【犬と暮らす】健康管理

犬だから泳げるってワケでもなさそう!泳ぎが得意・不得意な犬は?

 

犬を水に放り込みさえすれば、どんな犬も犬かきで泳げてしまう・・・というのは間違いです。
一般的に犬はどんな犬種でも泳げると思われがちですが、実は泳ぎの苦手な犬種や泳げる犬種なのにうまく泳ぐことができない犬もいるのです。

そして、中には「水が嫌い」「水が怖い」という犬もいます。「せっかく海に 山に 来たのだから泳がせたい!」そんな時のために、犬たちに泳ぎ方を教えて上げて下さい。

ここでは、「犬だから泳げるってワケでもなさそう!泳ぎが得意な犬、不得意な犬等について判りやすくまとめてみました。

レトリーバー系の犬種でさえ、いきなり泳げるわけではない

レトリーバー系の犬種は、水鳥猟でハンターが撃ち落した獲物を水に飛びこんで回収してくる役割を担っていたのだから、泳ぎが得意なのは当たり前・・・。

多分、多くの方がその様に考えていると思います。
実際に、レトリーバー系の犬は泳ぎが得意ですし、お水が大好きな子も他の犬種に比べて多いのは事実。

ただし、初めからそうかといえば、そんなことはありません

レトリーバー系の犬でさえ、今までに泳いだことがないのにいきなり水辺に連れていかれて「はい、泳いでみなさい」と言われても、

たいていは水辺をまごまごしながら行ったり来たりするばかりが関の山です。
水に足をつけるのすら嫌がる子も珍しく無いのです。

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犬が得意な泳ぎである犬かき

ワンちゃんにも泳ぎの得意、不得意は犬種によっても違いがあります。

人間にとって、犬は昔からパートナーという存在であり、さまざまな目的のため改良されてきました。時代と共に水に入る目的がなくなれば必要性もなくなり体型も変化してきます。

泳ぐ事を目的としている鳥猟犬や猟犬は、獲物を回収するという目的があるので、水を怖がらずに入ることができます。

ポインター、セッターなどが該当するほか、ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーなども含まれます。

ちなみに、ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーは、似ていますが祖先は違うので親戚ではありません。

ゴールデンレトリバーは冷たい水の中でも耐えられるように被毛はダブルコートでできています。下毛はふわふわした柔らかい毛が密集しているので寒さにも耐えられるようになっています。

そしてなんと、ラブラドールレトリバーは足に水かきがついています。なぜでしょうか。それは、網にかかった魚を回収したり水鳥などを発見して追い出し、回収するなどの役割があるためです。

ほかにも、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、スタンダードプードルなども泳ぎが上手な犬種です。

スタンダードプードルは元来、水辺で人間の漁を手伝い、獲物の回収を仕事としていたために泳ぐことが上手です。

水に入ることを仕事としていたために本能で犬掻きをマスターしていたのでしょう。トレードマークである独特のカットスタイルも、水の中での作業がしやすいように工夫されたものでした。

カナダのニューファンドランド島で、昔から漁師の手伝いをしていたニューファンドランドは、荒れた海に飛び込み、人を岸まで運ぶ海難救助を仕事としています。


ポーチュギーズ・ウォータードッグも、漁師の落とし物を回収する事が得意なため水泳はとても上手です。船から船へのメッセージを運ぶこともあります。


チェサピーク・ベイ・レトリーは薄い氷が張っている極寒の水中でも耐える事ができるくらい体毛が羊毛のように多量の油分をふくんでいます。水や寒さにも強く上手に泳ぐ事ができます。

このように、昔から人間に寄り添って水辺で仕事をしていた犬種は、泳ぎが得意なようです。

水が嫌いなワンちゃんは泳ぐ事ができない

先ほどは泳ぎの得意な犬種を紹介しましたが、次は泳ぎの苦手な犬種を紹介します。

水辺で漁の仕事の手伝いをしてきたのではなく、森でうさぎや狐などの狩りの仕事を手伝うために改良されたテリア系やビーグルなどは、水に入る機会がないので泳ぐ事が好きではありません。

しかし、テリア系の中でも、アイリッシュテリアは泳ぐ事が好きです。

手足の短いダックスフンドも巣穴の中のアナグマを狩る目的のために改良されたので泳ぐ事が好きではありません。


パグやフレンチ・ブルドッグなどの短頭種のように、特徴ある体型の犬も泳ぐことが得意ではありません。水泳をする時には多くの酸素が必要です。

特にパグは鼻の構造上呼吸がしにくいので水泳に不向きです。

愛玩犬として可愛がられているチワワやマルチーズなどの小型犬は泳ぐ事を必要としないため、泳ぎが得意ではありません。体型的にも泳ぐことに適していません。

小型犬のため水に入ると身体がすぐに冷えてしまいます。

スムースコートと言われる短毛種も小型犬同様に身体が冷えやすいため水に入る事はできません。


日本犬は山で狩猟をしていたために、水と関わる事がないので水に慣れる事が難しいです。成犬になってからも水が苦手な場合は、水に慣らすのが難しいようです。

おススメ記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!

