既存ショップへ行っても、ネットショップをのぞいても、
沢山のドッグフードがあり、選び方で迷ってしまいます。
ドッグフードの選び方を教えてください。
人間と同じように、愛犬の健康を支えるためには、
毎日食べるごはんがとても重要です。
しかし、愛犬にあったドッグフードの選び方が好く判らず、
ドッグフードのおすすめランキングなど十分な根拠がない情報で、
ドッグフードを選んでしまうケースも多いですね。
そこで、今回の記事では、犬種や年齢など愛犬に合わせたドッグフードの選び方の基準や、ドッグフードを選ぶ際によくある間違いについて説明していきたいと思います。
ここでは、「ドックフードの犬種、体型、年齢別での選び方」等について判りやすくまとめてみました。
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- ドッグフード選びで注意すること
- 犬種別のドッグフードの選び方とポイント
- 年齢別のドッグフードの選び方
- まとめ
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ドッグフード選びで注意すること
ドッグフードを選ぶ際に、飼い主さんによってこだわりたいポイントは異なります。
どんなことを注意して選ぶべきかを説明します。
合成酸化防止剤
人間の食品でも同様ですが、フードの劣化を防ぐために合成酸化防止剤などの添加物が使用されている場合もあります。
この合成酸化防止剤は、時として犬の体に悪影響を及ぼすこともあります。
国内で流通しているドッグフードに関してはペットフード安全法で添加物及び原材料の表示は義務化されているため、確認をすることが出来ます。
より添加物の含まれない安心なものを選びたい場合は、無添加のものを選ぶことをおススメします。
原材料
表記されている原材料に注目します。
何を使用しているか、原材料が国産かどうかなど、有意義な情報がパッケージにはたくさん集約されています。
例えば、 ・たんぱく質の割合を多く含むように作られているのか、 ・グレインフリーで穀物は使用していないのか、 ・食物繊維を摂るべく野菜などが含まれているのか、 ・・・など、ドッグフードによって異なり、何を重視して選ぶかということにもつながります。
また、原材料の国産か否かなどもパッケージに表記されていることが多いです。
◆より安心なものを与えたいという飼い主さんの中には、 ・全材料を国産のものであることや、 ・人が食べられる品質のものを使用していること、 ・・・にこだわって選んでいるという声もあります。
アレルギー
アレルギーがあるワンちゃんはアレルゲンの含まれていないものを選んだり、アレルギー反応を起こしにくいようにたんぱく質を低分子化されているなどの配慮されているご飯を選ぶ必要があります。
アレルゲンは検査によって明らかにすることができます。
普段から皮膚、排便などの状態を観察することで、
アレルギーの兆候が見られた場合にいち早く気付き、受診できる可能性が高まります。
愛犬の体質にどんな傾向があるのかを把握するためにも、
普段食べているごはんの原材料も把握して、アレルギー体質である傾向が見られた場合は、
アレルギーになりにくい素材のドックフードを選ぶなどの工夫をします。
酸化
フードが開封してから含まれる脂質が酸化するなどによって、質は劣化します。
そのことによって、肝臓などの内臓に負担がかかり、血液検査を行ったときに数値が上がることもあります。
より健康な体を作るためにも、酸化したフードを与えることは好ましくなく、NG!です。
コストパフォーマンスを考えて大袋を選んでしまいがちですが、「酸化を防止を意識」するのであれば、小袋ごとに分包されているものや、食べきりサイズのドックフードを購入するとより安心です。
品質管理
どんな環境でドッグフードが作られ管理されているかが不透明なことが多く、国内のメーカーであっても生産や流通は海外から、というケースも少なくありません。
人間が食べるものを生産する時と同じ水準で衛生基準を設けていたり、国内に生産工場を設けているというメーカーも最近増えてきています。
私たち人間が食べるものと同じ環境で、かつ国内でというのはイメージも付きやすく、安心できる要素の一つになり得ます。
ドッグフードを選ぶ際の一つの基準にされると好いですね。
総合栄養食に準拠しているか?
