マルチーズ犬のしつけ

いざという時の為に!マルチーズのクレートトレーニングのしつけ方

 

クレートトレーニングとは、ワンちゃんがクレートの中でも静かに、リラックスしていられるようにするためのトレーニングです。

ワンちゃんのハウスでもあり、移動の際に安全安心空間にもなるクレート。また、災害時の避難所やペットホテルでも使用するクレートです。

いきなりクレートの中に入れても、すぐに慣れるわけではないので、しっかりとここは落ち着いて良い場所なんだと認識してもらえるようにトレーニングをしましょう。

ここでは、「マルチーズのクレートトレーニングの必要性とトレーニングの仕方等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。

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  1. なぜクレートトレーニングが必要なの?
    1. 災害時の避難のため
    2. 日常生活にも役立つクレートトレーニング
    3. 自動車での移動
    4. 飼い主さんが不在時の短時間の留守番
    5. 旅行時やペットホテル
  2. クレートトレーニングのメリットは?
    1. 犬が落ちつける場所になる
    2. 自立を促せる・分離不安の予防
    3. 安全に移動が出来る
    4. いたずらを防ぐ事が出来る・誤飲・誤食の防止
    5. 災害時に活躍する
  3. クレート選びのポイント
    1. プラスティック製のクレート のメリット
      1. 頑丈で掃除が楽 プラスティック製の物は、頑丈で掃除が楽というメリットがありますが、多少重いというデメリットもあります。しかし、愛犬を守る為には頑丈である事は重要です。
    2. 布製のクレート のメリット
      1. 軽くて折りたためる 丸洗い出来る 一方、布製の物は軽くて折りたためる、丸洗い出来るというメリットがありますが、ニオイが残りやすいというデメリットがあります。
  4. クレートトレーニング 実践
    1. クレートの中にワンちゃんの好物を入れる
    2. ワンちゃんが自発的にクレートに入るようにする
    3. クレート内にどんどん好物を入れる
    4. クレートのドアを閉める
    5. 飼い主さんがいなくてもクレートで過ごすことがよいことだと教える
    6. クレートに入れる時間を延ばしていく
    7. クレートを置く環境作り
    8. クレートの中にいる時間
    9. クレートに入れるお勧めのタイミング
        1. プロのトレーナーとの協力 状況によってはプロのトレーナーのアドバイスやプログラムが必要になることもあります。飼い主さん自身が正しいしつけ方を学びながら、犬にも教えることが大切です。
  5. 「しつけのプロ」のチカラを借りるのもアリだと思います
  6. 「しつけ教室の問題点」と「飼い主としてのスキル不足」を解消する方法
  7. まとめ
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なぜクレートトレーニングが必要なの?

災害時の避難のため

災害時の避難先では、ワンちゃんはクレートケージに入って過ごす可能性が高くなります。

その際に強いストレスを感じることがないよう、クレートでリラックスして過ごすことができるようにする必要があります。

避難先でのワンちゃんの安全確保や動物が苦手な人への配慮という意味でもクレートトレーニングは必要です。

 

日常生活にも役立つクレートトレーニング

そのほかにも、クレートトレーニングを行うことによって、さまざまな場面でワンちゃんを強いストレスから解放してあげることができます。

どんなときでもクレート内で過ごせるように、日頃からトレーニングをしておくことが大切です。

自動車での移動

ワンちゃんを動物病院に連れて行くときなど、自動車での移動が必要になるときもあります。

クレートを使わずにそのままワンちゃんを乗せてしまうと運転者の注意が散漫になってしまったり、窓やドアを開けた際にワンちゃんが飛び出してしまったりするリスクがあります。

ワンちゃんを自動車に乗せる際の安全対策として最も一般的な方法がクレートを使うことです。ワンちゃんを事故から守るためにも、クレートを利用しましょう。

飼い主さんが不在時の短時間の留守番

飼い主さんが出かけている間の留守番は短時間であればクレートが利用できます。

クレートは狭くて動きがとれないため、仕事に行く時などの長時間の留守番には不適切です。

クレートトレーニングができていれば、飼い主さんと離れているときのワンちゃんのストレスを軽減できます。

旅行時やペットホテル

ワンちゃんと一緒の旅行時にワンちゃんを飛行機に預けるときや、何らかの事情でワンちゃんをペットホテルに預けるとき、クレートはケージ(犬舎)に入れて眠る場所として使われます。

このとき、クレートトレーニングができていないと、ワンちゃんが強いストレスを感じてしまうため、クレートに慣らしておく必要があります。

クレートトレーニングのメリットは?

