【犬と暮らす】ゴールデンレトリバー

犬と暮らす・ゴールデンレトリバーってどんな犬?特徴や性格は?

 

たくましい体つきと、美しく金色に輝く毛並みをもつ大型犬、ゴールデン・レトリーバー。

人なつこく感情豊かな暗褐色の目と漆黒の鼻が愛嬌たっぷり。
温厚で優しく、親しみにあふれる性格が人気の原動力となっています。

また、盲導犬や聴導犬、災害救助犬、警察犬、麻薬捜査犬など多方面で活躍しています。

大型犬においては、日本国内で最も飼育されているゴールデンレトリバー。

  人間やほかの動物とのコミュニケーションもとても上手です。
  学習能力も高いため、しつけやすく飼いやすい魅力的な犬種と言えます。  

ここでは、「ゴールデンレトリバーの特徴や性格、かかりやすい病気」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。

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  1. ゴールデンレトリバーの特徴
  2. ゴールデンレトリバーの性格
  3. ゴールデンレトリバーの歴史
  4. ゴールデンレトリバーの飼い方
  5. ゴールデンレトリバーの毛色
  6. ゴールデンレトリバーの気を付けたい病気
    1. 股関節形成不全
    2. 悪性リンパ腫
      1. 造血性腫瘍で、癌化したリンパ球の増殖がみられます。犬の場合では多くは体の各リンパ節が腫れてきます。 悪性腫瘍(癌)のなかでも、化学療法(抗がん剤療法)の効果が十分に研究されていますので、早期発見できれば予後も期待できます。
    3. 胃拡張—胃捻転
      1. 大変な食いしん坊のため、一気にフードを平らげて、胃捻転や腸捻転を起こすことがあります。 食事の与え方には注意して、食後は遊ばせずに落ち着かせる習慣が大切です。 ストレスがたまっている時など、おもちゃや靴下などを飲み込んでしまうことがあります。飲み込みやすい大きさのものは、きちんと管理しておきましょう。
    4. 甲状腺機能低下症
    5. 三尖弁閉鎖不全症
    6. 大動脈弁狭窄
    7. 喉頭麻痺
    8. インスリノーマ
    9. 悪性腫瘍(癌)で亡くなることが多い犬種
  7. ワンちゃんのしつけでお悩みの飼い主さんへ 「愛犬のしつけ」や「ドッグトレーニング」をお考えの方は↓
    1. しつけなど、プロにお任せすることを考えてもいいでしょう。
        1. ワンちゃんへのしつけはとても大変です。 特に成犬のしつけは素人の手には負えないこともあるため、場合によってはプロにお任せすることを考えてもいいでしょう。 無理に頑張ってみても、しつけはすぐに効果が期待できるものではありません。 いつ終わるか分からないことを続けていると、飼い主さんがストレスを溜め込んでしまい、愛犬に当たってしまうこともあるでしょう。 そうなっては、しつけどころではありません。 もしも、「自分にはしつけは無理かもしれない…」と思ったら、限界を迎える前に専門家に依頼し、愛犬にあった正しいトレーニング方法をお願いしてみてください。
  8. まとめ
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ゴールデンレトリバーの特徴

ゴールデンレトリバーは体高より体長がやや長く、バランスの取れた体つきであること。大型犬で、オスは体高58~61cm、体重29~34kg、メスは体高54~57cm、体重24~29kgが望ましいとされています。
垂れ耳で、目はアーモンド型です。

英語表記 Golden Retriever
原産国 イギリス
サイズ 大型犬
グループ 8G
体  高 58cm~61cm
体  重 29kg~34kg

ゴールデンレトリバーの性格

ゴールデンレトリバーは大変賢く穏やかで、洞察力があり、人にも犬にもフレンドリーです。
家族に対しては大変愛情深く、人のそばにいたがります。

活発な遊び好きで快活、ほかのレトリバー種に比べると精神的にやや幼い傾向があり、喜びのあまりにはしゃいだり興奮することがあります。

しっかりとしつけられたゴールデンレトリバーは、子どもの遊び相手にもなるでしょう。

関連記事:最強の「犬社会化トレーニング方法」はどうするの?ポイントは?