総合栄養食とは、「このフードと水だけで与えれば健康的な生活が送れる」という必要な栄養バランスを定義したもので、おやつではなく主食としてこれだけ与える場合は「
総合栄養食の基準に則っているか?」というのをチェックしておくことが重要です。
総合栄養食の基準はAAFCO(米国飼料学会)が1997年に定義した栄養基準を元に、日本国内にある「ペットフード協会」が定めた基準です。
そのため海外商品の場合は「総合栄養食」という記載ではなく「AAFCO」と記載されている場合がありますが、内容は実質的には同じものです。
危険な添加物を含んでいないか?
また、日本国内のペットフード安全法は、海外の基準や食品衛生法と比べてかなり甘いため、人間が食べてはいけない添加物や、海外では禁止されているような添加物が「ペットフードであれば大丈夫」と定められています。
先ほど説明した総合栄養食の基準やAAFCOの基準では、
摂取すべき栄養素は言及されているものの、摂取すべきではない添加物や食品は定義されていない現状があります。
その為ルール上大丈夫でも、愛犬の健康リスクを考えるなら、なるべく不要な添加物が入っていないドッグフードを選んであることがおススメです。
ドッグフードの添加物についてはこちらにも詳しくまとめています
このようにどんな犬種でも共通して気をつけておきたいドッグフードの選び方を知った上で、さらに犬種や年齢など愛犬に合わせたドッグフードの選び方を知っていきましょう!
犬種別のドッグフードの選び方とポイント
ドッグフードも犬種や体格によって注意すべきポイントがあります。 体格差によって作り分けているドッグフードも存在します。 どのようなことに気を付けて選べばよいでしょうか。
小型犬
小型犬は顎も小さく、硬過ぎたり大きすぎたりするフードは顎に負担がかかるため、食べたがらなくなったり、食欲不振に陥ってしまう危険性もあります。
粒の小さいものや、やわらかめに作られているドックフードを選ぶとより食べやすい可能性が高いです。
また一回に食べられる量が少ない場合もあるので、少量でも必要なカロリーが充分に摂れるものを選んであげる必要があります。
小型犬用のフードの場合、配慮してくれている可能性が高いので、その問題も解決してくれるドックフードが多いです。
中型犬
体の大きさが小型犬よりも大きくなり、運動量も小型犬と比較すると増える中型犬は必要なカロリーを摂取し、維持することが大切になります。
一方で、体重が増えすぎてしまうと、関節や内臓への負担がかかるため、肥満にならないよう気をつけながらドッグフードを与える必要があります。
小型犬と同じ粒の大きさだと、丸呑みをして早食いにつながってしまったり、満腹感を得られなかったりする場合もあるので、満腹感が得られるように配慮されているフードや粒が中型犬の顎の大きさに適したサイズのものを選ぶ必要があります。
大型犬
体の大きな大型犬は、体を維持するためにも体を構成するたんぱく質など栄養素の割合にも配慮されたものを選んであげると好ましいです。
特に運動をよくして、体を作り上げる時期の若齢期から成犬になったばかりの頃は、特に筋肉量を増やすためにも充分な運動をさせ、筋肉の源ともなるたんぱく質を充分に摂取する必要があります。
大型犬用のドッグフードであれば、その点も配慮されたものが多いですが、最近ではたんぱく含有量が多めに作られたドッグフードなども市販されています。
成分の組成なども表記されていることが多いので確認してみると好いです。
特定の犬種
犬種によって、被毛に気を付けるべき種類や、骨格によって関節により良い成分が含まれているドッグフードなど、特定の犬種向けに作られているものもあります。
病気などの傾向が無いのであれば、愛犬の犬種用のドッグフードを与えることで、健康に美しく維持できる可能性も高いです。
また粒の大きさなども犬種に適した大きさになっていて食べやすい可能性が高いです。
年齢別のドッグフードの選び方
ライフステージ別に、ドッグフードも気を付けるべきポイントが異なります。 どんなタイミングで切り替え、どのようなことに気をつけたらよいでしょうか。
子犬
子犬とは大体生後1年くらいまでの若齢の犬たちのことを指すことが多いです。
子犬にはどのようなドッグフードを与えたらよいのでしょうか。
選び方
子犬の一番大きな仕事は健やかに成長することです。より健康的な体を作りあげ、発達するためには、必要な栄養素やカロリーを効率よく摂取することです。
子犬用のドッグフードの特徴は、
・少量でもカロリーが充分に取れるようになっており、
・消化しやすい、噛み砕きやすいなど
子犬の未発達な体や機能でも消化吸収しやすくなっているのが特徴と言えます。
そのため、子犬期にはきちんと子犬用のご飯を与えましょう。
成犬用に切り替えるタイミングは?
