ラブラドール・レトリーバーは、フレンドリーで賢く、盲導犬をはじめ、麻薬捜査犬など社会の多方面で活躍しています。大型犬の中でも世界的に人気なラブラドール・レトリーバーです。
集中力と理解力にすぐれていて、感受性が豊か。人に従順かつ、遊びも大好きです。
大型犬ですが、しつけのしやすさ、飼いやすさはピカイチで、初めて犬を飼う人にもおすすめの犬種です。
ここでは、「ラブラドールの性格と特徴・飼い方」等について判りやすくまとめてみました。
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ラブラドール・レトリーバーの歴史やルーツは?
ラブラドール・レトリーバーは、もともとカナダの地方で漁師たちと生活していました。
その後、イギリス人が自国へと連れ帰り、猟犬として発展します。
優秀な知能と体力をもつことから、警察犬や警護犬、介助犬・盲導犬など、私たちの生活の中の様々な分野で活躍していることは皆さんご承知の通りです。
ラブラドール・レトリーバーの性格と特徴・飼いやすさ
ラブラドール・レトリーバーの性格
人に喜ばれることが大好きなので、興奮しすぎない犬は食いしん坊な傾向も手伝い、しつけがしやすいです。
反面、何をされてもうれしくて興奮してしまう犬に、落ち着いた振る舞いを身につけさせるのは大変です。
ラブラドール・レトリーバーの大きさ
そして1番の特徴となるのは、「カワウソの尾」と呼ばれる、根元から太い尻尾です。このシッポは泳ぐ際の、浮力バランス、旋回等に役立つとされています。
毛質はダブルコートの短毛で、機能性に富んだ被毛は触った感じが思った以上に硬くザラツキも感じます。
水中で仕事をしていた犬なので油脂分が多く、防寒性・防水性・撥水性に優れています。
オス 体高:57cm前後/体重:27.2~34kg メス 体高:55cm前後/体重:25~31.7kg (※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。)
ラブラドール・レトリーバーの毛色の種類
毛色は、ブラック、イエロー、チョコレート(レバー)に大別されます。
ブラックのラブラドールは俗に「黒ラブ」、チョコレート色は「チョコラブ」などと呼ばれます。
被毛の特徴
しっかりした毛質のオーバーコートと柔らかい毛質のアンダーコートの2重構造となるダブルコートと呼ばれる被毛のタイプです。毛の長さは短く、毛周期があるため年間を通じて一定量抜けます。
毛色の種類
ラブラドール・レトリーバーの毛色は3種類あります。それぞれ見ていきましょう。
ブラック・・・黒一色の毛色です。
イエロー・・・薄いクリーム色の毛色で、1番多く見られます。
チョコレート・・・その名の通り、チョコレート色のような濃い茶色の毛色のことを指します。
ラブラドール・レトリーバーはどんな性格?
人間のサポート役として活躍することが多いラブラドール・レトリーバーです。
性格には以下のような特徴があります。
人懐こい
とてもフレンドリーな性格である反面、人が好きすぎて興奮してしまう子もいます。
人懐こいことはよいことですが、大型犬のため注意が必要です。
嬉しくて飛びついた結果けがをさせてしまうということも起こり得るので、感情のセーブの仕方をしつけましょう。
穏やか
盲導犬としても活躍していることからわかるように、基本的には穏やかな性格をしています。
やさしい
やさしい性格で、自分の行動が人間に喜んでもらえるととても嬉しくなります。
落ち着きがある
大型犬のため落ち着いている子が多いです。
ただし、好きなものや苦手なものなど、スイッチが入ってしまった場合は、興奮してけがをさせてしまうこともあります。しつけでしっかりとカバーしましょう。
機 敏
体力があり、運動能力も高いです。性格は穏やかですが、走るのは早く機敏な一面もあります。
聡 明
とても知能が高く、自分で考えて行動することのできる犬種です。
そのため、頑固さが垣間見える瞬間もありますが、適切なしつけを行うことで問題行動は避けられます。
警戒心が強い
高い知能ゆえ危険を察知する能力が高く、警戒心が強い子も多いです。
夏場の雷など、得体のしれないものに恐怖を感じる場合もあります。