犬が落ちつける場所になる

犬は、野生の時には狭い横穴で暮らしていた為、形状がにているクレートのような狭い場所は、本能的に心地良く安心できる場所です。

クレートトレーニングが出来ると、犬にとって心地よい落ち着ける場所になります。

自立を促せる・分離不安の予防

クレートは自立をする為に、とても効果的です。

クレートの中で一人で大人しくする事を当たり前にする事で、飼い主さんがいない事への不安を最小限にする事が出来ます。

安全に移動が出来る

車に乗る時、クレートの中なら安全に移動が出来ます。

電車やバスなどの公共交通機関を利用する際には、クレートのような犬の全身が隠れるケースに入れなければ、乗車する事が出来ません。

クレートトレーニングが出来ていると、周りの人に迷惑をかけることなく、安全に移動する事が出来ます。

いたずらを防ぐ事が出来る・誤飲・誤食の防止

人が居ない時、見ていられない時のいたずらの防止や、誤飲・誤食の予防になり、犬の安全を守る事が出来ます。

災害時に活躍する

クレートトレーニングが出来ていると、飼い主さんと一緒に避難する事が出来ます。
普段はお利口なワンこでも、災害時には環境がガラリと変わりといつも通りに過ごせるとは限りません。

災害時に、慣れない避難所で過ごす事になると、いつもとは違う事をしてしまいます。他人に迷惑をかける事なく、また愛犬へのストレスも最小限にする事が出来ます。

周りの人に吠える事はありません。
びっくりして、逃げ出す心配もありません。

クレート選びのポイント

クレートを選ぶ際に最も重要なポイントは、大きさです。
その犬に適したサイズのクレートを選ぶ事が大切です。

目安は、犬がクレートの中で方向転換出来るくらいの幅と大きさの物です。
狭すぎると窮屈ですし、逆に広すぎると犬にとっては、あまり心地の良い場所にはなりません。

もし広すぎたら、毛布などで調節します。

犬が成長すると、クレートが合わなくなってしまうので、その時には犬のサイズに合わせて買換えする事をおススメします。

プラスティック製のクレート のメリット

頑丈で掃除が楽 プラスティック製の物は、頑丈で掃除が楽というメリットがありますが、多少重いというデメリットもあります。しかし、愛犬を守る為には頑丈である事は重要です。

布製のクレート のメリット

軽くて折りたためる 丸洗い出来る 一方、布製の物は軽くて折りたためる、丸洗い出来るというメリットがありますが、ニオイが残りやすいというデメリットがあります。

クレートトレーニング 実践

クレートの中にワンちゃんの好物を入れる

クレートを用意したら、クレートの中にワンちゃんの喜ぶ食べ物を入れて、クレートの中に好物があることを気づかせるようにワンちゃんに見せます。

ワンちゃんが自発的にクレートに入るようにする

ワンちゃんがクレート内の好物に反応したら、自発的にクレートへ入るようにし、好物を食べさせます。

このとき、飼い主さんの力を頼らず、ワンちゃんが自発的にクレートに入っていくことが大切です。

ワンちゃんが中に入ることを躊躇しているのに、お尻を押したりして無理矢理入れることはしてはいけません。

無理矢理クレートに入れられると、ワンちゃんはクレートに対して嫌な印象を持ってしまい、クレートが嫌いになってしまう可能性があります。

なかなかクレートに入ってくれない場合でも、クレートの中にワンちゃんの好物を置いて放っておけば、そのうちワンちゃんが自らクレートに入り好物を食べるようになります。

これを繰り返すことによって、ワンちゃんは安心して自分からクレートに入るようになります。

このとき、クレートのドアが突然閉まってワンちゃんがビックリしてしまわないように、ドアは固定しておくか、取り外しておきましょう。

ワンちゃんが自ら進んでクレートに入るようになったら、クレートに入る直前に「ハウス」と声をかけて、「ハウスクレートに入る」という合図を教えます。

クレート内にどんどん好物を入れる

ワンちゃんがクレートの中に入ったら、クレートの隙間から好物をどんどん入れます。

最初の頃は、好物を入れる回数は多めにして、慣れてきたら徐々に好物を追加する間隔を延ばします。

そうすると、ワンちゃんはやがて、クレートの中で待っていれば好物が出てくることを学びます。

クレートのドアを閉める

クレートのドアが開いている状態で、ワンちゃんがリラックスして過ごせるようになってきたら、次はドアの閉まった状態でクレートに慣れさせます。

クレートのドアを閉め、ドアの外側から好物を入れます。
このようにして、ドアを閉められてもよいことがあることを教えます。

ドアの閉まったクレートに慣れるまでは、時々好物を与えつつ、ワンちゃんのそばにいるようにします。

例えば、リビングで過ごしているときでも、そばにクレートを置いておき、時々クレートの中に好物を入れてあげます。

料理をするときはキッチンで、選択をするときは洗濯機の側にクレートを置いて、時々好物を入れるようにします。

飼い主さんがいなくてもクレートで過ごすことがよいことだと教える

さらに、飼い主さんがいないときでも、クレート内で過ごすことはよいことだと教えるために、
少しクレートから離れ、ワンちゃんから姿が見えないようにした状態で、好物を投げ入れたり、

