【ドッグフード】犬のおやつ

ドッグフード・愛犬におやつを与える時に注意すべきことはなに?

 

 最近・・・ワンちゃんの「おやつのおねだり」が激しいのですが・・・  
 好い方法はないでしょうか?

 

子犬におやつをあげるのは生後3カ月を過ぎてからが適切です。
やわらかく、小さな食べやすいものからはじめます。

ここでは、「愛犬におやつを与える時に注意すべきこと」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。

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  1. 犬におやつは必要なの?
  2. おやつは、いつから仔犬に与えても好いの?
  3. 仔犬のおやつの与え方のコツは?
    1. 生後3ヵ月から生後6ヵ月未満の仔犬には、 体内ですぐに溶けるおやつを与える
    2. 生後6ヵ月以降の仔犬には、 歯磨きの練習になる歯磨き用おやつを与える
    3. アレルギーなどには十分な注意が必要
    4. おやつを与える時は、飼い主の目の届く所で与える
  4. おやつを与えるタイミングはいつなの?
    1. しつけ時に、飼い主さんの指示通りにできたとき
    2. 動物病院へ行き、診察を受けた後
    3. 「はじめまして」の人に会ったとき
  5. 仔犬の1日あたりのおやつの目安は?
      1. ◆子犬に与えても良い1日あたりのおやつの目安量 ・生後3ヵ月頃の仔犬(体重2.5kg程度):ササミのジャーキー5gくらいまで ・生後6ヵ月頃の仔犬(体重4.0kg程度):ササミのジャーキー7gくらいまで
  6. 愛犬におやつを与える時に注意することは?
  7. 「しつけのプロ」のチカラを借りるのもアリだと思います
  8. 「しつけ教室の問題点」と「飼い主としてのスキル不足」を解消する方法
  9. まとめ
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犬におやつは必要なの?

犬にとっておやつは本当に必要な物なのでしょうか?

基本的に、1日に必要なフードの量を食事として食べられていれば、おやつは本来必要ありません。フードだけで1日に必須の栄養の補給は十分できてしまうからです。

ただ、生後3~6ヵ月頃は、ちょうど1日の食事回数が減少していく時期にあたります。

仔犬がお母さん犬から乳離れしてごはんを食べ始める生後50日くらいからの離乳期から生後6ヵ月くらいまでは、仔犬は消化機能が未熟なため、一度に多くの量のごはんを食べることができません。

そこで、最初のうちは1日3~4回に分けてごはんを食べさせます。生後3ヵ月を過ぎてくるあたりから、その回数を徐々に1日に2回へと減らしていきます。

このとき、それまでよりも食事と食事の間隔が大きく開いてくるため、仔犬がおなかを空かせてしまうこともあります。時には、おなかが空くことでイライラしたり、胃酸過多で吐いてしまったりすることもあります。

そこで、食事の回数を減らしていく際に、おやつを与えることで空腹をやわらげてあげることができます。

ですが、肝心の食事のときに食欲がなくなってしまってはいけないので、食事と食事のあいだのタイミングを見計らって与える様にしてください。

しつけをするときのご褒美や飼い主さんとのコミュニケーション、初めて会う人からおやつをもらうことで社会性を育てるきっかけにするなど、

おやつには仔犬のおなかを満たすだけではない役割もあります。

おやつは、いつから仔犬に与えても好いの?

私たち人間がおやつにホッとするように、犬たちにとってもやはりおやつはうれしいものです。
ただ、お母さん犬から離れたばかりの仔犬のうちは、体の成長の真っ最中です。内臓や消化器官はまだ十分に発達していないときですので、基本的におやつは与えないでおきましょう。

具体的な時期でいうと、生後2~3ヵ月、だいたい離乳食が終了する時期くらいまではおやつを与えてはいけません。

この時期は特に、おやつを喉に詰まらせたり消化不良を起こしてしまったりと、事故や体調不良につながることが考えられます。

また、体をどんどん作っていく時期にあたりますので、フードからしっかりと栄養をとる必要があります。そのため、おやつを与えるのはもう少し待ってください。

生後3ヵ月頃からは、やわらかく小さいサイズのおやつを与え始めても良い時期に入ってきます。
3ヵ月を過ぎたといっても、まだ内臓がしっかりと成熟しているわけではありません。

