【犬と暮らす】フレンチブルドッグ

愛嬌たっぷり!鼻ぺちゃ犬フレンチブルドッグってどんな犬なの?

 

フレブルの愛称で親しまれる、鼻ぺちゃ顔に大きな耳が特徴的なフレンチブルドッグ。
犬種ランキングでは、常に上位にランクインする人気犬種です。

「フレンチブルドッグの性格は?」
「フレンチブルドッグの飼育のポイントを知りたい」
「寿命はどのくらい?」

 フレブルのお迎えを検討している方は、
 上記のような疑問を持っているのではないでしょうか。

 フレブルは小型犬に分類され、国内で人気が高まっている犬種です。

 飼育を検討する際には、
 フレンチブルドッグの特徴を理解しておくことが大切です。    

フレブルの愛称で親しまれる、鼻ぺちゃ顔に大きな耳、甘えん坊な性格は多くの人を魅了します。
人間が大好きな性格であるため、家庭にもお迎えしやすい犬種といえるでしょう。

ここでは、「フレンチブルドッグをの特徴や飼育するうえでのポイント、気を付けたい病気」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。

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  1. フレンチブルドッグの歴史
  2. フレンチブルドッグの特徴
    1. 大きさ
    2. 性格
      1. 社交的な性格
      2. 嫉妬深い一面も
        1. オスかメスかの違いによっても、性格が多少異なります。 オスは縄張り意識が強く、ほかの犬にマウントをとりたがるのが特徴です。飼い主にはとても甘えん坊で、何歳になっても子犬のような一面がみられます。   メスは、ややわがままなところがあります。オスよりも自立心があり、飼い主にべったり甘える頻度は少ないでしょう。オスよりも気の強い犬が多く、マイペースな性格をしています。
    3. 毛色
  3. ボストンテリアとの違いは?
    1. 耳の形の違い
    2. 毛色の違い
    3. 体格の違い
    4. ファンの多いフレンチブルドッグ
  4. フレンチブルドッグの飼い方
    1. しつけ
    2. 散歩
    3. フレンチブルドッグならではのケア
      1. シワ掃除
      2. 肛門絞り
    4. お手入れ
      1. ブラッシング
      2. シャンプー
      3. 歯磨き
      4. 爪切り
  5. フレンチブルドッグを飼う際の注意点
    1. 室温管理
    2. フローリングの床に注意
  6. フレンチブルドッグのかかりやすい病気
    1. アレルギー性皮膚炎
    2. 椎間板ヘルニア
    3. 熱中症
  7. フレンチブルドッグの寿命
    1. 平均寿命
  8. フレンチブルドッグのルーツ
    1. 誕生の経緯
      1. ■1つ目はイギリス発祥説で、  イギリスから持ち込まれたブルドッグがフレンチブルドッグの祖先であるという説。 ■2つ目はフランス発祥説で、  フランスにいたマスティフなどの闘犬種がルーツであるという説。
  9. ワンちゃんのしつけでお悩みの飼い主さんへ 「愛犬のしつけ」や「ドッグトレーニング」をお考えの方は↓
    1. しつけなど、プロにお任せすることを考えてもいいでしょう。
        1. ワンちゃんへのしつけはとても大変です。 特に成犬のしつけは素人の手には負えないこともあるため、場合によってはプロにお任せすることを考えてもいいでしょう。 無理に頑張ってみても、しつけはすぐに効果が期待できるものではありません。 いつ終わるか分からないことを続けていると、飼い主さんがストレスを溜め込んでしまい、愛犬に当たってしまうこともあるでしょう。 そうなっては、しつけどころではありません。 もしも、「自分にはしつけは無理かもしれない…」と思ったら、限界を迎える前に専門家に依頼し、愛犬にあった正しいトレーニング方法をお願いしてみてください。
  10. まとめ
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    1. 関連

フレンチブルドッグは、名前の通りフランス原産の犬種です。闘犬として活躍していたブルドッグを品種改良し、小型化した「イングリッシュブルドッグ」が祖先とされています。