ゴールデンレトリバーの歴史

19世紀までのゴールデンレトリバーの歴史は、よくわかっていません。

ニューファンドランドとウェイビー・コーテッドレトリバーの交配でうまれた黄色い長毛の犬を基礎として、イギリスの伯爵により作出されたというのが、具体的な古い記録となります。

その後、伯爵はツウィード・ウォーター・スパニエルを交配し、生まれた犬を土台にアイリッシュ・セッターやブラッドハウンドなどと交配を重ね、19世紀末頃に現在のゴールデンレトリバーにほぼ近い形になったようです。

ウェイビー・コーテッドレトリバーは、ラブラドールレトリバーの基礎となったセント・ジョンズレトリバーとセッター等の交配によって作出され、さらに改良された後、現在のフラット・コーテッドレトリバーになりました。

また、ツウィード・ウォーター・スパニエルは19世紀末にすでに絶滅しています。

外見が似ていることとその賢さ、人懐こくフレンドリーな性格でイギリス原産であることからラブラドールレトリバーの長毛タイプと誤解されることも多いようですが、

上記のようにゴールデンレトリバーはラブラドールレトリバーとは成り立ちが異なります。

ラブラドールレトリバーとの外見の大きな違いのひとつに、頭蓋骨の形があります。

アイリッシュ・セッターやフラット・コーテッドレトリバー、ゴールデンレトリバーでは頭蓋骨がとがったような形をしていますが、ラブラドールレトリバーではほとんどありません。

手足に飾り毛のついた長毛は3犬種に共通のものです。このあたりから見ても、それぞれの犬種との血縁の近さが推測できます。

1903年に、イギリスケンネルクラブに最初に公認された時、ゴールデンレトリバーはフラットコート・ゴールデンという名前を与えられていました。

フラット・コーテッドレトリバーは1864年頃からすでに犬種として確立し、展覧会にも出展されていましたので、これと区別するために1911年にはゴールデンレトリバー、またはイエローレトリバーという名称に変更になりました。

のちにイエローが削除されて、1920年にゴールデンレトリバーという名前に統一されたというわけです。

ゴールデンレトリバーの飼い方

ゴールデンレトリバーは長毛犬で体が大きい割には、毛の手入れは難しくありません。

小型長毛犬のように引きずるほど伸びることはありませんが、ダブルコートですので、月に1~2度のシャンプーや週に数回のブラッシングを行いましょう。

カットは手足の裏の毛を刈ってやる程度で、日常生活は困らないでしょう。

体力があり活発な性格のため、毎日の十分な散歩が必要です。若く健康なゴールデンならば、朝晩1時間ずつでも足りないかもしれません。

好奇心も旺盛であるため、単調な散歩だけでは退屈してしまい、問題行動につながることがあります。

可能な限り散歩の中に、ボール投げやロープの引っ張りっこなど遊びの要素や、服従訓練の要素を取り入れてあげたいものです。

ゴールデンレトリバーは素質として社交的で、人やほかの犬との触れ合いを非常に強く求めます。

孤独な時間が長いなどコミュニケーション欲求が叶わないと、人やほかの犬に吠える、飛びかかるなどの問題行動を起こしてしまいがちな犬種でもあります。

こうした問題を起こさないためには、幼いころから社会性を十分に身につけさせる必要があります。

若いうちは特に、散歩中に行き会ったほかの犬を避けたりせず、飼い主さんの許可を得て積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。

関連記事子犬の社会化とはなにか?社会化のためにしたい4つのことは?

 

ゴールデンレトリバーの毛色

ゴールデンレトリバーはゴールドまたはクリームの色調に限ります。

白の差し毛は胸にだけ許されます。

ゴールデンレトリバーの気を付けたい病気

ゴールデンレトリバーは垂れ耳ですので、高温多湿の時期は外耳炎が起きやすくなります。
肥満犬では外耳炎ほか、皮膚炎が起きやすくなる傾向がありますので、食べ過ぎや運動不足で太らせないように、また耳掃除などのお手入れも怠らずに行いましょう。

股関節形成不全

歩くときにふらついたり、おかしな座り方をします。遺伝的要素の強い病気ですが、栄養や運動などの環境も重要です。痛みを和らげ、後肢の機能をできるだけ改善する(もしくは維持する)治療が行われます。

