【犬と暮らす】目の疾患

犬の目の病気・角膜炎とはなに?原因・症状・治療・予防方法は?

犬の目は傷がつきやすくトラブルの起こりやすい部位です。
犬の目の病気の代表的なものといえば「角膜炎」です。

表面の黒目を覆っている透明な膜を角膜といいます。
角膜に炎症がおこる角膜炎は、悪化しやすく放っておくと失明に至るほどの危険な目の病気です。

角膜炎についてきちんと知って、しっかり完治・予防を目指しましょう!

 角膜とは黒い瞳の表面をおおう一番外側にある透明な膜で、
 外部からの光を眼球の中に通します。

 角膜炎とは、何らかの原因により
 この角膜に炎症が起きている状態のことです。   

 角膜炎の主な原因としては慢性的な刺激や自己免疫異常、
 感染や外傷などが挙げられます。

 

 

ここでは、「犬の目の病気・角膜炎の原因・症状・治療・予防法」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。

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角膜炎・・・目の疾患・概要

角膜炎とは、正面から眼を見て、いわゆる「黒目」の部分の一番外側にある無色透明な膜(角膜)に、何かしらの理由で炎症が起きた状態のことです。

角膜表面(角膜上皮)で起きている「非潰瘍性角膜炎」と角膜内部(角膜実質)の欠損が起きている「潰瘍性角膜炎」があり、一般的に非潰瘍性角膜炎を角膜炎、潰瘍性角膜炎を角膜潰瘍と呼びます。

原因は目の乾燥(ドライアイ)、感染(細菌、ウイルス)、物理的な刺激(さかさまつげ、まぶたの内反、シャンプーなどの刺激、皮膚のしわの接触)、免疫の異常などがあります。

その中でも、免疫の異常が原因の角膜炎は犬種と目の症状が特徴的で、そのほかの角膜炎と治療も若干の違いがありますので、下記の犬種で何度も繰り返す角膜炎が疑われる場合は、専門家にしっかりと診断をしてもらうと良いでしょう。

ジャーマンシェパード、グレーハウンド(慢性表在性角膜炎:角膜に肉芽形成)、シェットランド・シープドッグ、ミニチュア・ダックスフンド(点状表層性角膜炎:点状に角膜が損傷)。

角膜炎を起こしている犬は慢性化すると角膜が濁ってしまい、黒目の部分がぼやけて見えたり、黒ずんで見える場合が多いです。

正面から目に光を当ててみて綺麗に目の奥の構造が見えるか普段から確認をしてみると、悪化する前に犬の角膜の異常に気がつくと思います。

月に1回程度でも十分なので、定期的に自宅でもしっかりと犬の目を確認してあげましょう。

角膜炎の症状

軽度な場合は無症状です。慢性的な角膜炎が多く、症状がある場合は、目を眩しそうに閉じたり(羞明)、気にして目を床や前足でこすったりします。

・涙が増える場合や、
・逆に乾性角結膜炎(ドライアイ)で涙が減り、
 脂と膿の塊が目の周りをベットリと汚してしまう場合があります。

目を正面から眺めると、
・結膜(白目)は赤く充血し、
・黒目(角膜)は白く(角膜の炎症やむくみ)なったり、
・血管が入り込んで赤くなったり、
・黒ずんでモヤがかかったよう(角膜の色素沈着)になったりします。

角膜炎の対象

好発犬種は

短頭種・・・
・シー・ズー、
・パグ、
・ペキニーズ、
・フレンチ・ブルドッグ

免疫介在性の角膜炎を起こす犬種・・・
・ミニチュア・ダックス、
・シェットランド・シープドッグ、
・ジャーマン・シェパード、
・イタリアン・グレーハウンド

・・・などが挙げられます。

角膜炎の原因

角膜炎の原因はさまざまなものがあり、以下のようなものが挙げられます。

角膜炎の原因

・感染
・外傷
・慢性刺激
-眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)
-眼瞼腫瘍(がんけんしゅよう)
-逆さまつ毛
・涙の膜の機能障害(涙による保護機能の低下)
・免疫介在性疾患(免疫の異常)
-慢性表在性角結膜炎※1
・神経の異常※2
-三叉(さんさ)神経麻痺
-顔面神経麻痺

