お散歩もよくしているのですが、
ウチのワンちゃんが「最近おデブ」になってきました。
ドッグフード選びが間違っているのでしょうか?
肥満に効くドッグフード選びを教えて下さい。
肥満は内臓にまで影響を及ぼしてしまい、そのままでは愛犬の寿命を短くしていきます。
ただし太っているからといって急に運動量を増やすのはNGです。
関節に負担がかかり炎症が起きてしまう恐れがあります。
もちろん適度な運動は大事ですが、愛犬の体重を落とすことが優先です。
健康的にダイエットをさせるために必要なのは
「きちんと食べて痩せること」です。
そのためには・太りにくく・体に良い原材料が使われている
ドッグフードを選ぶことが大切です。
ここでは、「肥満に悩む時のドッグフード選び方」等について判りやすくまとめてみました。
ぜひ愛犬のケアに役立ててください。
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- 肥満犬に適したドッグフードの選び方
- BCS(ボディ・コンディション・スコア)で 愛犬の肥満度チェック
- 見て、触った結果は?
- 愛犬のスタイルを客観的にチェック!
- 愛犬への「肥満」防止対策
- 愛犬が「肥満」になったときの注意点
- まとめ
- 当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。
- モグワンの特徴 モグワンは、原材料の約半分が良質なチキンとサーモンでできたドッグフードです。 肉・魚・野菜・果物のバランスがとても良く、 腸が弱いワンちゃんでも食べやすいよう、 油には消化の良いサーモンオイルとココナッツオイルが使われています。 手作り食の代用にもなるレシピ内容が魅力です。
- 太りやすい、お腹や皮膚が弱い、アレルギーが心配…など、 ワンちゃんのあらゆる悩みに対応しやすいのがこのモグワンです! モグワンはサーモンによるオメガ3脂肪酸が豊富なので、免疫力向上による皮膚トラブルの予防も期待できます。炭水化物源には低GI値食品のサツマイモが使われています。
肥満犬に適したドッグフードの選び方
愛犬を健康的にダイエットさせるために大事なこと。それは、体に良い原材料が使われた太りにくいご飯を食べさせることです。
では、どのようなドッグフードを選べば健康的に愛犬の体重管理ができるのか?
体重管理にいいドッグフードの選び方を紹介していきます。
高タンパク・低脂肪のものを選ぶ
ワンちゃんの肥満を改善するためには、まず高タンパク&低脂肪の食事をさせることが大切です。できれば、主原料に低脂肪のお肉や魚を使っているドッグフードを選ぶといいです。
食物繊維を増やして満腹感を与える食事も悪くはありませんが、タンパク質が不足することによる筋力の低下、それに伴う代謝の低下も懸念されます。
こうなるとエネルギーを多く消費できなくなる体質になってしまうので、余分なエネルギーが脂肪に変わりやすくならないようタンパク質はキチンと摂っておいた方がいいでしょう。
◆高タンパクで低脂肪の食品
鶏ささみ、鶏むね、ラム、マトン、牛赤身、牛肩、牛ヒレ、牛もも、豚赤身、豚肩、豚ヒレ、豚肩ロース、豚もも、あじ、いわし、鮭、たら、ほっけ、まぐろ赤身、全卵、うずらの卵、ヨーグルト、モッツァレラチーズ、豆腐など。
血糖値を上げにくい食品が組み込まれている
糖質を多く含む炭水化物の摂り過ぎは、犬の肥満をさらに加速させ、糖尿病や胆石症のリスクも高めてしまいます。
なぜなら、体内でエネルギーとして使われなかった糖質は、あとで使えるようにとグリコーゲンや脂肪という形で体内に蓄積されてしまうからです。
蓄えられた脂肪がエネルギーとしてちゃんと消費されていけば問題はないのですが、消費されないままさらに糖質をたくさん摂取すると、さらにまた使い切れなかった糖質が脂肪となってどんどん体内に蓄えられてしまいます。
高GI値食品と食物繊維を多く含む低GI値食品をバランスよく含んだドッグフードを選ぶようにしましょう。
・高GI値食品:血糖値を上げやすい食品 ・低GI値食品:血糖値を穏やかに上げる食品
