【犬と暮らす】トイプードル

犬と暮らす・プードルの歴史と特徴、プードル種のサイズは6種類

クルクルの巻き毛につぶらな瞳、まるでぬいぐるみのようなトイプードル。
最近では、さらに小さいティーカッププードルやタイニープードルにも人気が集まっています。

この小さなプードルたちがもともとは大型犬だったってご存じですか? 
今回は、プードルの歴史、種類や特徴などをご紹介します。

ここでは、「プードルの歴史、種類や特徴等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。

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  1. トイプードルの歴史
  2. トイプードルの顔の特徴
  3. トイプードルのカラダの特徴
  4. プードルの種類は6つ、正式には4つ
    1. スタンダードプードル
    2. ミディアムプードル
    3. ミニチュアプードル
    4. トイプードル
    5. タイニープードル
    6. ティーカッププードル
  5. 「しつけ教室の問題点」と「飼い主としてのスキル不足」を解消する方法
  6. まとめ
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    1. 関連

トイプードルの歴史

プードルの歴史は古く、東西ヨーロッパやロシアに分布していた犬が元になったと言われています。そのころのプードルは、現在のスタンダードプードルと同じくらいか少し大きいくらいの大型犬でした。

トイプードルの歴史は同時にプードルそのものの歴史といってよいでしょう。

なぜならばスタンダードミディアムミニチュアトイ4つのサイズがあるのですが、犬種としてはみな同じプードルということになるからです。

カラダの構成や性質的に違いがないことからこのようになっています。犬種として固定化されたのは、ドイツからフランスに持ち込まれてからのようです。

プードルの原種は、スタンダード・プードルです。泳ぎが得意なプードルは鴨猟の回収犬として重宝されて撃ち取った獲物を回収する役目を果たし、昔から人間と共生していました。

顔や胸のあたりを残して剃り込む独特のカットスタイルは、泳ぐときに心臓や関節を保護したり、水の抵抗を減らしたりといった目的で出来上がったものです。

プードルという犬種名はドイツ語で「水辺でばしゃばしゃ泳ぐ」という意味の「プデル」から付けられたと言われています。ちなみに、フランスではプードルではなく「カニシェ(鴨犬)」と呼ばれています。

原産国はフランスで16世紀頃、プードルの人気に火がつきました。この時のプードルはスタンダード・プードルでしたが、ここから小型化するための品種改良が進められていきます。

16世紀頃には、スタンダード・プードルよりも小さいミニチュア・プードルが誕生しました。

そして、18世紀頃に小型化したトイプードルが誕生し、フランスの上流階級の愛玩犬として人気を博すようになりました。

トイ・プードルは愛玩犬としてだけではなく、役割のある犬としても活躍していたといいます。

高級食材であるトリュフが自生している場所を探していたのは、ミニチュア・プードルやトイプードルだったそうです。現在も、セラピー犬や警察の嘱託警察犬などその活躍の場を広げています。

プードルは知能が高いのでしつけしやすく、人に従順で芸を覚えるのも得意。さまざまな訓練を遊び感覚ですぐにこなすので、アジリティー競技でも活躍しています。

関連記事トイプードルのしつけはどうすれば好いの?準備は?基本は?

トイプードルの顔の特徴

トイプードルは中頭種の部類に属しています。程良く丸みのある頭の形に、クリクリっとしたアーモンド型の目が特徴です。耳は目の高さとほぼ同じ高さにあり、肉厚で長く幅広くなっています。

被毛に覆われて垂れているのも可愛く魅力の一つです。

トイプードルは非常に賢く人懐っこい犬種ですので、犬を飼うのが初めての人でもとても飼いやすく、日本で人気が高いのも納得できます。

トイプードルが持つルーツや特徴を知っておくと、愛犬に対してより理解が深まり、絆を築きやすくなります。

トイプードルのカラダの特徴

トイプードルは体高と体長がほぼ同じで、スクエアに近いカラダつきをしています。ジャパンケネルクラブにおいて体高は24~28cmとされています。

体躯は引き締まっており、脚はまっすぐ生え、細身ながらもやや筋肉質なのが特徴です。祖先は鳥猟犬だったスタンダードプードルですので、活発に動き回るのが大好きな犬種です。

トイプードルらしさを一番表す特徴が、そのカールした被毛といえるでしょう。シングルコートでクルクルとカールした被毛が密集しています。

毛色はカラーが豊富にあり、ブラックホワイトシルバーブラウンレッドアプリコットベージュなど様々な種類が認められています。

原則として単色であり、2色以上が混ざり合った色については認められていません。

トイプードルは、毛色による評価が大きく分かれる犬種です。かつてはシルバー色の人気がとても高く、その後はブラックの人気がずっと高かった様です。

現在ではテディベアカットというスタイルが大流行しているため、それに似合う茶系のトイプードルに人気が集中、他のカラーの犬と比較しても数倍の値段で取引されています。

カラダの特徴として付け加えておきたいのが、小型化された犬は本来の姿ではないということです。関節などが、標準サイズのものに比べて弱くなっていることがあるので理解が必要です。

