【犬と暮らす】暑さ対策

犬の為にはエアコンをつけっぱなしが好い?設定温度と注意点は?

 

 犬にとって大敵となる夏の暑さ。
 夏場はエアコンの使用が欠かせないですが、

『つけっぱなしにしていると・・・電気代が気になりますね』

 暑い時期は犬のためにエアコン(冷房)をつけますが、
 日中や夜寝ている間中もつけっぱなしにするべきか迷いませんか? 

 そこで実際に犬を飼っている人が
 エアコンをどのように使用しているか調べてみました。

 気になる電気代事情についても聞いています。

ここでは、「犬にとって快適なエアコンの設定温度や室内環境の整え方、夏場の暑さを凌ぐためのお役立ちグッズ」等について判りやすくまとめてみました。

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  1. エアコンはつけっぱなしですか?
    1. つけっぱなしが大多数!でした。
      1. 留守番時のエアコン、つけっぱなしにする人が8割 夏場、愛犬だけで留守番をさせるときは、エアコンをつけっぱなしにするという人が81%、特に暑い日だけつけっぱなしにするという人が7.6%という結果でした。 なかにはエアコンではなく、扇風機をつけっぱなしにするという意見もありました。
      2. ◆暑い日の夜もエアコンをつけっぱなしにする人が多い 暑い夜の場合、エアコンつけっぱなしで寝るという人が69%という結果に。タイマー設定にしてしばらくつけておく人が18%、寝るときは消しているという人は13%でした。 つけっぱなしにしておく理由としては ・暑さに弱いのではないかと思って・・・ ・熱中症対策・・・ といったように、犬の大きさは問わず、暑さ対策や熱中症予防がほとんど。 熱中症は油断すると命を落としてしまう危険性があるので、 みなさんしっかり対策されているようです。
    2. エアコンの温度設定はどうしてる?
      1. ◆エアコンの温度は何度に設定していますか? 27度に設定している人が多かったですね。なかには24度など、人が過ごすには少し寒い温度にしている方も。「その他」の中には、22~23度、29度といった回答がありました。 犬種によっては低めに設定することも必要です。
  2. 電気料金も高騰です。電気代が気になります。
  3. 夏場のエアコン、犬に適切な使い方は?
    1. 犬にとって快適な環境を考えよう
      1. エアコンの設定温度は何度にするといいの?
      2. 夏場は日中もつけっぱなしがいいの?
      3. 夜寝るときは?どうする?
      4. 室温だけでなく湿度にも気をつけて
      5. エアコンの直風が当たり続けないようにする
      6. 除湿も行う
      7. 愛犬の様子を見て温度を調整する
  4. とくに気をつけたい、暑さに弱い犬
    1. 寒冷地域原産または厚い被毛に覆われている犬種
    2. 太り気味の犬
  5. エアコン以外にもある暑さ対策
    1. 犬用ジェルマット
    2. ラグやマットを夏用の涼しい素材に変える
    3. 遮光カーテンで直射日光と熱気を遮断
  6. 犬の留守番中も暑さ対策する
    1. エアコンの人感センサーをOFFにしておく
    2. 停電に備えてエアコン以外にも対策する
    3. 飲み水を複数箇所に用意する
  7. エアコンの電気代を節約する方法
    1. 室外機を掃除する
    2. エアコン内部を掃除する
      1. 犬が過ごしやすい室温は25~26℃となりますが、犬種や年齢、体調、体格次第ではそれでも暑く感じる場合があります。 室温だけ判断せず、愛犬のコンディションのチェックは必ず行いましょう。
  8. まとめ
    1. 関連

エアコンはつけっぱなしですか?

犬を飼うと夏場はエアコンつけっぱなしにするから、電気代がかさむのでは?と心配する人も多いのではないでしょうか。

犬と暮らすことによるエアコン事情について聞いてみました。

つけっぱなしが大多数!でした。

留守番時のエアコン、つけっぱなしにする人が8割 夏場、愛犬だけで留守番をさせるときは、エアコンをつけっぱなしにするという人が81%、特に暑い日だけつけっぱなしにするという人が7.6%という結果でした。 なかにはエアコンではなく、扇風機をつけっぱなしにするという意見もありました。

 

◆暑い日の夜もエアコンをつけっぱなしにする人が多い 暑い夜の場合、エアコンつけっぱなしで寝るという人が69%という結果に。タイマー設定にしてしばらくつけておく人が18%、寝るときは消しているという人は13%でした。 つけっぱなしにしておく理由としては ・暑さに弱いのではないかと思って・・・ ・熱中症対策・・・ といったように、犬の大きさは問わず、暑さ対策や熱中症予防がほとんど。 熱中症は油断すると命を落としてしまう危険性があるので、 みなさんしっかり対策されているようです。

エアコンの温度設定はどうしてる?