◆ラブラドール・レトリーバーのオスとメスの性格の違いは? メスにも活発な子はいますが、オスのほうが体格が大きく体力もあるため、いたずらや興奮したときの行動はダイナミックです。
ラブラドール・レトリーバーの心配な病気
・目の水晶体が白くにごって網膜に光が届かなくなることにより、視力が低下する「白内障」
・ 眼圧(眼球の内部の圧力)が高くなることで視野が狭くなる「緑内障」
・股関節の形が先天的に異常な形(骨盤のへこみが浅いため大腿骨の先が抜けやすく 慢性的な亜脱臼状 態となってしまう)になっている「股関節形成不全」
・主に下まぶたが外側にめくれた状態になってしまい、炎症などを起こす「眼瞼外反症」
・肺動脈弁(心臓の右心室から肺へと血液を送る肺動脈の入口にある弁)やその周囲が、先天的に狭くなっている「肺動脈弁狭窄」
・遺伝が原因であることも多く、何らかの原因で犬の食道が大きく広がってしまい、食べ物を胃へ送る食道が機能しない「巨大食道症」
・花粉やほこり、ダニなどのアレルゲンを吸い込むことで、皮膚に炎症が起こる「アトピー性皮膚炎」
・ 膵臓のインスリンを分泌する細胞が悪性腫瘍(がん)になってしまう「インスリノーマ」
・皮膚や内臓など、体のあらゆる部分に悪性のしこりができ、命の危険もある「悪性腫瘍」
ラブラドール・レトリーバーの飼い方
子犬のころから早めにしつけを
押し倒されたり、引っ張られて転倒させられたりすることもあるので、大型犬を制御できる、ある程度体力に自信がある人に向いている犬種です。
子犬のころはやんちゃな面もあるので、早めにしつけを始めるとよいでしょう。通常ならば2才頃には非常に落ち着いた態度で、性格が安定します。
部屋の中のぬくもりの他にも、山や水が大好きなので、キャンプや川でのボール遊びなどアウトドアレジャーを一緒に楽しみたい方には最適です。
頭を使う遊びを心掛けて
その一方で知的好奇心や頭を使う本能が満たされないと、ストレスを溜めてしまい、ゴミ箱をひっくり返したり物をかじったりなどのイタズラをすることも。
モッテコイ遊びや、タオルなどにボールやおもちゃを隠して探させるような、頭を使う遊びやトレーニングを心がける、日常のなかでも「新聞持ってきて」などの役割を教えてあげると
「家族の役に立ちたい」気持ちの強い犬種なので、イキイキと応えてくれるでしょう。
滑りにくく段差がない環境が理想的
また電気のコード類や噛み傷をつけられたくない家具などには、噛み防止用の塗布剤を塗っておくことが有効です。
大型犬のため加齢に伴い筋肉量が落ちると、滑りやすい床の上で重心を安定させることが困難になったり、足首などの関節等に負担をかけたりすることになります。
飼育する際は、必ず滑りにくい床を選択しましょう。
また大きな段差のない環境も理想的です。
犬が寝る場所にはクッション性の高い敷物を敷くなどして、肘や関節部の床ずれやタコを予防しましょう。
熱のこもった体温を発散させにくい被毛の構造をしているため、熱中症など夏の健康管理には注意が必要です。
夏場の室内は、犬がハアハアしない程度の低い温度設定をし、湿度にも気をつけて涼しく過ごさせるようにします。
年齢と目的に応じたフードを与えて
一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。ドッグフードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んでください。
犬は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「大型犬用」など、年齢と目的に応じたドッグフードを与えます。
手作りフードは与えている物を飼主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。
しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。
換毛期は毎日ブラッシング
ただ耐水性のある下毛が密生しているので、春から始まる換毛期は、夏の暑さに耐えられるように冬毛がたくさん抜けます。
ですから、換毛期は毎日ブラッシングをするといいでしょう。
トリミングは必要ありませんが、その分毎日のブラッシングや絞ったタオルで体を拭くなどのケアを行います。
ラブラドール・レトリーバーを飼ってみて・・・感想は?