水が好きなタイプの子、水が嫌いなタイプの子

水の好き嫌いは、一般的に、その犬種の先祖が水に関わる仕事をしていたかで判断できますが、個々の性格や水を見たときのそれぞれの様子からも、水が好きそうか嫌いそうなのかは判断することができます。

水が好きなタイプの犬は、水と見るとしっぽを素早く振り、うれしそうな様子をしています。水に抵抗がないので、のぞき込んで水に対して興味を示します。

一方、水に不安があると、しっぽをたらし水から逃げようとする動作をします。それと同時に、唸ったり警戒した様子で吠えたりします。

このように、水を見た犬の様子から、水の好き嫌いを判断すすることができます。

水が好きな子、嫌いな子は個体差や性格もあるのでは断定することはできませんが、楽しく水遊びをするには、無理強いすることは避けて少しずつ慣らすことが大切です。

小型犬や先述した犬種など、水泳に向かない場合は浅瀬などに連れていき、水浴び程度で遊ばせるとよいでしょう。

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水嫌いにならないために

本来なら水が大好きで泳ぎが得意な犬種のゴールデン・レトリバーやラブラドール・レトリバー、プードルの中にも、水が嫌いで泳げない犬がいます。 また、泳ぎ方がDNAに組み込まれていない犬種も泳ぐことを嫌がります。

そんな、泳ぎ方を知らない犬には、まず水を好きになるためのいくつかのポイントを紹介します。

水に対してトラウマにならないようにする

どんな犬種を飼っていても、定期的にシャンプーするはずです。シャンプーの時、嫌がっているのに無理矢理水をかけたりすると、水が嫌いになる可能性があります。

特に、子犬期に嫌な思いをすると生涯水嫌いになる可能性があるので、気をつけましょう。

無理矢理、プール、海、川などに入れない

人間の子どもでも、嫌がっているのに無理矢理プールに入れようとすると、とても嫌がります。

犬も同じです。 せっかくプールに来たのだからと、プールに投げ込んだりと無理矢理プールに入れてしまっては、ますます水嫌いになってしまうので注意が必要です。

水を好きにするために

犬のしつけには、「すりこみ」と言われる方法を使う場面が多くあります。これは、一つのことを「○○をすると良いことがある」とするしつけ方法です。

このすりこみを利用して、子犬のときに「水に浸かると気持ちいい」という記憶を作ることが水を好きにする最適な方法です。 生後3ヶ月までの間に、たらいなどに水を入れ犬を入れて下さい。

成犬になっていても、水に浸かると気持ち良いと言う記憶を作ることはできます。

この時、くれぐれも無理強いはしないようにして下さい。

雨の日も積極的にお散歩を

「今日は雨だから濡れるのは嫌でしょう」「大変、濡れちゃった」などと犬に話しかけて、雨の日はお散歩に行かない飼い主さんが多く見受けられます。

残念ながら、こうすることによって「濡れる=ママが嫌がる」とすりこまれてしまいます。これでは、水嫌いになるのも当然です。

もし泳ぎが得意な犬にしたいのなら、「濡れることは悪くない」と思わせるように普段の行動から気をつけて下さい。

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水がトラウマにならないよう、楽しく導いてあげるのが一番

犬を泳がせたいと思ったら、なにはともあれ、あせりは絶対に禁物です。
まずはお水に慣らすところからはじめて、お水につかっていると飼い主がたくさん遊んでくれて楽しい、というムード作りからはじめるのがベストです。
間違っても、いきなりプールや池、湖、川、海などに放り込まないでください。

お水がトラウマになってしまうと、それを克服するのは至難の業。
荒療治が上手くいくこともありますが、失敗したときのリスクを考えると、やはり飼い主さんが上手にお水に導いてあげるのが一番ではないでしょうか。

そのためにも、放っておいても犬がプカプカと浮くことのできるライフジャケットは絶対に必要です。

安全第一で、楽しくお水へと導いてあげたいものですよね。

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まとめ

ここでは、「犬だから泳げるってワケでもなさそう!泳ぎが得意な犬、不得意な犬」について判りやすくまとめてみました。

ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
お宅のワンちゃんの「涙やけや目の赤み」の問題解決のご参考にして下さい。

飼い主さんが病気を自己診断するためではなく、あくまでも獣医さんにワンちゃんの症状を説明するときの参考としてお読みください。

当サイトではなるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品を選んでランキングしているので、大切なワンちゃんのためのドッグフード選びの参考にしてみてくださいね。

愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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