【ドッグフード】

ドッグフードの種類と基本的な選び方!②ドッグフードのタイプで選ぶ!(水分含量別分類)

ドッグフードに含まれる水分量によって、以下の4タイプに分類されます。

ドライタイプのドッグフード

ドッグフードの中で最も多く流通しているのが、このドライタイプです。ドッグフードと聞くとこのタイプを想像される方も多いのではないでしょうか。

ドライタイプは価格も比較的安く、栄養価のバランスにも優れた製品が多いため、毎日の犬の主食に適しています。

ドライタイプは、カビなどの発生をおさえるために水分をほとんど含まず、多くの製品では衛生面を考えて水分量が10%以下におさえられています。

そのため、カリカリと噛みごたえがあるのが特徴で、食べるたびに犬の顎の強化にもつながり、さらに歯石を除去する効果もあるなど健康補助食品としての役割も果たします。

ただし、咀嚼(そしゃく)する力がまだ十分でない子犬や、歯の弱った高齢のシニア犬に与える際には、お湯でふやかして食べやすい硬さに調整してあげるなどの配慮が必要な場合もあります。

ドライフードは、水分を3~11%含んでいるフードのことです。多くのドライフードが8~10%程度の水分を含んでいます。

水分が多く含まれていないことから常温での長期保存が可能で、未開封のものであれば製造日から約1年~1年半、開封後は約1ヶ月程度が賞味期限の目安になります。

②セミモイストフード

セミモイストフードは、水分を25~35%程度含んだ無発泡タイプのフードのことです。通常「半生フード」と呼ばれています。

粘土のような硬さが特徴で、しっとりさを保つために湿潤調整剤(主にプロピレングリコール)が使われている傾向にあります。

③ソフトドライフード

ソフトドライフードは、セミモイストフードと同じく水分を25~35%ほど含んだフードです。こちらも通常「半生フード」と呼ばれています。

セミモイストフードと違う点は、ドライフードに気泡を入れた加熱発泡処理を採用していることです。セミモイストフードよりも柔らかい仕上がりとなっています。

ソフトドライフードも、しっとりさを保つために湿潤調整剤(主にプロピレングリコール)が使われている傾向にあります。

④ウェットフード

ウェットフードは、水分を60~87%以上含んでいるフードのことです。

品質を保持するため、殺菌工程を経た後に缶詰、アルミトレー、レトルトパウチなどの密封容器に充填します。

缶詰であれば、未開封だと賞味期限が製造日から約3年と長い商品が多いです。一度開封すると長期保存できないため、その日のうちに使い切る必要があります。ご注意下さい。

ウェットフードは肉類の含有量も多いから、他のタイプのフードよりも

・タンパク質、
・リン、
・ナトリウム、
・脂肪

含量が高い特徴があります。

愛犬の健康を考えるならドライタイプのドッグフードがおすすめ

いずれにしても、種類によって特徴は異なりますが総合的にみて、愛犬の健康を考えるなら主食とするのは無添加のドライタイプのドッグフードがおすすめです。

なぜなら、ドライタイプ以外のドッグフードは、水分を多く含んでおり、品質保持のためにどうしても添加物が使われていることが多く、わんちゃんによってはアレルギーの原因となったり、体調不良の原因になることも考えられます。

無添加タイプのものは、通常より値段が高いこともありますが、愛犬の健康な食生活を考えるなら、長い目で見て決して高い買い物ではありません。

しかし、人間も同じものだけを食べ続けていては飽きがくることもあるでしょう。それは、愛犬も一緒です。退屈な食事が続くとやがては、ドッグフードを受け付けないなどの食欲不振に陥ってしまいます。

そんなときに、ソフトドライタイプやウェットタイプのドッグフードを主食に適量混ぜたり、嗜好性の高いものを間食(おやつ)として与えることで、愛犬の食事に変化をもたらすことができ、それが食欲増進のきっかけになることもあります。

それぞれのドッグフードの特徴をよく把握し、上手に併用することで、ぜひ健康的で愛犬が喜ぶ食生活を演出してあげてください。

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