犬を飼っていると仕事や用事などで家を空けることがあり、留守番をしてもらう機会も多いですよね。
しかし
「犬に留守番をさせるのは、何時間くらいまでなら大丈夫なのだろう?」
「部屋を散らかされないための、何かいいトレーニング方法はあるのかな?」
と悩んでいる方も多いはず。
犬は本来群れで暮らす習性があることから
単独で過ごすことが得意ではなく、
飼い主と一緒にいることで安心し幸せに感じるといわれています。
そのため、飼い主が家を空けると不安な思いから
ストレスになってしまうこともある様です。
ここでは、「犬のお留守番とトレーニング方法」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。
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犬をは何歳ごろからお守番させられるのか?
生後6か月ごろまでは排泄の回数が多く、食事も1日3~5回に分けて与える必要があるため、長時間家を空けるのは難しいです。
生後7か月以降は、消化器官や膀胱(ぼうこう)が発達し、排泄や食事の間隔が空くので、少しずつ留守番に慣れさせてみてください。
隣の部屋に行って20分くらい離れるところから始めてみて、徐々に離れる時間を伸ばしてみます。
一人暮らしで犬を飼いたいと思っている方は、子犬のころから留守番をさせるのは難しいかもしれません。
成犬から飼いはじめるか、子犬から飼いはじめる場合は長く家にいられるタイミングにすることをおススメします。
何時間くらいまでなら、犬を留守番させても大丈夫なの?
初めに、どれくらいの間であれば犬を留守番させても大丈夫なのか、犬の年齢別に説明します。
犬の成長によって、目を離しても良い時間の長さが変わるため、愛犬の年齢に合わせて参考にしてみてください。
子犬の場合
生後3か月の子犬の場合は、3~5時間おきに排泄するため、まだトイレトレーニングが済んでいないときは、3時間以上家を空けないようにしましょう。
また、生後間もない場合は、家に誰もいなくなると不安になってしまうので、できるだけ誰かがそばにいられる状況をつくっておくのが理想です。
成長するにつれて排泄の間隔が空き、生後6か月のごろには6時間おきくらいになるので、しばらく家を空けていても待っていられるようになります。
成犬の場合
1歳以降の成犬になると、排泄と食事の間隔が長くなるため、6~8時間であれば留守番をさせても大丈夫でしょう。このころになると遠出や外に働きに出ても、留守番をさせやすくなります。
ただ、寂しがり屋で飼い主にべったりな犬は、長時間留守番をさせると不安を感じ、強いストレスを受けるおそれがあります。
また、時間があるときには一緒に遊んだり散歩に連れ出したりと、コミュニケーションも欠かさないように気をつけます。
シニア犬の場合
7歳以上のシニア犬は健康であれば問題ありませんが、何かしらの不調を抱えている場合は、あまり長い時間の留守番はさせないようにします。
シニアになるといつ体調が急変するかわからないため、なるべく一人にさせないことが大切です。
また、歳を取ると長い間飼い主がいないと不安になり、トイレを失敗してしまったり、鳴き続けたりする場合もあります。
留守番が得意な犬種はなに?