比較的体の小さいイングリッシュブルドッグをパグやテリアと交配させることで、現在のフレンチブルドッグが誕生しました。

可愛らしい見た目とネズミを獲ることから、19世紀の終わりごろにはフランスの貴族の間で大人気となります。その後、フレンチブルドッグはアメリカに渡り、「コウモリ耳」と呼ばれる大きな耳に人気が集まりました。

フレンチブルドッグは、大正時代に日本へ輸入されました。昭和初期には多くの家で飼育されていましたが、戦争後にフレンチブルドッグの人気は下降していきます。

しかし、近年フレンチブルドッグの人気が高くなっており、多くの人に愛される犬種として知られています。

フレンチブルドッグの特徴

大きさ

フレンチブルドッグは筋肉質でがっしりとした体つきの中型犬です。

 体高は、オスは27~35cm、メスは24~32cm、   

 体重は、オスは9~14kg、メスは8~13kgが

 成犬時の大きさの目安です。

性格

社交的な性格

フレンチブルドッグは社交的で人間と遊ぶことが大好きです。子どもとも友好的な関係を築くことができるため、小さなお子さんのいる家庭でも飼いやすい犬種といわれています。

また、甘えん坊な面もあり、愛くるしいしぐさで飼い主に甘えてくるところも魅力的です。

嫉妬深い一面も

フレンチブルドッグは興奮しやすく、独占欲が強い一面もあります。散歩中に飼い主がほかの犬をかわいがると、嫉妬し挑戦的な態度をとることも。
そうならないためにも、子犬のころから基本的なしつけを徹底するよう心がけましょう。
オスかメスかの違いによっても、性格が多少異なります。 オスは縄張り意識が強く、ほかの犬にマウントをとりたがるのが特徴です。飼い主にはとても甘えん坊で、何歳になっても子犬のような一面がみられます。   メスは、ややわがままなところがあります。オスよりも自立心があり、飼い主にべったり甘える頻度は少ないでしょう。オスよりも気の強い犬が多く、マイペースな性格をしています。

毛色

フレンチブルドッグの毛色について、犬の血統書を発行しているJKCでは、フォーン、ブリンドル、及びそれぞれの毛色にホワイトの斑があるものと定義しています。

そのほかにはJKCのスタンダードとしては認められていませんが、パイドやクリームなどの毛色があります。

ボストンテリアとの違いは?

フレンチブルドッグとボストンテリアは外見が似ていて、見分けるのが難しいと思う方もいるでしょう。大きな違いとしては「耳の形」「毛色」「体格」の3つのポイントがあげられます。

 
       ↑ ボストンテリア ↑

耳の形の違い

見た目のなかで最も違いが分かりやすいのは「耳の形」です。
フレンチブルドッグはバットイヤー(こうもり耳)と呼ばれる、大きく丸みのある耳が特徴的です。

ボストンテリアの耳は、先端が尖っていて縦長の小ぶりな形をしています。

毛色の違い

フレンチブルドッグはJKCのスタンダード以外の毛色も含めると、フォーンやブリンドル、クリームなどカラーバリエーションが豊富です。
比べてボストンテリアは黒と白で構成されたタキシードカラーが代表的です。

体格の違い

フレンチブルドッグは、筋肉質でがっしりとした体格をしています。足が短く、顔が大きい体つきで、横から見ると長方形のようなシルエットです。

比べてボストンテリアは、フレンチブルドッグよりもスリムで、手足が長く、顔が小さいのが特徴です。シルエットとしては、横から見ると正方形のような形をしています。

ファンの多いフレンチブルドッグ

愛嬌のある顔が印象的なフレンチブルドッグ。その特徴的なルックスから、日本にも多くのフレンチブルドッグ愛好家がいます。

その愛好家のなかで「ブヒ」という愛称がよく使われていることをご存知でしょうか。
「ブヒ」とはフレンチブルドッグ専門誌から派生したワードで、その影響からフレンチブルドッグのことを「ブヒ」と呼ぶようになりました。