繊維質はグルコースと脂質の吸収を抑えることができる上に、満腹感も得られるのでダイエットにも最適です。
高GI | 白米、とうもろこし、にんじん、かぼちゃ、じゃがいもなど |
中GI | サツマイモなど |
低GI値食品 | 玄米、黒米、赤米、ハト麦、葉もの野菜、りんご、チーズなど |
体脂肪になりにくい油が使われている
油は肥満の敵!と思われがちですが、種類をちゃんと選べば肥満気味の犬でも安心して摂取することができます(もちろん摂り過ぎは良くありません)。
たとえば、動物性脂肪(飽和脂肪酸)はコレステロールや中性脂肪を増やしやすいのに対し、オメガ3脂肪酸を多く含む魚油や亜麻仁油(不飽和脂肪酸)は血液中の中性脂肪の増加を抑えやすいことが分かっています。
そのため、原材料に動物性脂肪(または動物性油脂)、牛脂、豚脂、鶏脂などが含まれているものよりも、魚の油や亜麻仁油が使われているドッグフードを選ぶようにしましょう。
BCS(ボディ・コンディション・スコア)で 愛犬の肥満度チェック
愛犬が太り過ぎている場合、多くは飼い主が食べ物を与え過ぎているのが原因です。
日常的に愛犬がフードのストックやゴミ箱をあさって食べているなら別ですが、犬は人間と違って、コンビニで買い食いをしたり、夜中にラーメンを食べたりしません。
人間と同様、犬も消費カロリーより摂取カロリーが上回れば、その分脂肪として体に蓄積されます。
愛犬が肥満かどうかを判定するために、まずはBCS(ボディ・コンディション・スコア)を測ります。
基本的にBCSのスコアが小さいほど痩せており、スコアが大きいほど太っていることになります。
肥満の目安は見て触って脂肪の付き具合を確かめる「BCS(ボディコンディションスコア)」を参考にします。
BCSは痩せ〜肥満まで5段階、もしくは9段階で評価する方法です。
標準はBCS3といわれており“肋骨に触ることができ、上から見ても横から見てもウェストのくびれがある”ボディスタイルです。
BCS4以上になると太り気味、BCS5では肥満といわれます。
チェック① 横から見て、触ってみよう
立った状態のワンコを、横から見てみてください。
下っ腹の部分は、くびれて上に持ちあがっていますか?
実際に胸から腰部分を手で持ち上げる様に触っていくと、より分かりやすいです。
チェック② 上から見て、触ってみよう
同じくウエスト部分をチェックです。
あばらから下っ腹にかけて、適度にくびれはありますか?
ここでも、両手で、肋骨部分から腰にかけて撫でる様に触ってあげることで、より分かりやすくなりますよ。
チェック③ 肋骨を触ってみよう
チェック2と同じ様に、上から両側の肋骨を触ってみましょう。
肋骨は触れますか?もしくは、ゴリゴリと浮き出ていますか?
長毛種の場合は毛の下に手を入れ、チェックしてあげてください。
チェック④ 腰骨を触ってみよう
最後に、しっぽの付け根、背骨の終わりの両脇あたりにある腰骨を手で触ってみましょう。
肋骨同様、どの程度浮き出ているかをチェックします。
見て、触った結果は?
では、触ってみた結果を5段階に分けて、ワンちゃんのスタイルをチェックしてみましょう^^
BCS1 痩せすぎ
見るだけでも肋骨や腰骨がはっきりと浮き出ている状態。触ると簡単に骨がわかる。
上から見ると、砂時計の様に肋骨部分とお尻の部分が膨らんで、ウエストが極端にくびれている。
BCS2 痩せ気味
肋骨が少し浮き出ていて、なでるとすぐに骨がわかる。
上から見ても横からみても、くびれがしっかりとわかる。
BSC3 理想体型
骨が薄い皮下脂肪でおおわれていて、肋骨や腰骨も触ると感じとることができる。
腰のくびれやウエストはゆるやかに見てとれる。
BCS4 太り気味
厚い皮下脂肪でおおわれていて、見た目では肋骨はわからない。
上からみたくびれはかろうじてあるが、横からみたウエストは引き締まっていない。
BCS5 肥満
見た目でも触っても肋骨が分からないほど、厚い皮下脂肪に覆われている。
上から見た時に腰はくびれが無く寸胴状態。
横から見た時、ウエストは張り出し垂れ下がっている。
愛犬のスタイルを客観的にチェック!
