チワワの見た目の特徴は、なんといってもそのキャラクターのような大きな頭に印象的なぱっちりとした瞳。一目で母性をくすぐられるような、守ってあげたくなる見た目をしています。
チワワはとても愛情深く、飼い主への忠誠心が強い性格。
誰にでも愛想の良いわけではなく、
飼い主に一途な愛情を示すため独占欲が強く、
やきもち焼きな一面もあります。
チワワは「ロングコートタイプ」と「スムースコートタイプ」の2種類に分けられます。
ここでは、「チワワの特徴、性質、容姿やチワワの罹りやすい病気」等についてご説明します。
ご参考になれば幸いです。
チワワ
チワワは、大きな目と耳が特徴的で可愛らしく、飼い主に愛情深くきわめて忠実なことから日本で2番目に飼育頭数の多い犬種となっており、飼育頭数は53,630頭です。(参照 一般社団法人ジャパンケネルクラブ 2014年犬種別犬籍登録頭数より)
また小柄ながらも好奇心旺盛な性格です。
しかしながら、小柄な体型の分、一回の食事量が少なく低血糖症が起こりやすい犬種といわれています。
また骨も細く骨格も小さいことから膝蓋骨脱臼や骨折が多い犬種でもあります。
チワワのかかりやすい病気やケガ
チワワは、下記のような疾患にかかりやすく、
- 膝蓋骨脱臼(パテラ)
- 低血糖症
- 水頭症
- 僧帽弁閉鎖不全症
- 骨折
チワワの特徴
チワワとは
チワワは北アメリカで最も古い犬種で、1904年にアメリカケンネルクラブに登録されました。
原産地はメキシコでトルテック族が飼っていたテチチが祖先だといわれており、より小型に改良された犬種が現在のチワワです。このチワワという名前はアメリカに隣接するメキシコ北部のチワワ州が原産地であるということが由来とされています。
しかしながら、チワワの歴史にはさまざな説があり、現在も謎につつまれ解明されていないともいわれております。
日本では1970年代に飼育されるようになり、現在でも人気は衰えず、飼育頭数では日本で2番目に多い犬種(53,630頭)となっております(参照 一般社団法人ジャパンケネルクラブ 2014年犬種別犬籍登録頭数より) 。
チワワの容姿
チワワはくりくりとした大きな瞳と大きな耳が特徴です。
また大きな瞳とりんごのような丸みを帯びた形が額にあるのが特徴でその額は「アップルドーム」と呼ばれています。
毛質は2種類あり、長毛種のロングヘアードは柔らかく直毛あるいは少しだけウエーブがあります。
短毛種のスムースヘアードは柔らかい短い毛が密集しておりツヤがあり、頭と耳は特に短い毛で覆われています。
毛色は単色、2色、3色ありますが多種多様です。
単色の場合
・クリーム、
・チョコレート、
・ゴールデン、
・レッド、
・セーブル
・・・などがあります。
それ以外では
・ブラックとホワイト、
・レッドとホワイト、
・クリームとセーブル
・・・があります。
子犬期の性格は?
チワワは臆病で警戒心が強い性格をしていることは有名ですが、生後4~13週の子犬期には警戒心よりも好奇心の方が強いです。子犬期は特に好奇心旺盛なので、この時期から外部の刺激に慣れさせておけば、成犬になっても穏やかな性格になりやすいと言われています。
オスとメスで違う?
オスはリーダー意識が強く、やや攻撃性があり活発な性格をしています。時には大型犬にも立ち向かうほどの勇敢さも備えていますが、飼い主さんにはたくさん甘えてくれます。
一方、メスはオスよりも賢く、穏やかな性格をしています。飼い主さんに対して従順なのでしつけやすいですが、生理期間には攻撃的になることもあります。
ロングとスムースで違う?
スムースコートは好奇心旺盛で賢く、活発な性格をしています。
飼い主には甘えん坊ですが、見知らぬ人や犬に対しては非常に警戒心が強く、攻撃的になることもあります。
ロングコートもスムースコートと同様に警戒心が強いため、知らない人や犬には攻撃的な一面を見せます。スムースコートと違う点は、ロングコートの方が飼い主さんへの忠誠心が強く、甘えん坊な傾向にあることです。
ロングとスムースで性格が違うとは言われていますが、チワワの性格は個体差がありますので、お迎えする際にチワワがどのような性格の子か観察することが大切です。
チワワの性質
チワワの性格は、好奇心旺盛であり活発、物覚えが良くとても賢い、小型犬特有の繊細さと神経質さを持つ、頑固で気丈、などがあげられます。
そのため
・小さい犬を飼いたい方、
・一緒に元気よく遊びたい方、
・顔や目がかわいい犬を飼いたい方、
・飼育環境に制限が多い方、
・・・などにおすすめの犬種だと言えます。
また、もともと狩猟本能を持った祖先の血が流れているため動くものへの興味は旺盛です。
元気いっぱい一緒に遊びまわりたい方は楽しいパートナーになるでしょう。
またチワワの性格上、吠え癖がついてしまうことも少なくありません。
吠えることは犬の感情表現の一つで、些細なことでも敏感に反応し吠えます。
近隣に迷惑をかけないよう叱ることをためらわずにしっかりとしつけをしましょう。
生後5ヶ月ぐらいからマウンティングという行為をしますが、これは性的衝動と上下関係を示す行為でもあり、この場合しっかりとしつけをしないと相手の方が弱いと認識してしまいます。
叱る場合は厳しい視線も重要です。
また褒める場合はすぐに短く褒めるようにしましょう。
長い時間褒めていては何を褒めているのか認識できなくなってしまいます。
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