蝶のように美しい飾り毛を持つ、優雅で気品あふれる容姿と大きな立ち耳がとても印象的なパピヨンです。
明るい性格で人気ですが、中には食が細いコもいるため、ドッグフードを食べないとお悩みの飼い主さんも多いようです。
そんなパピヨンは小型犬の中でも比較的体が丈夫な犬種ですが、
もともと骨が細いので骨折や関節トラブルが多く、
さらに被毛や目のトラブルも起きやすい傾向にあります。
ここでは、「パピヨンの特徴、パピヨンに適したドッグフードの選び方」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。
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知っておきたいパピヨンの特徴
パピヨンは、16〜18世期のフランスで大変人気があり、あのマリーアントワネットにも愛されていた犬種です。
多く貴族の肖像画にも登場し、パピヨンが描かれていないものは完成品とは認められなかったほど、上流階級のステータスシンボルでした。
そんな輝かしい歴史を持つパピヨンの特徴は以下の通りです。
パピヨンはその小さく華奢な見た目に反して、暑さや寒さにも順応しやすい犬です。
ただし、好奇心が旺盛で高い所をあまり怖がらないため、飛び降りたりして骨折や脱臼をしないよう飼い主さんがしっかり見ていてあげる必要があります。
また、お散歩でたくさん歩くのも大好きですが、リードや首輪で繊細な被毛を傷めないよう、犬具を選ぶ際は幅8mm前後の細く柔らかいもの(かつしっかりしたもの)がおススメです。
散歩から帰宅したらブラッシングを行い、特に毛玉になりやすく切れやすい耳の飾り毛は丁寧にピンブラシを通してあげてください。
パピヨンに合うドッグフードの選び方
パピヨンにはどんなドッグフードを選ぶといいのか?パピヨンの特徴や抱えやすいトラブルなどを踏まえた上で、選び方のポイントを3つまとめてみました。
主原料がタンパク質のもの
主原料がタンパク質のフードはパピヨンの体に多くのメリットがあるため、原材料表記の先頭が肉か魚の名称になっているものを選びます。
■タンパク質がおすすめな理由
①消化吸収がしやすい
犬は限りなく肉食に近い雑食なため、タンパク質が主原料であれば消化不良を起こしにくい
②被毛の成長や維持につながる
被毛など体のあらゆる組織はタンパク質で構成されているため、パピヨンの美しい毛並みを育む
③筋肉の発達が促進される
筋肉がつくことで、脚が細く活発なパピヨンの関節や骨を支え、衝撃から守りやすくなる
また、良質なタンパク質を使用したフードはより消化吸収によく栄養も豊富なため、「チキン」や「生サーモン」など原材料表記が明確なものがおススメです。
逆に「肉類」「家禽類」など表記が不明確なものは品質が良くない可能性があるので避けるようにしましょう。
オメガ3&オメガ6配合のもの
パピヨンらしいふわふわでツヤのある美しい毛並みをつくるには、食事からしか摂取できないオメガ3とオメガ6の2種類の必須脂肪酸が配合されているフードがおススメです。
この2つの必須脂肪酸を摂取すると、以下のような健康効果が期待できます。
・健康的な皮膚被毛のサポート
・皮膚病やアトピーの改善
・繁殖、免疫、発育機能の向上
また、オメガ3脂肪酸は関節炎などの炎症の緩和にも役立つため、万が一関節を痛めてしまった場合にもいいです。
オメガ6脂肪酸のみ配合されているフードも多いので、ドッグフードの成分表付近をチェックして、オメガ3とオメガ6の両方が入っているものを探してみてください。
炭水化物は低GIのもの
パピヨンはあまり太りやすい犬種ではありませんが、関節の疾患や皮膚疾患の予防のために、糖質の吸収が穏やかな低GIの炭水化物を使ったフードがおススメです。
GI値とは、食材を食べた後の血糖値の上がりやすさや下がりやすさ、その時間などを表した数値で、以下のような特徴があります。
■低GIの炭水化物
糖が血液にゆっくり吸収される。太りにくく、体重管理に適している。血中コレステロールを低下させる。スタミナを長くする。
例:玄米、大麦、ひよこ豆、エンドウ豆など
■高GIの炭水化物
糖が血液に吸収されるスピードが早い。体が急激に糖をため込もうと働くため太りやすくなる。
例:米、じゃがいも、小麦など
高GI食品であるじゃがいもや米を使ったフードはとても多いため、完全に避けるのは難しいかもしれません。
その場合は、低GI食品の割合が多いものや、低GIと高GIの食品を組み合わせているフードを選びましょう。
無意味な添加物は避ける
ドッグフードの中には、犬にとって必要が無いにも関わらず配合されている添加物があり、そういった無意味な人工添加物を過剰に摂取すると、
それを排出するための代謝や分解をおこなう肝臓や腎臓に負担がかかってしまったり、また胃腸に負担がかかり、消化がスムーズにいきません。
パピヨンに多い涙やけや皮膚の炎症、被毛の発育不良などの悪化につながる可能性もあるので、以下のような無意味な人工添加物は避けるようにしましょう。
■無意味な添加物の例
・甘味料(ソルビトールなど)・・・原材料の品質がよければ甘味料を入れる必要はない
・着色料(二酸化チタンなど)・・・色をはっきりと認識できない犬にとっては無意味
その他の人工添加物に関しては、臨床試験で犬の健康上問題ないとされているため、過度に心配する必要はありません。できる範囲で避けるという考え方でいれば大丈夫ですよ。
小粒サイズがおすすめ
ドッグフードの粒の食べやすい大きさには個体差がありますが、小型犬のパピヨンは口が小さく食道も細いため、食べやすく飲み込みやすい、小粒タイプのドッグフードがおススメです。
粒の大きさや固さが愛犬に合っていないと食いつきが悪くなる原因にもなりますので、愛犬の食事中の様子をよく観察し、食べやすいものを選んであげましょう。
粒の大きさは以下を参考にしてください。
■粒のサイズ目安
・超小粒:〜8mm
・小粒:5〜10mm
・中粒:8〜12mm
・大粒:10〜15mm
また、「小粒」と販売されているドッグフードでも、粒に厚みがあったりパピヨンにとっては大きいこともあるため、小粒の中でも比較的小さいものがおススメです。
パピヨンのご飯に人気・評判のドッグフードを比較!検証!