いろいろな犬種がある中で、独立心のある我慢強い性格の犬種は、留守番をさせても平気な子が多く見られます。家を空ける機会が多いという方は、犬を選ぶときの参考にしてみてください。
柴 犬
1種類目は柴犬です。柴犬は独立心が強く、1匹でマイペースに過ごす傾向にあることから、留守番があまり苦にならないタイプです。
ただ警戒心が強く、人やほかの犬が近付くと思い切り吠える子もいるので、小さいうちから人と触れ合う機会を作り、人慣れさせておくとよいです。
また、活動量が多い犬種なので、帰宅したら長めに散歩をして、ストレス解消をさせてあげてください。
ラブラドールレトリバー
ラブラドールレトリバーはおっとりとした性格の子が多く、環境音もあまり気にならないため、留守番時も大人しく過ごる子が多く見られます。
とても賢く飼い主の教えを忠実に守る子も多く見られ、いたずらをすることも少ない傾向にあります。ただ、運動不足にならないよう、帰ってきたらおもちゃを使って遊んであげましょう。
チワワ
一見、甘えん坊のように見えますが、チワワも独立心が強いため、少しずつ慣れさせていけば長い時間の留守番もできるようになります。
ただ、勇敢で警戒心の強い面があり、知らない人や犬が近付いてくると吠え続ける子も多く見られるため、無駄吠えのトレーニングをしておきます。
シーズー
シーズーは一人遊びが好きなので、留守番時も飽きずに飼い主を待っていられる子が多く見られます。そのため、外出をするときはわんちゃんの好きなおもちゃを置いておくとよいでしょう。
シーズーは、性格もおだやかで無駄吠えをすることもあまりないため、留守番時の騒音においても安心です。
ただ、鼻が低くいため気道も狭く、体温調整が難しいので、室内の温度調整に気をつけます。
パ グ
パグは独立心が強く、一人遊びが得意な傾向にあるため留守番に向いている犬種です。
性格は素直な子が多く見られ、飼い主が教えたことを忠実に守るため、早くから留守番トレーニングをしておくとよいです。
ただ、シーズーと同様に体温調整が苦手なので、夏場はクーラーを付け、冬場はホットカーペットを用意するなど対策をしてみてください。
犬の留守番トレーニング・・・3つの方法
これから自分が飼っている犬に留守番をさせようと思っている、留守番をさせると粗相をしてしまって困っているという方は参考にしてみてください。
飼い主と離れることに慣れさせる
いきなり長い時間家を空けると犬は不安を感じ、留守番が苦手になってしまう場合もあるため、少しずつ離れる時間を長くして慣れさせていきましょう。
まずは別の部屋で過ごす、少しの間外に出るなどしてわんちゃんの様子を見てみます。
このとき、吠えたり鳴いたりせず大人しく待っていたら静かに褒め、わんちゃんが喜んでも冷静に対応するのがポイントです。
こうして30分、1時間と家を空ける間隔を長くしていき、1匹で過ごすことに慣れさせるようにしてください。
クレート・ハウストレーニング
クレートとは、全面が覆われた箱型の持ち運びができるケースのことをいいます。クレートトレーニングは、そのクレートの中が犬にとって安心できる居場所であることを認識させるための訓練です。
野生の犬は、洞穴など狭くて暗い場所を寝床にしています。そのため、広々とした空間で自分のテリトリーがはっきりしないことは、犬にとってストレスになりがちです。
クレートはそうした洞穴などを模したもので、トレーニングによってクレートが緊張やストレスから解放され、安心できる居場所だと認識するようになります。
※クレートは犬が安心できる居場所になります。静かな場所に置くようにしましょ
仔犬期からトレーニングしておけば、留守番の時だけではなく、病院などの移動や災害が起きた際の避難時などさまざまなシーンで役立ちます。
トイレトレーニング
留守番中にあちこちで粗相をされると掃除がたいへんなので、トイレトレーニングは早めに始めましょう。
犬がウロウロとし始めたら、トイレトレーのほうへ誘導し「ワンツー」「シー」など声をかけて排泄を促し、上手くできたらおやつをあげて褒めてあげます。
これを繰り返していると、徐々に決められた場所で排泄ができるようになり、帰宅後の片づけが楽になります。
関連記事:トイレのしつけの基礎をわかりやすく解説、重要な「トイレ」のしつけ
留守番に慣れてもらうためにすべきこと
安心できる環境を準備する
先ほども少しご紹介しましたが、犬は狭い場所を好む特性があり、その場所を自分のテリトリー(縄張り)とすることで安心して過ごせるようになります。
ケージやサークルなどを用意し、そこをテリトリーと認識させるようにします。
安心できる場所があれば、よりストレスの少ない状態で留守番させることができます。
クレート・ハウストレーニング