ではどのくらいで成犬のごはんに切り替える必要があるのでしょうか。
まず子犬用のごはんを食べ続けることで、栄養過多になり、肥満になってしまう傾向があります。
成犬とは基本的に1歳以降の子を指すことが多いですが、1歳以降で無いと食べてはいけないわけではありません。
1歳齢近くなり、ある程度成長が落ちついて、骨格の成長ではなく体重増加が著しくなった場合は成犬用に早めに切り替えても良いです。
タイミングが判らない場合は、かかりつけの先生と相談しながら決めてみてください。
成犬
成犬とは1歳以降の犬で成長期を終えた時期を指すことが多いです。
ドッグフードも成犬用と表記されているのを見たことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか。
成犬用のごはんの場合に気を付けるべきポイントを説明させていただきます。
成犬用ドッグフード選び方
成犬になると、筋肉量の変化などは運動量に応じて起こる可能性が高いですが、
骨格の成長などはほとんど起こらず、消費するカロリーと摂取するカロリーのバランスを考慮して
肥満にならないようにすることが大切です。
太りやすい体質のワンちゃんや、あまり運動をせずカロリーを消費しにくい傾向のワンちゃんは、カロリーがあまり多くないものを選ぶなどの配慮をしてあげると体重管理がしやすいです。
また、お腹が弱いなどの体質もわかってくることが多いので、体質に応じて、食物繊維が多いものや皮膚を健康に保つものなど合ったものを選んであげてください。
老犬用に切り替えるタイミングは?
厳密に何歳からが老犬と区切られているわけではありません。
また、老犬用に切り替えるタイミングも個体差があります。
一般的に中高齢と呼ばれる年齢が ・小型犬、中型犬であれば7~8歳くらい ・大型犬の場合6~7歳くらい・・・からのライフステージになります。
このくらいの年齢から、
肝臓や腎臓など内臓の機能が低下して、血液検査などの数値で変化が見られたり、
代謝に変化が起こることにより太りやすくなったり、
同じものを同じ量食べていても便の量や質に変化が起こることが多いです。
このような体の変化が見られた場合、老犬用のごはんや体質に応じたごはんへの切り替えを検討する必要があります。
老 犬
◆老犬用のごはんとは、 ・機能の低下した老犬の消化器に適した成分、 ・負担のかかりやすい関節に良い成分、 ・退化していく脳に良いとされる成分 ・・・などが含まれていたり等の配慮がされていることが多いです。
また、運動量の減少や代謝する能力の低下などで『消費しづらくなったカロリー』に見合った摂取量になるよう計算され、食事量の減った状態でも効率よく栄養を吸収できるよう配慮されたドックフードであることが多いです。
変わらず成犬用のご飯を食べ続けることで、肥満になってしまったり、消化吸収が上手くできなかったり、健康な体を維持出来なくなってしまう可能性もあります。
体の変化に気づき、その変化に応じたフードへの切り替えをします。
関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!
まとめ
ここでは、「ドックフードの犬種、体型、年齢別での選び方」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。
愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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