・・・など

(※1)免疫の異常で起こる角膜炎に慢性表在性角結膜炎がありますが、これはジャーマン・シェパード・ドッグとグレーハウンドがかかりやすいといわれる疾患で、両目に発症し、慢性的に進行していきます。角膜表面の傷を治そうとその部分に肉が盛り上がったり、血管が角膜全体に伸びてきたりし、最終的に失明する恐れもあります。

(※2)三叉神経麻痺や顔面神経麻痺では、目の表面が乾燥することにより、角膜炎が発症します。角膜潰瘍が同時に起こることもあります。

他にも角膜の組織の状態が変わってしまって、角膜炎になることもあります。これには、小さな円状の病変が点在するように見られる点状表層角膜炎などがあります。

角膜炎は上記のように原因がさまざまありますが、炎症の原因が分からないことも多いです。

角膜炎での検査は以下のようなものがあります。

角膜炎の検査

・視診※・・・角膜炎の原因になるようなものがないか肉眼でしっかり観察する

・細隙灯検査(スリットランプ)・・・細い光を目に当て、異常がないかを調べる検査

・フルオレセイン染色(角膜染色)

・シルマーティア試験・・・涙の量が正常かを測定する検査

・・・など

他の眼疾患や全身性疾患が疑われる場合は、さらなる眼科検査や血液検査なども必要な検査が行われます。

例えば、神経異常を疑う場合は目の周りの反射が正常かを調べたり、CT検査やMRI検査を行ったりすることもあります。

(※1)免疫の異常で起こる角膜炎に慢性表在性角結膜炎がありますが、これはジャーマン・シェパード・ドッグとグレーハウンドがかかりやすいといわれる疾患で、両目に発症し、慢性的に進行していきます。

角膜表面の傷を治そうとその部分に肉が盛り上がったり、血管が角膜全体に伸びてきたりし、最終的に失明する恐れもあります。

(※2)三叉神経麻痺や顔面神経麻痺では、目の表面が乾燥することにより、角膜炎が発症します。角膜潰瘍が同時に起こることもあります。

他にも角膜の組織の状態が変わってしまって、角膜炎になることもあります。これには、小さな円状の病変が点在するように見られる点状表層角膜炎などがあります。

角膜炎は上記のように原因がさまざまありますが、炎症の原因が分からないことも多いです。

角膜炎の予防

予防として、日常生活の中で目に刺激になるものを避けましょう。草や小枝があるような場所の散歩は気をつけ、シャンプー時にはシャンプー剤などが目に入らないように注意しましょう。

鼻周りの毛やさかさまつげなど、眼周りの毛が原因になることもあるため、犬の目に毛が入りそうであればトリミング・カットをしてあげるコトで、角膜炎を予防できるでしょう。

物理的な刺激を減らすため、皮膚のかゆみがある犬にはエリザベスカラーを装着する、眼の表面の保護のために点眼薬を定期的に点眼することも、予防につながります。

好発犬種は普段から目をよく観察して、異常がないか確認をすると悪化を防げます。
犬の目の様子に不安があれば、動物病院で相談することをおススメします。

角膜炎の治療

治療には、感染に対して抗菌点眼薬や、ステロイドまたは非ステロイドの消炎剤の点眼薬、目の保護として人口涙液の点眼薬などが使用されます。

免疫介在性の角膜炎は、ステロイドの点眼薬に対して非常に反応が良いでしょう。

重症化した犬には自己血液中の液体成分(血清)を抽出して、血清点眼を作成して、角膜の再生を促します。

犬用のコンタクトレンズで目を保護する場合や、手術で結膜と角膜を一時的に覆い、角膜の保護と再生を促す場合もあります。

関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!

まとめ

ここでは、「犬の目の病気・角膜炎の原因・症状・治療・予防法」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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