◆エアコンの温度は何度に設定していますか? 27度に設定している人が多かったですね。なかには24度など、人が過ごすには少し寒い温度にしている方も。「その他」の中には、22~23度、29度といった回答がありました。 犬種によっては低めに設定することも必要です。

電気料金も高騰です。電気代が気になります。

次に気になる電気代ですが、こちらは「エアコンつけっぱなしにしている期間がある」飼い主さんに回答をいただきました。

エアコンつけっぱなしにしている期間、1カ月あたりの電気代が普段とはどれだけ変わるのかを聞いてみると、

「夏場のみ普段の電気代より1万円程度UPする」と答えた人が、最も多いという結果になりました。次いで「5000円~1万円増」「1~2万円増」と答える人が多くみられました。

電気代が増す期間としては、7-8月が多いですが、冬も同様にアップする人もいました。

▼~5000円増

・2,000~5,000円アップ(ラブラドールレトリーバー)
・普段より5,000円高いくらいです(ミニチュアダックス)

・普段は4000円台、夏場、冬場は9000円台(ポメラニアン)
・1万5,000~1万6,000円が2万円を超える(ボーダーコリー)

▼1万円程度増

・普段は1万円、夏冬は2万円くらいです(キャバリア・キングチャールズ・スパニエル)
・普段は1万5,000円で、夏は2万5,000円くらい(ボーダーコリー)

▼~2万円増

・普段は1万円で、夏は2万~2万5,000円(タイニープードル)
・普段は2万円程度、夏の間は3万~4万円(ラブラドールレトリバー)

▼それ以上

・普段は5万円で7、8月は8万円(ボルゾイ/9歳・7歳、ブルドック/10カ月)

▼変わらない

・殆ど変わらない(秋田犬/9カ月)
・普段家に誰かいることが多いので、そんなに変わりないです(トイプードル/10カ月)
・あまり変わらない(柴犬/8カ月×2)

電気代の総額としては、2万円台という人が最も多いようです。

なかには3万円アップという人もいましたが、回答してくれた方の愛犬がボルゾイとブルドッグという暑さに弱いコンビなので、飼い主さんは特に気を配っているのかもしれませんね。

電気の使用量は、エアコンの性能や部屋の数・広さ、住んでいる地域によっても大きく異なると思いますが、犬を迎えたことによって以前にもまして室温管理を徹底するようになる人は多いようです。

以上、アンケートの結果紹介でした。

夏場のエアコン、犬に適切な使い方は?

はじめに、先輩愛犬家の方たちのリアルなエアコン事情をご紹介しました。

ここからは、夏場のエアコンの理想的な使い方を紹介します。

犬の環境づくりに欠かせないエアコンですが、誤った使い方をしていると逆に犬の体調が悪くなってしまう場合も考えられます。

犬にとっての理想的な温度や、適切なエアコンの使い方をしっかりと理解してあげましょう。

犬にとって快適な環境を考えよう

まずは、どのような環境を整えれば犬が快適に過ごせるのか、考えてみましょう。

犬にとって快適な環境を知るためには、時間帯によって設定を変えることや、湿度にも注意を配ることが重要です。

エアコンの設定温度は何度にするといいの?

犬は人間と違い、汗をかいて体温調整することができません。
そのため、特に夏場は室温に気を配り、必ずエアコンをつけて快適な環境を生み出しましょう。

環境省がクールビズとして推奨する温度は28℃ですが、犬にとって快適なのはそれよりも若干低い25~26℃です。

ただし、散歩から帰宅した直後など、犬が息を荒らしている場合は暑さが原因で体力を消耗している証拠です。回復するまでは、もう少し低めの温度に設定して対処しましょう。

夏場は日中もつけっぱなしがいいの?

住んでいる地域や犬種によって異なりますが、エアコンを消して室温が28℃以上になる場合には、エアコンをつけて温度調整した方がよいでしょう。

夜寝るときは?どうする?

夜間も室温をチェックし、28℃を上回る場合にはエアコンつけっぱなしにすることをおすすめします。

タイマーでの自動的オフも避け、清風モードなどに設定して就寝するといいでしょう。

室温だけでなく湿度にも気をつけて

室温にばかり気を取られてしまいますが、犬はジメジメした湿度も苦手です。

目安として湿度が60%以上になったら、例え室温が28℃以下だとしてもエアコンをつけて除湿しましょう。

エアコンの直風が当たり続けないようにする

風が犬の体に直接当たると冷えすぎて体調不調を起こしてしまいます。風向きや犬の寝場所の配置を工夫しましょう。

除湿も行う

湿度が60%以上になったら除湿が必要です。犬は汗をかきにくく、呼吸により水分を蒸散させて体温を下げるので、湿度が上がると体温を下げにくくなってしまいます。

愛犬の様子を見て温度を調整する

ハアハアと荒い呼吸をしていたら暑がっているサイン
ブルブル震えていたら寒がっているサインです。

愛犬の様子を見て、室温を調整しましょう。

とくに気をつけたい、暑さに弱い犬

寒冷地域原産または厚い被毛に覆われている犬種

寒冷地域原産の犬は、一般的な犬の適温に設定していても暑さに耐えられない可能性があります。
また、厚い被毛に覆われている犬種も同様に、暑さへの適応が難しいことを覚えておきましょう。