クレートに布をかけて飼い主さんが入れていることがわからないように好物を入れたりしてみます。

クレートに入れる時間を延ばしていく

ワンちゃんがより長い時間、クレート内で過ごせるようにしていきます。

クレート内に、食べ物の入ったおもちゃなど、食べるのに時間がかかる食べ物を入れ、クレート内で食べさせます。

散歩や遊びで十分にストレスを発散したあとの、リラックスしているときがよいでしょう。
こうして徐々に、クレートの中にいられる時間を延ばしていきます。

また、このときもワンちゃんにクレートにいるとよいことがあると教えるために、ワンちゃんがおとなしくしているときにワンちゃんの喜ぶものを追加で与えるようにします。

クレートの中でぐっすり眠るようになれば、クレートトレーニングはほぼ完了です。

クレートを置く環境作り

犬が落ち着ける場所になるように、環境を整えます。
クレートを置く場所は、何処でも良いという訳ではありません。

犬がクレートに入ったら、そのままの状態で部屋に置いておくと、人が横切る度に意識してしまい、出して欲しいという要求が出やすくなります。

クレートは部屋の角に置き、クレートの隙間から人の動きが見えないように、タオルなどで目隠しをして下さい。

人の動きが見えると、犬が落ち着いて入っていられなくなってしまうからです。
空調管理が出来る犬部屋のような別室があれば、その中にクレートを置けるとベストです。

クレートが置いてある部屋に人が入ってきたら、出してもらえるのかな?と期待をするくらいが良いです。

クレートの中は落ち着ける場所でも、周りの環境が良くないと落ち着く事は出来ません。
クレートを置く環境も重要なのです。

クレートの中にいる時間

最初からクレートの中で長時間大人しくしている事は、難しいです。

最終目標は人によって異なりますが、飼い主さんの睡眠時間やお留守番の時間と同等の89時間です。

時間のトレーニングは、30分程度からはじめて下さい。
なぜなら、急に長い時間クレートの中に入れてしまうと、イメージが悪くなってしまうからです。

飼い主さんが家にいる時、休日などで構いませんので、犬と遊べる時間であっても30分~1時間程度クレートの中で大人しく出来るか、確認してください。

徐々に時間を延ばして、最終目標時間に到達させて下さい。
半日に1回くらい、トイレに出してあげます。

健康状態が良好であれば、トイレの我慢は問題ありません。
クレートから出たら、トイレに促してあげましょう。

犬は、クレートの中で過ごす時間は眠るという習慣がつきます。
空調で管理された部屋で、静かで寝やすい環境を整えてあげます。

飼い主さんが外出から帰ってきたら、クレートから出してあげるようにすると、飼い主さんがいない間は、問題行動をする事なく、クレートの中で大人しくお留守番が出来て、しつけや犬の健康管理にもとても便利なので、是非お試し頂きたいと思います。

また、災害が起きてしまい、犬と同行避難をしなければならなくなった時、クレートは大活躍します。

普段、フリーな状態で生活をしている犬や「ハウス」の指示が通らない犬は、一緒に避難する事は難しいです。避難所には動物が苦手な方もいます。

そんな中で、犬と一緒にいる為にはクレートの中に入っていなければなりません。
しかし、急に入れても無駄吠えをしてしまい、周りの人に迷惑をかけてしまいます。

いざ、避難所へ行くとなってからのトレーニングは無理なので、今から備えておくと飼い主さんだけでなく、愛犬の為にもなります。

クレートに入れるお勧めのタイミング

クレートトレーニングを効率よく行う為には、犬のコンディションも大切です。
犬は、食後や運動の後に睡眠欲が出ます。

そのタイミングでクレートトレーニングを行うと、効果的です。
犬が興奮している状態で行う事はおススメできません。

お散歩から帰った後のちょっと疲れていると思われる時も、おススメです。

クレートの中に入ったら寝るという習慣が付きやすいので、比較的スムーズに大人しく入ってくれるようになります。

プロのトレーナーとの協力 状況によってはプロのトレーナーのアドバイスやプログラムが必要になることもあります。飼い主さん自身が正しいしつけ方を学びながら、犬にも教えることが大切です。

「しつけのプロ」のチカラを借りるのもアリだと思います

これまで紹介した方法を試してみても、なかなかいうことを聞いてくれない・・・そんな時は、犬のしつけのプロフェッショナルのチカラを借りるというのもひとつの方法です。

最近では、動物病院でもしつけ教室を行っているところが増えています。
大切なのは、「犬がプロのいうことを聞くようになることではありません。

犬が飼い主と信頼関係を築けるようになることです。そのため、プロのアドバイスを受けながら、飼い主自身がしつけていけるような方法をおススメします。

関連記事:最強の「犬社会化トレーニング方法」はどうするの?ポイントは?

「しつけ教室の問題点」と「飼い主としてのスキル不足」を解消する方法

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関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!

まとめ

ここでは、「マルチーズのクレートトレーニングの必要性とトレーニングの仕方」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。

愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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