硬いおやつは内臓の粘膜を傷つけてしまいかねませんので注意してください。与えるのはやわらかいボーロや小さめのクッキーなど、消化吸収しやすい物にします。

ただ、月齢はあくまでも目安です。仔犬はそれぞれに成長の度合いが異なります。ぐんぐん丈夫に育つ子もいれば、ゆっくりと大きくなる子もいます。

ですから、生後3ヵ月になったからといって、どの子にもおやつを与えても大丈夫とは言い切れません。

仔犬が家に来たばかりの頃は、新しい環境に慣れるのにも大変な時期です。仔犬の様子をしっかり観察しておやつを与えても良いかどうか判断する必要があります。

初めのうちは、いつも食べているドッグフードを何粒かおやつとして与えてみるところから始めるのがいいかもしれません。

仔犬のおやつの与え方のコツは?

仔犬におやつを与える際には、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

生後3ヵ月から生後6ヵ月未満の仔犬には、 体内ですぐに溶けるおやつを与える

一般的にペットショップやブリーダーから仔犬をお迎えする場合、その大半はお母さん犬から離れて離乳食を食べ始める生後3ヵ月頃の子犬です。

生後3ヵ月頃というと、食事もフードをやわらかくふやかして食べている時期になります。

そのため、この頃に与えるおやつとしてはやわらかいボーロやクッキーなどが適しています。大きさも、できるだけ小さいサイズの物がおススメです。

反対に、簡単に噛み砕くことができない硬いジャーキーや犬用の骨などの硬い物、大きな食べ物はNGです。

内臓、消化器官が未発達な仔犬が誤って硬い物や大きいままの物を飲み込んでしまうと、消化管の粘膜を傷つけてしまったり、おやつが消化管に詰まってしまったりという危険があるためです。

そのため、万が一、丸ごと飲み込んでしまったとしても、体内ですぐに溶けてしまうようなタイプのおやつを選ぶようにします。

生後6ヵ月以降の仔犬には、 歯磨きの練習になる歯磨き用おやつを与える

生後6ヵ月頃になると、内臓機能も概ね発達してきます。そのため、徐々に硬めのおやつを与えても問題ありません。

この頃は、仔犬の歯が乳歯から大人の永久歯へと生え替わる時期になります。ちょうど生え替わっている真っ最中であるために、歯茎がむずがゆいという仔犬も少なくありません。

そのため、歯磨きの練習のためにも歯磨き用おやつを与えるのがいいでしょう。

ただし、その際には、仔犬用の歯磨き用おやつを選んでください。
夢中になっておやつを噛み続けたために、せっかくの大人の歯が削れてしまってはNGだからです。

また、体も大きくなり内臓も発達し、嚙む力もついてきているとはいえ、大きめのおやつをそのまま与えると喉に詰まらせてしまうリスクがありますので注意が必要です。

そもそも犬は、私たち人間と違い、食べ物を口内で十分に咀嚼してから飲み込むということをしません。飲み込めそうな大きさであればそのまま丸飲みするというのが、犬の食べ方です。

そのため、硬くて大きなおやつは、仔犬がそのまま飲み込んでしまわないよう、できるだけ小さめにちぎったり砕いたりしてから与えてください。

アレルギーなどには十分な注意が必要

仔犬に初めてのおやつを与える際には、アレルギー反応や体質に合わないことがないか注意が必要です。

パッケージや成分表示などを見るだけでは、仔犬の体質に合うかどうかはなかなかわかりにくいもの。そのため、新しいおやつを与えるときは必ず少量から与えるようにしましょう。

万が一、下痢や腹痛、嘔吐など、異変があったらすぐに与えるのをやめ、すみやかに動物病院を受診してください。

アレルギーが心配であれば、動物病院でアレルギー検査を受けるなど、あらかじめ相談しておくことをおススメします。

おやつを与える時は、飼い主の目の届く所で与える

大きなおやつを喉に詰まらせる、おやつが体に合わず下痢をしてしまうなど、仔犬におやつを与える際には異変が起こることが考えられます。

そのため、おやつを与える時は、与えっぱなしにせず必ず飼い主さんの目の届く所で食べさせましょう。

特に、歯磨き用おやつは、歯の表面の汚れをよく取るために、大きめサイズの物が多いです。万が一、事故が起きてしまうことがないよう、必ず飼い主さんと一緒のときに与えてください。

おやつを与えるタイミングはいつなの?

