【犬と暮らす】犬 散歩 お出掛け

犬とのドライブ旅行を安全にするための実用的なヒントを徹底解説!

旅行は犬にとっても楽しいイベントです。現地まではクルマ移動という人も多いでしょうが、ある程度の長時間のドライブになるので、ストレスにならないか心配することもたくさんあるでしょう。

ワンちゃんと一緒に旅行に行きたい!って思っていても、何を持っていけばいいのかわからない!!
これからワンちゃんと一緒に旅行したいなと思っているオーナーさんに車旅行用の持ち物リストも公開します。

ここでは、「愛犬とドライブを快適に過ごすため等について判りやすくまとめてみました。

犬のための万全なドライブの準備

犬とドライブを楽しむときは、犬の安全を守るためのグッズを準備しましょう。

  • 鑑札
  • 注射済票
  • 迷子札
  • ハーネス
  • リード
  • 寄生虫の予防薬
  • ウェットティッシュ
  • ティッシュ
  • 処理袋
  • 防水シート
  • トイレシート
  • おむつ
  • 消臭スプレー

車内でもハーネスとリードを着用し、鑑札・注射済票・迷子札を付けます。車内は、夏だけではなく、冬も暖房によって暑くなりがちです。暖房によって、熱中症になってしまう犬がいます。

ドライブ中も、しっかり水分補給をさせます。

高速道路など、トイレ休憩がしづらい場所をドライブするときなど、犬がトイレを我慢したり、粗相をしたりしてしまわないよう、トイレシート・おむつ・防水シートがあると便利です。

また、車内での排泄や、車酔いによる嘔吐などがあった場合、消臭スプレー・ウェットティシュ・ティッシュ・処理袋があると便利です。

寄生虫の予防は、ドライブ先での感染を防ぐため、ふだんから予防しておく必要があります。必要に応じて、獣医さんに処方していただいてください。

車への乗せ方

  • 座席に直接、座らせる
  • 膝の上に座らせる

この2つの座らせ方をする飼い主さんがとても多いです。助手席や後部座席の家族に抱っこされていたり、中には、運転手の膝の上に座っていたりする犬を見かけることもあります。

人にも犬にも、大変危険な行為です。

クレート・ケージ・キャリーバッグを使う

基本的には、クレート・ケージ・キャリーバッグに犬を入れ、座席に固定する、または、座席に下に置いておくのがベストです。クレートであると、より丈夫で安全です。

急ブレーキを踏んでしまったときや、交通事故に遭ってしまったとき、犬が外に投げ出されることを防ぐことができます。

中型犬や大型犬の場合は、大きなクレートが必要になるため、大きな車をレンタルするなどの対応が必要な場合もあります。

ハーネスやドライブボックス

座席にハーネスとリードで犬を固定したり、犬用のドライブボックスを利用したりすることがあるかもしれません。

しかし、急ブレーキを踏んでしまったときや、交通事故に遭ってしまったとき、犬が外に投げ出されやすいです。車外に飛び出さなくとも、車内で飛び回ってしまうかもしれません。

ドライブ前の食事

食事は、ドライブをする2時間から3時間前までには済ませておきたいです。特に、初めてドライブをする犬や、車酔いをしやすい犬は注意が必要です。

ドライブに慣れている犬であっても、車に乗っている時間が長くなったり、その日の気温や車内の温度、ソワソワしたり興奮したりなどによって、車酔いしてしまう可能性があります。

体調面でより安全にドライブするために、ドライブ先に着いてから食事をしても良いと考えます。

事故やケガを防ぐために


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車内でお留守番をさせない

犬を車の中で待たせないでください。真冬であってもダメです。窓を開け、風通しをよくしていてもダメです。熱中症にかかってしまう危険があります。

また、ほんの数分、車の中で待たせている間に誘拐されてしまったケースもあります。

運転の邪魔をさせない

運転手の膝の上に座らせたり、助手席に直接座らせたりしていると、運転の邪魔をしてしまうことがあります。大変、危険な行為です。

また、助手席に直接座らせていると、事故の際、エアバッグによって、犬が大怪我を負ってしまう可能性があります。同乗者と一緒に後部座席に乗せ、クレート等を利用しましょう。

車内の温度

犬と人では体感温度が違います。冷房を入れていても、犬には暑いかもしれません。暖房の効きすぎで、犬は暑がっているかもしれません。犬に快適な温度を知り、犬に合わせた温度設定が必要です。

窓から脱走してしまう危険があるため、窓を開けるときは、犬が顔を出してしまうことができない程度に開けると良いです。

犬にとってのドライブ


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いざクルマに乗るとなると、慣れない環境のために不安になったり、乗り物酔いや不快を感じる犬もいます。

