる薬を投与することもあり、発作による発熱がある場合は体温調整などが行われます。重症化した犬は誤嚥性肺炎を起こしやすく、誤嚥が疑われる場合はそちらの治療も行います。
パグ脳炎は治療開始が遅すぎると治療の効果が現れなくなることも確認されているので、早期発見・早期治療が、その後の生存を左右するといえるでしょう。
最悪の事態を防ぐためにも、日頃から愛犬の体調に気を配り、少しでも異常を感じた時は、すぐに獣医師の診断をあおぎましょう。
パグの特徴
歴史・・・紀元前から飼われていた歴史ある犬
パグは古い歴史をもつ犬種の一つで、もともとはチベットの僧院で飼育されていたといわれています。紀元前400年以前に中国の王室で飼われるようになり、中国の文献や美術品にも登場しています。
その後、東インド会社の船に乗ってヨーロッパに渡り、オランダの王室で愛されるようになりました。
そして、ヨーロッパの貴族の間に広まり、ナポレオン皇帝の妻・ジョセフィーヌ、イギリスのウイリアム3世、ロシアのエカテリーナ2世などもパグを飼っていたことで知られています。
日本には14世紀頃には伝えられていたといわれています。
サイズ・・・理想体重は6.3~8.1㎏
日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、パグの理想体重を6.3〜8.1kgとしています。
パグという名前の由来は、一般に、ラテン語で「握り拳」を意味する「pugnus(パグナス)」から来ているという説が有力ですが、
ほかにも中国語で「いびきをかいて眠る王様」を意味する「覇歌(パー・クー)」から来ているという説や、古い英語で「優しく愛されるもの」から来ているという説があります。
シワシワの顔に丸い目、スクエアな体躯、筋肉質のボディが特徴です。
耳は、前に垂れたものが「ボタン耳」、
短く巻いたものは「ローズ耳」と呼ばれています。
尾はお尻の上でできるだけ硬く巻いているものが望ましく、二重巻きならさらによいとされています。
「しつけのプロ」のチカラを借りるのもアリだと思います
これまで紹介した方法を試してみても、なかなかいうことを聞いてくれない・・・そんな時は、犬のしつけのプロフェッショナルのチカラを借りるというのもひとつの方法です。
最近では、動物病院でもしつけ教室を行っているところが増えています。
大切なのは、「犬がプロのいうことを聞くようになること」ではありません。
「犬が飼い主と信頼関係を築けるようになること」です。そのため、プロのアドバイスを受けながら、飼い主自身がしつけていけるような方法をおススメします。
関連記事:最強の「犬社会化トレーニング方法」はどうするの?ポイントは?
「しつけ教室の問題点」と「飼い主としてのスキル不足」を解消する方法
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関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!
まとめ
ここでは、「犬の病気 壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。
愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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