【犬と暮らす】目の疾患

犬の目の病気・乾性角結膜炎とは?原因・症状・治療・予防法は?

大きな目のワンちゃんに多い乾性角結膜炎(ドライアイ)。

乾性角結膜炎(KCS)は、涙の量が減少することで、目の表面が乾き、結膜や角膜に炎症を起こす自己免疫疾患です。

  一度かかってしまうと慢性化してしまい、

  生涯にわたりケアをしなければならないこともあります。  

ここでは、「乾性角結膜炎(ドライアイ)」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。

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  1. 乾性角結膜炎・・・目の疾患
  2. 乾性角結膜炎の概要
      1. それ以外の原因としては、 ・感染症(ジステンパーウィルス感染など)や先天的に涙腺が小さい場合、 ・神経障害(顔面神経、三叉神経)、 ・手術、外傷による涙腺や瞬膜腺の障害、 ・甲状腺機能低下症など全身的な病気によるもの、 ・一部薬剤の副作用          ・・・などが考えられます。
      2. ◆犬の涙の成分は大きく分けて3つあります。 ・1つ目は油成分で、まぶたの端部から少しずつ目に供給されています。 ・2つ目は涙腺から供給される水分で、涙の主成分です。 ・3つ目はムチンというネバネバ成分です。
      3. ◆自宅でチェックするポイント ①朝、犬が朝起きた直後の目に黄緑色のネバついた目ヤニがベッタリと絡み、目が開かない、 ②下まぶたと眼球の境目に涙の溜まった状態(涙液メニスカス)が見当たらない、 ③角膜(眼球の表面の透明な部分)を明るいところで眺めると、黒くモヤがかかったように見える(角膜への色素沈着)および結膜(白目)が赤い、などを確認すると良いでしょう。
  3. 乾性角結膜炎の症状
      1. ・ネバついた黄緑色の目ヤニが出ます。目を眩しそうに閉じたりします。 ・白目が充血し(結膜炎)、犬も気にして床や前足でこすります。 ・黒目表面の透明な部分(角膜)は白く、または黒く曇ったようになります。    (角膜炎、色素沈着) ・重症化すると角膜の透明度が落ち、視力障害や失明してしまう場合もあります。
  4. 乾性角結膜炎の対象
      1. ◆生まれながらに涙腺が小さい犬種 ・ヨークシャー・テリア、 ・チワワ        ・・・など、
      2. ◆免疫介在性により発症しやすい犬種 ・アメリカン・コッカー・スパニエル、 ・ボストン・テリア、 ・キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、 ・イングリッシュ・ブルドッグ、 ・ラサ・アプソ、 ・シー・ズー、 ・パグ、 ・ペキニーズ、 ・ミニチュア・シュナウザー、 ・サモエド、 ・イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル・・・など
  5. 乾性角結膜炎の予防
  6. 乾性角結膜炎の治療
    1. 犬が乾性角結膜炎になってしまったら・・・
  7. まとめ
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    1. 関連

乾性角結膜炎・・・目の疾患

  乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)とは、
  KCS(Keratoconjunctivitis sicca)とも呼ばれ、

  涙の量や質が低下して起こる眼疾患です。

 

  人ではドライアイといわれ、
  犬ではよくみられますが、猫での発生は少ないです。     

 

  白目が赤かったり、粘っこいめやにが出たりします。

乾性角結膜炎の概要

乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)とは、涙の量が減少することによって起こる角膜や結膜の慢性的な炎症です。

いわゆる「ドライアイ」です。

ドライアイと聞くと、何となくパソコン作業やコンタクトレンズの装着などによる「疲れ目」をイメージすると思います。しかし、犬の場合、目を休めるだけでこの病気から回復することは期待できません。

なぜなら、犬の乾性角結膜炎は、免疫の異常(免疫介在性)によって涙腺が炎症を起こし、涙腺組織が減少して涙が少なくなることで発症する場合が多いと考えられているからです。

それ以外の原因としては、 ・感染症(ジステンパーウィルス感染など)や先天的に涙腺が小さい場合、 ・神経障害(顔面神経、三叉神経)、 ・手術、外傷による涙腺や瞬膜腺の障害、 ・甲状腺機能低下症など全身的な病気によるもの、 ・一部薬剤の副作用          ・・・などが考えられます。

 

◆犬の涙の成分は大きく分けて3つあります。 ・1つ目は油成分で、まぶたの端部から少しずつ目に供給されています。 ・2つ目は涙腺から供給される水分で、涙の主成分です。 ・3つ目はムチンというネバネバ成分です。

油成分は涙の表層にあって水分の蒸散を防ぎ、水分にムチンが混ざることで目全体にまんべんなく粘弾性のある涙が広がって、目を保護してくれます。

この中のどの成分が不足しても乾性角結膜炎になりますが、涙腺から供給される水分の不足によるものが多いです。

この病気が軽度な場合、症状はほとんどないので、動物病院で涙の量を測定しないと気がつかない場合も多いでしょう。

進行した場合は、飼い主が自宅で犬の目をしっかりと確認すると、比較的簡単に異常に気がつくと思います。

◆自宅でチェックするポイント ①朝、犬が朝起きた直後の目に黄緑色のネバついた目ヤニがベッタリと絡み、目が開かない、 ②下まぶたと眼球の境目に涙の溜まった状態(涙液メニスカス)が見当たらない、 ③角膜(眼球の表面の透明な部分)を明るいところで眺めると、黒くモヤがかかったように見える(角膜への色素沈着)および結膜(白目)が赤い、などを確認すると良いでしょう。