子犬におやつを与えるのに適したタイミングは、いつなのでしょうか。

しつけ時に、飼い主さんの指示通りにできたとき

しつけをするにあたって、飼い主さんからの指示を仔犬が上手にできたら、たくさん褒めてご褒美としておやつを与えると、仔犬は褒められたことを理解しやすくなります。

トイレトレーニングや日頃の生活に必要な「待て」「お座り」「おいで」「伏せ」などの行動を教えるのに効果的です。

ただし、これらの指示を身につけて成功する率が高くなってきたら、毎回ご褒美をあげる必要はありません。

そのままご褒美を与え続けていると、何かができたらおやつをもらうのが当然となってしまい、「おやつをもらうために飼い主さんの言うことを聞く」という行動パターンにつながってしまうため、注意が必要です。

動物病院へ行き、診察を受けた後

ご褒美としておやつを与えるタイミングとしては、動物病院に行くときもいいでしょう。
仔犬のうちはワクチンなどの予防接種、健康診断などで動物病院に行く機会も多いものです。

診察を受けた後のご褒美におやつを与えると「病院でがんばったからおやつをもらえるんだ!」と記憶して、病院嫌いになるのを回避できるかもしれません。

「はじめまして」の人に会ったとき

公園で初めて会った人や家に訪れたお客さんなど、これまで会ったことのない「はじめまして」の人からおやつを与えるのもおススメです。そうすることで人間に馴れ、社会性を育てる一助にもなります。

仔犬の1日あたりのおやつの目安は?

犬に与えても良いおやつの量は、成犬で1日の食事量の1割程度といわれています。ただし、仔犬用のフードは一般的に高カロリーなので、成犬の目安量より少なめに与えるのがちょうど良いといえます。

おおよその目安としては、下記のとおりです。

◆子犬に与えても良い1日あたりのおやつの目安量 ・生後3ヵ月頃の仔犬(体重2.5kg程度):ササミのジャーキー5gくらいまで ・生後6ヵ月頃の仔犬(体重4.0kg程度):ササミのジャーキー7gくらいまで

ただ、これらはあくまでも目安の量です。仔犬の体重や成長具合、与えるおやつの種類や成分により、与えられる量はそれぞれ異なります。

そのため、パッケージに記載されている適正摂取量を確認した上で、量を決めるようにしましょう。

商品によっては、成犬用の摂取量しか記載されていない物もあります。その場合は、少なめに与えるようにします。

与えすぎを防ぐために1回あたりの量を少なくし、何回かに分けて与えるというのもひとつの方法です。仔犬は1回の量が少なくても、「おやつを食べた」ということに満足感を覚えるからです。

あるいは、普段与えているフードを何粒かおやつとして与えるのもおすすめです。それであれば、フードの総量からおやつとして与える分を分けられるので、与えすぎを防ぐことができます。

また、獣医師からおやつに関する指示が出ている場合には、そちらを優先してください。

愛犬におやつを与える時に注意することは?

犬は、1日の総摂取カロリーの10〜20%以内であれば自由におやつを与えてよいでしょう。

ただし、見落としがちなのが歯みがきガムです。体に良さそうだからと、あまりなにも考えずに与えているケースが多いです。意外とカロリーが高いので注意します。

また、犬は人間に比べて体重も1日の消費カロリーも低いです。

人間の感覚で「このくらいなら大差ないか」とあげているおやつが、犬にとってはハンバーガー1個分くらいのボリュームになっていることもあります。

「しつけのプロ」のチカラを借りるのもアリだと思います

これまで紹介した方法を試してみても、なかなかいうことを聞いてくれない・・・そんな時は、犬のしつけのプロフェッショナルのチカラを借りるというのもひとつの方法です。

最近では、動物病院でもしつけ教室を行っているところが増えています。
大切なのは、「犬がプロのいうことを聞くようになることではありません。

犬が飼い主と信頼関係を築けるようになることです。そのため、プロのアドバイスを受けながら、飼い主自身がしつけていけるような方法をおススメします。

関連記事:最強の「犬社会化トレーニング方法」はどうするの?ポイントは?

「しつけ教室の問題点」と「飼い主としてのスキル不足」を解消する方法

費用が安く済んで、時間に縛られず、トレーナーからのストレスや虐待も一切なく、飼い主さん自身が確実にしつけのスキルを身につけられる。そんな最高のしつけ教室があったらいいですね。   

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関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!

まとめ

ここでは、「愛犬におやつを与える時に注意すべきこと」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

お宅のワンちゃんの「おやつ」の問題解決のご参考にして下さい。

当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。

愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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