悪性リンパ腫

ゴールデンレトリバーは、20世紀後半以降、悪性リンパ腫や肥満細胞腫などの癌の好発犬種として、
また股関節形成不全の多発する犬種として知られていましたが、繁殖家の努力により近年、その傾向は減りつつあります。

造血性腫瘍で、癌化したリンパ球の増殖がみられます。犬の場合では多くは体の各リンパ節が腫れてきます。 悪性腫瘍(癌)のなかでも、化学療法(抗がん剤療法)の効果が十分に研究されていますので、早期発見できれば予後も期待できます。

胃拡張—胃捻転

食べ物、液体、もしくはガスの急速な貯留によって胃が膨張し、ねじれてしまう疾患です。

ねじれた胃が血流や神経に影響を及ぼしショックを起こすため、治療しなければ急速に死に至るような恐ろしい病気です。

大型で胸の深い犬種がなりやすく、食後すぐに運動させることによって、より誘発されます。

大変な食いしん坊のため、一気にフードを平らげて、胃捻転や腸捻転を起こすことがあります。 食事の与え方には注意して、食後は遊ばせずに落ち着かせる習慣が大切です。 ストレスがたまっている時など、おもちゃや靴下などを飲み込んでしまうことがあります。飲み込みやすい大きさのものは、きちんと管理しておきましょう。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが十分に分泌されなくなる病気です。元気がない、震える、脱毛、皮膚の黒ずみなどが現れます。また、皮膚が肥厚し、「悲しそうな顔」になることもあります。

その他にも、不妊や無発情、筋力の低下、神経障害、循環器障害が認められることもあります。

三尖弁閉鎖不全症

この品種では、右心室と右心房を区切っている三尖弁が先天的に形成不全を起こすことが多く、それゆえ、起こりやすいことが知られています。

疲れやすくなる、咳が出る、腹水が溜まるなどの症状がみられます。

大動脈弁狭窄

左心室から全身へ血液を送る大動脈についている弁が十分に開かない疾患です。軽度の場合では大きな臨床症状は見られませんが、重度では、脱力、虚脱、突然死の危険もあります。

喉頭麻痺

興奮や運動により悪化する喘鳴が主な臨床徴候ですが、重症例では呼吸困難によるチアノーゼや虚脱が起こることもあります。

インスリノーマ

膵臓のβ細胞という細胞の腫瘍で、このβ細胞はインスリンを産生しているため、増殖した細胞から多量のインスリンが分泌され、低血糖を引き起こします。

低血糖が長く続けば意識がなくなりけいれんや昏睡状態に陥ります。多くが悪性で、転移の可能性も高いです。

悪性腫瘍(癌)で亡くなることが多い犬種

ゴールデン・レトリーバーは、悪性腫瘍(癌)で亡くなることが多い犬種です。残念ながら現在では人のような腫瘍マーカーが存在しないため、腫瘍を発見しづらいのが現状です。

しかし、通常の血液検査や画像診断などでも、十分に腫瘍の早期発見を期待することができますので、是非、積極的に健康診断を行なうことをお勧めいたします。

癌は高齢になるとよりかかりやすくなりますので、シニアになったら定期健康診断は欠かさずに行います。

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しつけ教室、しつけ教材等プロのトレーナーの力を借りるのもおススメです。

しつけなど、プロにお任せすることを考えてもいいでしょう。

ワンちゃんへのしつけはとても大変です。 特に成犬のしつけは素人の手には負えないこともあるため、場合によってはプロにお任せすることを考えてもいいでしょう。 無理に頑張ってみても、しつけはすぐに効果が期待できるものではありません。 いつ終わるか分からないことを続けていると、飼い主さんがストレスを溜め込んでしまい、愛犬に当たってしまうこともあるでしょう。 そうなっては、しつけどころではありません。 もしも、「自分にはしつけは無理かもしれない…」と思ったら、限界を迎える前に専門家に依頼し、愛犬にあった正しいトレーニング方法をお願いしてみてください。

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関連記事:トイレのしつけの基礎をわかりやすく解説、重要な「トイレ」のしつけ


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まとめ

ここでは、「ゴールデンレトリバーの特徴や性格、かかりやすい病気」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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