■思っていたより飼いやすい方の感想
- 本などで、よく家具などをかじられるエピソードなどを目にしていたので、心配していていましたが、家のなかで困ったことが一度もないので、とても平和に過ごしています
- 歳をとった親と一緒に散歩に行っても、ゆっくり歩いてくれる。
孫が生まれたときからやんちゃ盛りのときも、優しく愛情深く接してくれる - 10才からきたので、信頼関係を築けるか不安だったが、すぐになれてくれた。言葉が通じている気がする。ダメなことはダメと言葉で言えばやらなくなる。
お散歩も『リードしてない?』と思うくらい、引っ張らずのんびりしている
- 干してある洗濯物をかじったので、ダメと教えたら、それ以来鼻先にあっても、かじらなくなりました
■思っていたより飼うのが大変な方の感想
- 無駄吠えや引っ張りグセがあるので、しつけをきちんとしないとケガをしたり、まわりに迷惑をかけたりしてしまうところ
- 自分が入院したとき
- 大型犬で頭がいい犬種なので、イタズラがひどかった
- 体が大きく力も強いので、お散歩などが大変でした。
最期のときも、抱えて座らせてあげないと、おしっこしなかったのですが、お父さんしか持ち上げられる人がいませんでした。
大きい犬はとても愛情が大きくて幸せな分、大変なことも多いと感じました
- 思っていたよりも犬は好奇心旺盛だった。机の上に何気なく置いていたものをなんでもくわえて、最悪壊してしまう
- 病気のときに気付きにくい。常に観察していないといけない
- 前に飼っていた犬は穏やかだったが、新しい子犬は元気に走りまわりすぎて、家の中を破壊しそうです
やはり大型犬を飼うには、飼い主さんの体力や犬をコントロールするテクニックなどが必要なのかもしれません。
なお、「思っていたより飼いやすい」と回答した飼い主さんからは、「賢い」「やさしい性格」といった意見がよせられました。
ゴールデンレトリバーに ネルソンズドッグフードをおススメするワケ(理由)!
ネルソンズをおすすめする理由
◆ネルソンズドッグフードをおススメするワケ ・お肉をしっかり食べれて野菜や果物も摂れる。 ・脂肪になりにくいサーモンオイルが使われている。 ・人間用の食品と同等基準の原料が使われている。 ・穀物アレルギーに配慮してグレインフリー。 ・関節に良い成分が配合されている。 ・腸の健康を良好に保つマンナンオリゴ糖やフラクトオリゴ糖が配合されている。
ゴールデンレトリバーにおススメしたい餌としてネルソンズドッグフードを選んだ理由は、ゴールデンレトリバーが抱えやすいトラブルに合った原材料のラインナップだからです。
上記でも解説したように、ゴールデンレトリバーは肥満・関節や皮膚・被毛トラブルを抱えやすい傾向にあります。
これらを少しでも予防・対策するためには、ドッグフードの栄養成分値だけにとらわれないことが大切です。
原材料にどんな品質のどんな食材が使われているのかという点はもちろんのこと、それらの栄養素が活かされるよう丁寧に低温調理等がされているかも確認したいポイントです。
そういった意味でネルソンズドッグフードは条件に当てはまっています。
ゴールデン・レトリバーの健康を少しでも良好に保つためにも、ネルソンズドッグフードのような消化に負担の少ないドッグフードを選ばれてみるのも好いアイデアではないでしょうか。
もちろん、体質や健康状態によって合うドッグフードが変わるので、すべてのゴールデン・レトリバーにネルソンズがおススメというわけではありませんので、ご注意ください。
まとめ
ここでは、「ラブラドールの性格と特徴・飼い方」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。
愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ネルソンズドッグフード
■ネルソンズの特徴
ネルソンズは、総量の48%に乾燥チキンとチキン生肉を使用した
中・大型犬向けのドッグフードです。
タンパク質・脂質・カロリーが高過ぎないので、
比較的どんなラブラドールレトリバーにも合わせやすい特徴があります。
ネルソンズの対象年齢は生後7か月~7歳です。
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