 

フレンチブルドッグの飼い方

しつけ

フレンチブルドッグは比較的しつけがしやすい犬種といわれています。しかし、飽きやすい性格の子が多く、長時間のしつけは向いているとはいえません。
1日のうち2〜3回程度、短時間でトレーニングすることをおすすめします。

また、できなくても叱らず、できたときにご褒美を与え、思いっきり褒めてあげてください。
しつけは飼い主の根気強さが重要になってきます。何度も繰り返して子犬のうちから覚えられると、後々の生活にも役立つことでしょう。

散歩

フレンチブルドッグの散歩は1日1~2回、1回につき20~30分程度が目安です。

注意点としては、鼻が短い短頭種で、呼吸による体温の発散が苦手で、呼吸困難や熱中症になりやすい犬種です。
朝方や夕方など涼しい時間帯を選び、暑い時間帯を避けて散歩に連れて行きます。

フレンチブルドッグならではのケア

シワ掃除

フレンチブルドッグは鼻周りにシワがあり、この溝に汚れが溜まりやすく、菌が繁殖しがちです。放置しておくとニオイや皮膚病のもとになります。

愛犬の清潔を保つためにも、定期的にウエットティッシュや蒸しタオルなどでシワを伸ばしながら、溝の汚れを拭き取りましょう。

肛門絞り

肛門の左右にある肛門嚢に分泌液が溜まり、排せつできない場合、肛門嚢炎などの病気になる可能性があります。

そのため、月に1回程度飼い主が絞ってあげることが必要です。

肛門を時計の4時と8時の位置から少しずつ押して絞ります。強く押しすぎてしまうと皮膚や肛門が赤くなってしまうため、優しくゆっくり絞るようにしましょう。

お手入れ

ブラッシング

毎日5分程度のブラッシングをおこない、愛犬の皮膚を清潔に保ってあげましょう。フレンチブルドッグは、短毛種のなかでも抜け毛が多いため、日ごろのブラッシングケアは必要不可欠です。

ブラッシングには、抜けた毛の除去のほかに、被毛の汚れの除去や血行の促進などの効果も期待できます。
シリコン製のラバーブラシは、尖ったピンのスリッカーブラシに比べて、愛犬の皮膚を傷つけにくく扱いやすいため、犬を迎えたばかりの飼い主さんにもおすすめです。

シャンプー

フレンチブルドッグのシャンプーの頻度は、
①湿度の高い梅雨時期は週1回程度、
②それ以外の時期は月1〜2回程度が目安です。

しかし、これはあくまでも目安であり、過ごし方や愛犬の体質によって異なります。 皮膚のベタつきや臭いが気になったら、シャンプーの頻度を増やしてみましょう。

注意点としては、フレンチブルドッグは皮膚が弱い犬種です。皮膚に赤みや発疹が見られたときは獣医師に相談し、薬や愛犬の肌にあうシャンプーを処方してもらいましょう。

歯磨き

フレンチブルドッグの歯磨きは、毎日おこなうのが理想です。はじめのうちは無理せず1日おきにやることを目標にやってみましょう。

歯磨きは、子犬の乳歯のうちからはじめることをおすすめします。

爪切り

爪切りの頻度は月1~2回を目安にしましょう。
爪が伸びてしまうと巻き爪の原因になり、肉球を傷つけてしまいます。
また、長い爪では体重を支えることが難しく、関節に負担をかける危険もあります。

2週間に1回程度、爪の伸び具合を確認し、定期的に爪切りをしてあげましょう。

 

フレンチブルドッグを飼う際の注意点

室温管理

フレンチブルドッグは暑さにも寒さにも弱い犬種です。

夏場はエアコンを24時間つけたままにし、設定温度は27~28℃に設定しましょう。室温維持のほかに、新鮮な水も常時準備し、水分を積極的にとらせてください。

冬場は暖房をつけ、最低でも室温は20℃に維持しましょう。しかし、フレンチブルドッグの皮膚は乾燥しやすいため、暖房の効かせすぎには注意し、ブランケットなどを併用して寒さ対策をしてあげましょう。