パピヨンに選ばれやすい人気のドッグフードを比較してみました。
そこで分かったのは、やはり犬種別に分かれているドッグフードほど、血糖値が急激に上がりやすい炭水化物が多く使われていたり、動物性原料よりも植物性原料の割合が大きいということです。
そして、何の動物から抽出されたのか分からない動物性油脂を使っているドッグフードも多いです。植物性油脂や魚油と書かれているだけで、素材が分からない油を使っている商品も多く見受けられました。
もちろんここで取り上げたドッグフードはほんの一部ですが、サーモンオイルや亜麻仁油を使ったドッグフードが意外と少ないことも分かります。
やはりコストが高い分、積極的に使うメーカーが少ないのかもしれません。
そこで次に、これらの比較を踏まえた上でさらに中身を掘り下げ、パピヨンに合わせておきたいドッグフード10選をまとめてみました!
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パピヨンの餌の量は1日どれくらい?
パピヨンが1日に必要とする餌の量は、ドッグフードや手作り食の栄養価、運動量、ライフスタイル、体重、体格、年齢などによって変わります。
よって、絶対にこの量を与えなければならないという決まりはありません。
以下の計算方法から1日に必要なフードの給餌量を割り出すことができますので、ぜひ参考にしてみて下さい。計算に必要な係数は下の表に示してあります。
1日分の給餌量の計算方法
- まずは安静時のエネルギー要求量を求める。
RER(kcal)=30 × 体重 + 70 - 次に、1日に必要なエネルギー量を求める。
DER(kcal/日)=RER × 係数 - 最後に、1日必要な給餌量を算出する。
給餌量(g/日)=DER ÷ フード1g(1缶)あたりのカロリー数
ライフステージ | 係数 |
---|---|
子犬(4ヶ月未満) | 3.0 |
子犬(4~9ヶ月) | 2.5 |
子犬(10~12ヶ月) | 2.0 |
成犬(避妊・去勢をしていない) | 1.8 |
成犬(避妊・去勢をしている) | 1.6 |
肥満傾向 | 1.4 |
妊娠中(初めの42日間) | 1.8 |
妊娠中(43日目以降) | 3.0 |
授乳中 | 4.8 |
老犬(7歳以上) | 1.4 |
そして、それぞれのライフステージの餌の与え方や注意点を以下にまとめてみました。
子犬の場合
子犬は毎日成長するため、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にするようにします。月齢だけで判断してしまうと、栄養過多や栄養不足の原因となってしまいます。
餌の回数は、生後10週までは1日分を少量ずつ4回ほどに分けて、生後3ヶ月過ぎた頃から、その犬の予想される体重の50%近くになるまで1日3回に分けて与えます。
生後5~6ヶ月頃から、餌の回数を1日2回程度にします。
成犬の場合
成犬への給餌量は、個体差や運動量によっても大幅に変わるため、体重と照らし合わせながらコントロールするようにしましょう。
犬は食餌と食餌の間隔が長くても大丈夫なので、餌の回数は1日2回で問題ありません。
老犬の場合
老犬は、成犬に与える量よりも20~30%程減らした量を与えるようにしましょう。消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎると内臓や消化器官に負担をかけてしまいます。
餌の回数は、消化器への負担を軽くするためにも1日2~3回に分けて与える必要があります。
ここで紹介した給餌量はあくまでも目安で、運動量・体調・生活環境によって必要なエネルギー量が変わります。 給餌量が合っているかどうかはうんちで分かるので、 うんちが柔らかければ量を減らす、硬ければ量を増やすといった感じで調整して下さい。
関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!
まとめ
ここでは、「パピヨンの特徴、パピヨンに適したドッグフードの選び方」について判りやすくまとめてみました。
ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
お宅のワンちゃんの問題解決のご参考にして下さい。
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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
モグワンの特徴 モグワンは、原材料の約半分が良質なチキンとサーモンでできたドッグフードです。 肉・魚・野菜・果物のバランスがとても良く、 腸が弱いワンちゃんでも食べやすいよう、 油には消化の良いサーモンオイルとココナッツオイルが使われています。 手作り食の代用にもなるレシピ内容が魅力です。
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