具体的には

・シベリアンハスキー、

・ボルゾイ、
・グレートピレニーズ、
・シェットランドシープドッグ

・・・といった犬種がこれに該当します。

暑さに弱い犬種でなかったとしても、警戒しましょう。

太り気味の犬

太り気味の犬の場合は運動不足なことも多く、暑さを乗り切るためのスタミナで劣ってしまいがちです。

まずは快適に夏場を乗り切ることを第一に考えつつ、食事や散歩の改善でダイエットを目指しましょう。

エアコン以外にもある暑さ対策

犬の健康を守るためにエアコンの利用は欠かせませんが、それ以外にも飼い主ができる暑さ対策はいくつかあります。
特に効果的な3つの方法を紹介しますので、実現しやすいものから取り入れていきましょう。

犬用ジェルマット

夏場になると、ペットショップや通販サイトで、ひんやりとしたジェルで作られた犬用のマットが販売されます。犬がマットの上に寝そべると体全体が冷え、快適に過ごしてもらえるでしょう。

2,000~3,000円程度で購入できる手頃なアイテムですので、暑い夏にはぜひとも用意しておきたい商品です。

ラグやマットを夏用の涼しい素材に変える

犬が普段よく過ごしている部屋のラグやマットを、夏用の素材に変えるだけでも涼しく過ごせるようになります。

ひんやりした天然石を使ったタイプから、清涼感のある竹を使ったタイプまで種類もさまざまで、予算に合わせて選ぶことができます。

遮光カーテンで直射日光と熱気を遮断

窓ガラスから差し込む日光は部屋の温度を急激に高めるので、遮光カーテンに替えて熱気ごと遮断しましょう。

遮光カーテンを活用することで人間の生活環境も向上できるほか、電気代の節約にもなります。

犬の留守番中も暑さ対策する

犬は元々体温調節が苦手で、熱中症になりやすい動物です。人が熱中症にならないレベルの温度や湿度でも犬には暑すぎる場合があります。

特に犬の留守番中は、急な犬の体調変化がおきても飼い主はすぐに対応することができません。
リスクを減らすためにも、犬が確実に快適に過ごすことができる対策を行いましょう。

エアコンの人感センサーをOFFにしておく

人の体温を感知して作動するエアコンの人感センサーは、

犬の動きには反応せず自動で停止してしまったり、
人が快適に過ごせる室温になったところで停止してしまったりします。

犬の留守番中は使用しない設定にする方が良いです。

停電に備えてエアコン以外にも対策する

急な停電に備えて電気を使わないで済む対策も用意しておきましょう。

冷却マットなどを複数設置したり、凍らせたペットボトルをベッド周辺に置いてあげたりするのもおすすめです。

飲み水を複数箇所に用意する

前述にもありましたが新鮮な飲み水は複数用意しておくのが大切です。

一つしかないとこぼれたり、飲み切ってしまったりした際に水分不足になってしまいます。

関連記事:犬の熱中症予防はどうするの?初期症状と対処法も解説!!

エアコンの電気代を節約する方法

室外機を掃除する

エアコンの電気代を節約するための方法として、エアコンの室外機を掃除するという手段があります。

エアコンの室外機を掃除することで、エアコンの運転効率が上がります。
設定温度の微調整を繰り返さなくても、快適な室温になります。

エアコンの室外機が掃除されず、汚れている状態のままにしておくと、運転効率が下がります。
その結果、電気代がかさんでしまいます。

掃除の方法が分からない場合は、業者にクリーニングを依頼することも可能です。
街の修理屋さんでも依頼可能です。

エアコン内部を掃除する

エアコン内部を掃除することも、節電に繋がります。

エアコン内部を掃除することで、エアコンの運転効率が上がり、エアコンの電気代を抑えることができます。

また、エアコンの内部が汚れていると、汚い空気が部屋の中を循環し、ハウスダストや花粉など体に影響を与える物質が空気中に浮遊し、それを吸い込んだ人やペットがアレルギーになることもあります。

そのようなことにならないよう、エアコンの内部は常にキレイにしておくべきです。

犬が過ごしやすい室温は25~26℃となりますが、犬種や年齢、体調、体格次第ではそれでも暑く感じる場合があります。 室温だけ判断せず、愛犬のコンディションのチェックは必ず行いましょう。

まとめ

ここでは、「犬にとって快適なエアコンの設定温度や室内環境の整え方、夏場の暑さを凌ぐためのお役立ちグッズ」について判りやすくまとめてみました。

ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

株式会社ブッチジャパンインク

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