フローリングの床に注意

フレンチブルドッグは関節を痛めやすいため、フローリングなどすべりやすい床には注意が必要です。すべり止めマットやカーペットなどで対策してあげましょう。

フレンチブルドッグのかかりやすい病気

アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎は、ノミや食物などのアレルゲンによって発症する皮膚炎です。
耳や脇などのかゆみ、赤み、脱毛などの症状があげられます。

アレルギー検査で原因のアレルゲンを特定し、アレルギー反応を抑える薬による治療法が一般的です。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、背骨をつないでいる椎間板が、脊髄を圧迫してしまう神経の病気です。症状はさまざまで、抱っこしたときの痛み鳴く自力で立ち上がることが難しくなるなどがあげられます。

症状の重さはグレード1~5に分けられ、グレード2までは比較的症状が軽い傾向にあります。治療法としては、軽度の場合はステロイド剤などの薬を使用することが多いです。重度のものになると手術が必要な場合が多く、神経を圧迫する椎間板を取り除く処置が必要になります。

熱中症

熱中症は環境の気温上昇や、過度な運動が原因で発症します。軽症時では呼吸が荒くなる、元気がなくなるなどの症状が見られますが、重症になると舌や歯茎が青くなり、ぐったりするなどの症状がでます。

熱中症は、体温を下げる処置が重要です。上記の症状があらわれたら水を飲ませる、体に水をかけるなどの処置をしましょう。重症の場合は、すぐに動物病院を受診し、獣医師による診断をおすすめします。

フレンチブルドッグの寿命

平均寿命

フレンチブルドッグの平均寿命は11.2歳といわれており、パグ(12.5歳)やボストンテリア(12.3歳)など、ほかの短頭種と比べてやや短い傾向にあります。

10歳を超えた後の期間を、尊敬と感謝を込めて「フェアリー期」と呼んでいます。

しかし、これはあくまでも全体の平均です。飼い主による日々の体調管理により、愛犬の寿命を延ばすことができます。日ごろから愛犬の様子を観察し、異変があったらすぐに動物病院への受診を心がけましょう。

国内で確認されているフレンチブルドッグの最高齢は17歳です。

フレンチブルドッグは、鼻が短いため、呼吸器の疾患のリスクが高くなります。腫瘍ができやすいともされており、ほかの犬種よりも短命な原因と考えられます。 

フレンチブルドッグのルーツ

誕生の経緯

 17世紀ごろにフランスで闘犬として繁殖され、 
 起源には2通りの説があります。

■1つ目はイギリス発祥説で、  イギリスから持ち込まれたブルドッグがフレンチブルドッグの祖先であるという説。 ■2つ目はフランス発祥説で、  フランスにいたマスティフなどの闘犬種がルーツであるという説。

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ワンちゃんへのしつけは、一人ではとても大変です。
しつけ教室、しつけ教材等プロのトレーナーの力を借りるのもおススメです。

しつけなど、プロにお任せすることを考えてもいいでしょう。

ワンちゃんへのしつけはとても大変です。 特に成犬のしつけは素人の手には負えないこともあるため、場合によってはプロにお任せすることを考えてもいいでしょう。 無理に頑張ってみても、しつけはすぐに効果が期待できるものではありません。 いつ終わるか分からないことを続けていると、飼い主さんがストレスを溜め込んでしまい、愛犬に当たってしまうこともあるでしょう。 そうなっては、しつけどころではありません。 もしも、「自分にはしつけは無理かもしれない…」と思ったら、限界を迎える前に専門家に依頼し、愛犬にあった正しいトレーニング方法をお願いしてみてください。

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関連記事:トイレのしつけの基礎をわかりやすく解説、重要な「トイレ」のしつけ


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まとめ

ここでは、「フレンチブルドッグをの特徴や飼育するうえでのポイント、気を付けたい病気」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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