プードルの種類は6つ、正式には4つ

プードルの種類は大まかに分けると

・スタンダード、
・ミディアム、
・ミニチュア、
・トイ

の4つがあります。

スタンダードプードル」「トイプードル」といった犬種名があるわけではなく、どの大きさでも犬種は「プードル」です。
大きさが違うだけで、体の大きさの比率や毛色のバリエーション、性格は同じだとされています。

今のところ、ティーカッププードルやタイニープードルはトイプードルの一種とされていて、正式なサイズとしては認められていません。

基本的な性格は、落ち着きがあって社交的。理解力に優れ飼い主に従順なので、しつけしやすい犬種です。抜け毛は少ないものの、独特の巻き毛は絡まりやすいので毎日ブラッシングします。

毛は伸び続けるので、定期的なトリミングが必要です。

スタンダードプードル

スタンダードプードルは4種類の大きさがあるプードルの基本。体が一番大きく、体高約45~60cm、体重約16~25kgが標準サイズの大型犬です。

もともと活発な犬種であるとともに体が大きいので、毎日1時間程度の散歩が欠かせません。泳ぎが好きなので、夏場は水辺に連れて行ってあげるのもいいですね。

賢さや穏やかな性格を活かし、アメリカやカナダでは盲導犬として活躍するスタンダードプードルもいるそうです。

ミディアムプードル

ミディアムプードルは体高約35~45cm、体重約8~15kgで柴犬くらいの中型犬です。
JKCの認定を受けたのが2003年と、サイズの歴史は浅いです。

このプードルはまだまだわかっていないことが多く、国によってはミディアムというサイズを認めていないところもあります。

スタンダードと同様、穏やかで従順な性格。ミディアムも散歩やドッグランなどで十分な運動が必要です。

ミニチュアプードル

ミニチュアプードルは体高約28~ 35cm、体重5~8kgの小型犬です。日本ではあまり見かけませんが、スタンダードプードルを改良し、17世紀ごろには存在していたと言われています。

ほかのプードル同様に活発で賢く、運動神経抜群なので、海外ではトリュフを探す探知犬や災害救助犬、サーカスなどで活躍することも多い、人気のサイズです。

社交的で穏やかな性格ですが、小型犬ならではの神経質で怖がりなところもあります。子犬のころから吠え癖や噛み癖がつかないようにきちんとしつけしましょう。

 

トイプードル

トイプードルは国内で最も人気のサイズで、体高約26~28cm、体重約3~4kgの超小型犬です。

人気のために国内では安易なブリーディングで、何らかの疾患を抱えた子犬も多くなっています。飼うときには、信頼できるブリーダーやペットショップを見極めることが重要です。

犬は小型になるほど神経質な傾向があります。トイプードルも神経質で警戒心が強い面があるので、飼いはじめは注意しましょう。賢く学習能力が高いので、教えたことはすぐに覚えてくれますよ。

タイニープードル

タイニープードルはアメリカで作出されたサイズで、日本のJKCでは非公認です。体高25cm以下で体重は約2~3kgとトイプードルよりさらに小さなサイズ。

骨格が小さくマズル(鼻の長さ)が短めの傾向があります。作出が難しく、サイズがまだ不安定で思ったよりも大きくなることもあるので、飼うときは信頼できるブリーダーのところで親や祖父母犬のサイズまで確認して選びましょう。

性格は明るく賢い反面、神経質な部分もあるので、留守が多い家庭はタイニープードルのメンタル面にも気を配る必要があります。

ティーカッププードル

ティーカッププードルもアメリカで作出された、JKCではまだ非公認のプードルです。体高は23cm以下で体重は約2kg、ティーカップに入るほどの小ささからその名がつきました。

骨や関節が弱い場合があり、ちょっとした段差が負担になる可能性があります。散歩や家の中の環境に気を配り、配慮が必要です。

基本のプードルの性格に加え、怖がりで神経質な面があります。甘えん坊なので飼い主に対する依存が高まりやすく、メンタル面には注意してあげます。

関連記事トイプードル基本のしつけ・トイレ、無駄吠え、コマンドは?

関連記事:最強の「犬社会化トレーニング方法」はどうするの?ポイントは?

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関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!

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まとめ

ここでは、「プードルの歴史、種類や特徴」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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