もし、クルマに乗るのが動物病院だけという犬であれば、注射の記憶が蘇り乗車拒否するかもしれません。

子犬でも成犬でも、共通して持っているのは飼い主への信頼です。

その信頼と肯定的な強化があれば、「クルマに乗ることは楽しい」という認識になり、その期待感から愛犬を快適な方向へ導くことができます。

事前に準備することで、将来の愛犬とのドライブを快適にすることができるでしょう。

クルマにポジティブな印象を持たせる

ドライブが楽しいということを認識させて、車内で快適に過ごせるように工夫しましょう。まず、車内に愛犬のお気に入りのおやつを用意しておきます。

ドアを開けたとたん、シートに飛び乗ってでおやつを取りに行くように促すことができます。ちゃんと乗れたら、追加のおやつや別の報酬を与えます。

そのあとは、車内で音楽を聞いたり、話しかけたり、撫でてあげたりと、いつも部屋でやっているくつろぎのひと時を過ごします。

これを何度か繰り返すと、彼らはクルマが快適な場所であることを認識できるため、暗黙のうちにあなたを信頼し、一緒にクルマに乗ることが苦痛ではなくなります。

これは、実際にドライブに行く前に数回(最低でも2、3回)は実施してください。

短時間のドライブをする

ドライブの際に、嘔吐する心配があるかもしれません。ですので、おやつはほんの少しでよいのです。はじめのドライブは、家の周辺や近くをまわるくらいがちょうどよいでしょう。

大好きな家に帰るというポジティブな気持ちを高めるドライブ程度です。安全であることを確認できるようになるでしょう。

次に、少し距離を伸ばして、近くにある公園やカフェ、ドッグランなど彼らにとって楽しい場所に行きます。楽しい経験が、さらにドライブ=ポジティブという気持ちを高めることができます。

その際に、彼らの様子を確認しましょう。

・息づかいが荒い、
・あくびが多い、
・唇をなめる、
・よだれを垂らす、
・嘔吐する、

・・・などの症状が見られたら、直ちに停車して落ち着かせたり、家に帰りましょう。

また、愛犬をどのように乗せるかというのも重要です。
ドライブシート、キャリー、クレートなど、彼らがリラックスできる方法を試してみましょう。

旅程に余裕をもつ

愛犬とのドライブ旅行には、目的地までのルート上に立ち寄るところを決めておきましょう。高速道路であれば、ドッグランがあるSAやPAを調べておくといいでしょう。

一般道でも道の駅や、公園などクルマを止められる場所をリサーチしておくと困りません。

90分ごとにトイレ休憩をとるのが推奨されています。そうすれば、あなたも愛犬もトイレに行けたりカラダを伸ばすことができますし、

目的地に着くまでにいろいろな場所の景色を見ることができます。特に、散歩ができる場所に立ち寄れば、愛犬にとって適度な運動にもなります。

緊急事態へ備える

愛犬と一緒に旅行する際には、万が一の事態に備えた心構えが必要です。目的地やルート上にある動物病院や動物関連施設を調べておくことです。事前に電話番号などをスマホに登録しておくのもいいでしょう。

怪我や出血、発作、中毒、発熱、アレルギー反応、過度の嘔吐など、緊急を要する場合もあります。心肺蘇生法やハイムリッヒ法など、犬の応急手当(救命処置)の知識と技術を身につけておけば、適切な対処が可能です。

また、犬が迷子になった場合に備えて、マイクロチップを装着し、IDタグ付きの首輪を着用するなどしていることを確認してください。

乗り物酔いを和らげる方法

愛犬がクルマ酔いをする場合があります。特に1歳未満の子犬は、方向感覚やバランス感覚に影響を与える内耳の一部が完全に発達していないために、クルマ酔いすることがあります。

クルマに乗り慣れていても、吐き気を催すことがある場合は、車内を涼しくして、彼らが落ち着けるようにします。

ドライブ前の食事は2~4時間前までに済ませ、胃もたれの可能性を減らすために少量にし、新鮮な水も忘れずに与えます。

通常は、何度か経験するとクルマ酔いは改善されますが、あまり変化が見られない場合は、吐き気止め薬を検討してもいいでしょう。かかりつけの獣医師に相談してみてください。

愛犬との旅行やドライブは、犬を飼う醍醐味でしょう。しかし、それを安全に楽しいものにできるかどうかは、私たち飼い主次第ともいえます。

しっかり準備をし、彼らが車内でストレスなく過ごすことができれば、旅は最高の思い出になることでしょう。

ただし、迷惑駐車はしない、愛犬のうんちは持ち帰る(認められたゴミ箱に捨てる)などマナーはしっかり守りましょう。

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まとめ

ここでは、「愛犬とドライブを快適に過ごすため」について判りやすくまとめてみました。

ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
お宅のワンちゃんの「快適なドライブ」の問題解決のご参考にして下さい。

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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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