乾性角結膜炎が進行すると目の違和感が増し、角膜の色素沈着で視力が低下します。そのようになる前にできるだけ早めに気づき、治療に入ることが理想的です。

乾性角結膜炎の症状

涙が出ないことで、目の表面は酸素・栄養不足に陥ります。そして脱水が起こることで、結膜充血や浮腫が起こります。

これらにより痛みを伴うため、眼瞼けいれんが出たり、痛みで目が開かず、ショボショボする様子が見られます。

涙で汚れの洗浄が行われず、感染に対する抵抗力も失われているため、膿性の目やにが出ます。また涙は、鼻からのどに向かって流れて、飲み込むことで産生量が調節されています。

涙の量が少ないと流れる量も少なくなるため、病変のある片方の鼻が乾燥しやすくなり、鼻づまりが出たりすることもあります。

・ネバついた黄緑色の目ヤニが出ます。目を眩しそうに閉じたりします。 ・白目が充血し(結膜炎)、犬も気にして床や前足でこすります。 ・黒目表面の透明な部分(角膜)は白く、または黒く曇ったようになります。    (角膜炎、色素沈着) ・重症化すると角膜の透明度が落ち、視力障害や失明してしまう場合もあります。

乾性角結膜炎の対象

好発犬種としては、

◆生まれながらに涙腺が小さい犬種 ・ヨークシャー・テリア、 ・チワワ        ・・・など、

◆免疫介在性により発症しやすい犬種 ・アメリカン・コッカー・スパニエル、 ・ボストン・テリア、 ・キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、 ・イングリッシュ・ブルドッグ、 ・ラサ・アプソ、 ・シー・ズー、 ・パグ、 ・ペキニーズ、 ・ミニチュア・シュナウザー、 ・サモエド、 ・イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル・・・など

乾性角結膜炎の予防

決定的な予防法はありませんが、部屋を加湿して目の乾燥を防ぎ、まぶたを温め、やさしくマッサージすることで涙の油分の分泌を促し、涙の蒸散を防ぐことが可能です。

遺伝以外の原因としては、前述のように慢性の眼瞼結膜炎から続発して涙がでにくくなって乾性角結膜炎に移行することが多いです。結膜炎をコントロールするためには、目の周囲を清潔に保つことを心がけましょう。ホットパックを毎日の習慣にできると良いですね。

また、ペットが目をショボショボさせる様子が見られたり、目やにが急に増えた場合は、早めにかかりつけの動物病院を受診しましょう。

乾性角結膜炎の治療

治療は原因によってさまざまですが、内科療法が主体で継続的な治療が必要になります。

人口涙液の点眼薬により涙の成分を補い、免疫抑制剤の点眼薬で涙腺の炎症を抑えて涙の産生を促したり、副交感神経を刺激する薬の内服や点眼薬によって涙の産生を促す場合もあります。

感染症や全身的な病気から発症した場合は、そちらの治療を並行して行います。

早い段階で治療に入ると内科療法で十分コントロールできる場合が多いですが、重症化して内科治療に反応がない場合、耳下腺(唾液の成分を産生)管を移植し、涙の代替をする手術を行う場合があります。

この手術は涙の成分を唾液の成分で代替するので、合併症などもあります。専門家としっかり相談した上で決定します。

犬が乾性角結膜炎になってしまったら・・・

乾性角結膜炎を引き起こす全身的な病気があれば、まずそちらの治療を行います。

免疫介在性と思われる乾性角結膜炎(KCS)では、免疫抑制剤であるシクロスポリンの眼軟膏または点眼が用いられます。シクロスポリンの内服や抗生剤の点眼も併用することがあります。

一般的には免疫介在性の乾性角結膜炎では、治療によく反応し、改善するケースも多いです。
しかし、2カ月ほど経過しても改善しない場合は、治療での改善は難しい傾向にあるといわれています。

シクロスポリンで反応がなければ、タクロリムスなど他の免疫抑制剤の点眼を試みます。

涙液量の改善がみられたら、眼軟膏または点眼などの回数を減らしていきますが、中止すると再発してしまいます。

定期的な検査と治療の継続が必要です。

角膜の保護としては、
・角膜保護成分の点眼
 -ヒアルロン酸や人工涙液など
・軟膏による眼球表面の保湿
を行います。

原因を除去できない場合や、先天性、元に戻らない変化による場合は、生涯角膜の保護を行っていくことになります。

角膜潰瘍を併発していたら、その治療も行います。

乾性角結膜炎の犬では、角膜潰瘍は急速に進行することも多く、注意が必要です。

目や犬の様子におかしいところがあれば、動物病院を受診しましょう。

関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!

まとめ

ここでは、「乾性角結膜炎(ドライアイ)」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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