犬を留守番させる際は、クレートまたはケージに慣れさせておきましょう。部屋の中に放しておくと、床に落ちているものを食べてしまったり、いたずらをしたりしてしまう可能性があります。
対策として、狭いところのほうが犬は安心しやすいので、留守番中はクレートやケージの中に入れておくのがおススメです。
クレート・ハウストレーニングの方法は、おやつを見せながら「ハウス」「入って」などと声をかけてクレートやケージに入ってもらい、徐々に扉を閉める時間を長くして慣れさせていきます。
短い時間から徐々に慣らす
犬に留守番させるには、短い時間から徐々に時間を増やして慣れさせていくことが重要です。最初は3時間程度から、少しずつ6時間や8時間と長くしていきましょう。
ひとり遊びを覚えさせる
飼い主がいなくても、ひとり遊んで過ごせるようにトレーニングをしましょう。遊びやすい環境を作ったり好みのおもちゃを与えたりして、ひとり遊びができるようになれば、
退屈せずにお留守番上手になります。
外出・帰宅の際は普段どおりにする
犬は飼い主の外出に敏感なので、声をかけたり玄関まで連れて行かず、できるだけさりげなく家を出るようにしましょう。
また、犬に構い過ぎると分離不安症などの要因になる可能性があるため、帰ってきたときも喜ぶ犬に過剰に反応するのではなく、普段どおりにするよう心がけることがポイントです。
口に入れると危険な物を片づけておく
まず始めに、犬が口に入れたり噛んだりすると危ない物は隠しておくことです。
誤飲してしまいそうな小物類は犬が届かないところにしまい、感電や火傷のおそれがあるコード類はカバーをしておくなど、あらかじめ対策をしておきます。
室内の温度調整を行う
部屋の温度調整を行っておくことです。外出時にクーラーや暖房を切って出かける方も多いと思いますが、その状態で犬に留守番をさせると、熱中症になったり寒さで体調を崩したりしてしまうおそれがあります。
特に夏場は閉め切っていると室内の温度は高くなり、犬が熱中症になる危険性があるため、クーラーは付けたままにしておくとよいでしょう。
新鮮な飲み水を用意する
飲み水を多めにセットしておくことです。留守番中に飲み水が不足すると脱水症状になるおそれがあるため、出かける前にきちんとチェックして多めに水を用意しておきましょう。
なお、夏場は水を飲む量が多くなるので、より多めに補充しておくと安心です。
飼い主さんへ
こまめなお世話が必要な仔犬に留守番をさせるのは危険ですが、生後3カ月を過ぎたころから徐々にお留守番のトレーニングができるようになっていきます。
犬の留守番トレーニングの方法 ・飼い主と離れることに慣れさせる ・クレート・ハウストレーニング ・トイレトレーニング
犬に留守番させるときに注意すべき点 ・口に入れると危険な物を片づけておく ・室内の温度調整を行う ・飲み水の用意 ・落ち着ける環境を整える ・家を出るときに犬にかまい過ぎない
生後間もないころの子犬やシニア犬は、できるだけ長い時間留守番をさせないよう気をつけます。
成犬になって留守番をさせる際は、心地良く過ごせる環境を作り、長くても8時間以内には帰宅すれば、ワンちゃんに強いストレスを与えずに済むでしょう。
関連記事:犬が急に留守番が出来なくなるのは?分離不安症が原因ですか?
しつけ教室という選択
初めて犬を飼う方などは、なかなかしつけが難しい、やっているつもりだけど覚えてくれない、ということもあるでしょう。
そうであれば、「プロのノウハウを借りる」と云う選択肢も考えてみましょう。
プロのトレーナーがストレスを与えることなく、上手に訓練してくれます。飼い主もトレーナーの方法を見て、自宅でどのようにしつけたら良いのかを学ぶ機会にもなるはずです。
トレーナーはたくさんの犬を見てきていますので、それぞれの犬の特徴を見分けて、どんな教え方が一番効果的かを判別できます。
愛犬をしつけるためにどんなことをしたら良いかをプロに聞きながら、自宅でできることを学んで試してみませんか。
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まとめ
ここでは、「犬のお留守番とトレーニング方法」等について判りやすくまとめてみました。
ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
お宅のワンちゃんの「お留守番」の問題解決のご参考にして下さい。
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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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