いかがですか?実際に細かくチェックしてみると、客観的にワンちゃんの体型を感じとることができるはずです。
丁度良いと思っていたけど、うちの子ってちょっと太り気味?いや、逆に痩せ気味?
と、日々の体型の変化にも気付くことができます。
痩せすぎも、太りすぎも、ワンちゃんにとっては様々な不調を呼ぶ原因になってしまいます。
また、ワンちゃんの体を触ってチェックしてあげることで、コミュニケーションになったり、おできや傷、腫瘍など、身体の変化にいち早く気付くことにもつながります。
今日から、楽しいコミュニケーションのひとつとして、ボディコンディションスコアもチェックしてみてあげてください。
愛犬への「肥満」防止対策
一日分のフードを小分けにしておく
1日にあげていいフードの量が決まったら、1日分ずつ、おやつも含めてプラスチック容器などに小分けにしておくのもよいでしょう。
せっかく食事管理をしていても、ご家族が知らないところでおやつをあげていて愛犬を肥満にしてしまっているケースも少なくありません。
「おやつをあげないで」と言っても隠れてあげてしまうことも多いです。「おやつはここの容器のなかからあげてね」と伝えたほうがスムーズかもしれません。
高タンパク質、低炭水化物のフードを選ぶ
できればタンパク質が多く、炭水化物が少ない食事を与えた方がいいでしょう。
人間のダイエットでも、食事が8割と言われており、運動だけで痩せるのはとても難しいです。
もちろん散歩やおもちゃで遊んだりして運動量を増やすことは有効ですが、食事を管理する方がしっかりと筋肉がついて引き締まった体型になります。
もしも持病がある、すでに病気で療法食を食べている、愛犬が痩せているか太っているかわからないような場合は、かかりつけの動物病院で相談しましょう。
適正体重の方が健康で長生きできる確率が上がりますが、病気によっては「これ以上痩せないほうがいい」という場合もあります。
食事の習慣を変える
食事回数を増やすのも有効です。犬には、あまり「規則正しい食生活」を意識する必要がありません。1日2回、お皿にフードを入れて決まった時間に与えることにこだわらなくても大丈夫です。
朝晩2回のごはんだとお腹がすいてしまうようなら、朝晩のフードを少し減らして取り分けておき、昼間や寝る前にあげてもよいですね。
気分転換に、フードを入れられるタイプの知育トイを使用したり、お散歩先の公園などで与えてみるのも良いです。
ダイエットフードを取り入れる
食事量を減らして要求吠えが増えたりした場合には、ダイエットフードに変更しても良いです。
ダイエットフードには、繊維の量を増やし、お腹で膨らんで満足感を高めるような工夫がされているものもあります。
市販のダイエットフードで効果が感じられない場合は、動物病院で療法食を処方してもらうのも一案です。
愛犬が「肥満」になったときの注意点
上記の工夫をしても愛犬が痩せない場合は、病気で太っている可能性もあります。シニアになると、基礎代謝が落ちるようなホルモン病にかかっていることもありますので、一度病院受診を検討しましょう。
また、過度なダイエットはしないように気をつけてください。ダイエットは、月5%の体重低下を目安に行いましょう。それ以上のスピードで痩せさせてしまうと、リバウンドのリスクが高くなります。
まとめ
ここでは、「肥満に悩む時のドッグフード選び方」等について判りやすくまとめてみました。
ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
お宅のワンちゃんの「肥満に悩む時のドッグフード選び方」の問題解決のご参考にして下さい。
当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。
愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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