フレンチブルドッグ夏バテ・熱中症

フレンチブルドッグ・夏の季節の過ごし方はどうする?注意点は?

 

フレンチブルドッグ は短鼻種で気道が狭いこともあり、湿度と暑さに弱く熱中症のリスクも高い犬種です。また、魅力である短い足も熱い地面に体が近くなってしまって暑さをより強く感じる要素です。

フレンチブルドッグは他の犬種の何倍も暑さ対策に気をつけてあげたいものです。
でも、いざ対策しようと思うと心配なことや不安なことも多いのではないでしょうか。

秋~春の季節と同じ生活をしていると、体調を崩しやすくなり、命にかかわる重大な事態になることもあります。体力の落ちやすいこの季節、異変を感じたら早めに動物病院を受診しましょう。

ここでは、「高温多湿な日本の夏をブヒがキュートでクールに乗り切る秘訣」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。

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  1. フィラリア予防は済んでますか?
        1. フィラリア症はミクロフィラリア(フィラリアの小虫)を有する犬を蚊が吸血し、その蚊が他の犬を吸血することで感染します
    1. 犬フィラリア症は予防で防げる
  2. 日中の散歩やお出掛けは要注意!!
    1. 散歩する時間帯に注意
    2. 肉球のヤケドだけじゃない、背中だって要注意!
    3. 散歩中の応急処置は
  3. エアコンで室温の調整を!
    1. 夏場はエアコンをつけっぱなしにする
  4. 当然ですが、熱中症対策も
    1. フレンチブルドッグは、生まれつき熱中症になりやすい身体構造なのです
    2. シニア、仔犬は熱中症になるリスクが高い
    3. 呼吸器・循環器等に疾患がある場合も要注意
  5. フレンチブルドッグは夏太りにも注意
  6. 夏場のシャンプーは熱中症に気を付けて!
        1. シャンプーはマメに行い清潔に保ちましょう
  7. 食べ物が痛みやすいので普段以上にご注意を
  8. 中毒症状に要注意!!
      1. 夏になると私たちを悩ませるあまり喜ばれないもののひとつが“虫”。蚊やハエなどが室内を飛んでいると非常に不快だし、なんだか不衛生な気がしてつい殺虫剤を手に取ってしまいます。 もちろん市販されている殺虫剤は安全面を審査した上で販売がなされていますが、やはり虫を殺してしまうほどの成分が含まれているため決して体に無害とは言い切れません。 多くの殺虫剤にはプレスロイドやピレスリンという脂溶性の化学物質を含んでおり、これらの成分は口からの方が吸収されやすくなっています。
  9. 夏のレジャーはここに注意!
      1. 窓を開けたり、扇風機の風を当てるだけでは、夏の暑さ対策としてはやはり不十分といわれています。 自分でエアコンのスイッチを入れることができない愛犬フレンチブルドッグのために、ご家族がしっかり室温管理・湿度管理してあげましょう。
      2. また、認知機能が低下したシニアのワンちゃんや、視力が低下したワンちゃんでは特に注意が必要です。 ・留守番中に、エアコンの届かない場所に入ってしまったり、 ・家具などにはさまってしまいジタバタと動き続けた結果、 ・身体がどんどん熱くなってしまい、 ・冷房を使用していたにも関わらず熱中症に陥ってしまったり、 ・・・するケースもあります。 そのようなことがないように、本格的に暑さが増す前に、おうち全体の環境をチェックして、整備しましょう。
  10. まとめ
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    1. 関連

フィラリア予防は済んでますか?

フィラリア症はミクロフィラリア(フィラリアの小虫)を有する犬を蚊が吸血し、その蚊が他の犬を吸血することで感染します

フィラリアの予防をしていない犬がひと夏を過ごした場合は38%、ふた夏を過ごした場合は89%が感染していると言われています。

この時期に愛犬にミクロフィラリアがいないか検査し、感染していれば治療が必要ですし、感染していなければ予防が重要となります。愛犬の健康のために必ず予防を行いましょう。

関連記事:どんな症状がでるの?ワンちゃんがフィラリアに感染した時?

犬フィラリア症は予防で防げる

フィラリア症は、きちんと投薬すれば予防できる病気です。予防ができるのに、犬フィラリア症になったとすれば、それは飼い主の責任でしょう。

大切な愛犬を守るために、犬フィラリア症予防の知識を身につけてください。

フィラリア症は蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患です。

フィラリア虫体は犬の心臓や肺動脈に寄生します。咳が出る、息切れ、疲れやすいなどの症状がみられたら早めに獣医さんにご相談ください。

重度の寄生の場合フィラリアが心臓の弁にからまり死亡する場合があります。
フィラリアは予防すれば100%防げる病気です。

予防を怠ると「知らない間に感染していた」ということがあります。

フィラリアは蚊の発生する時期に合わせて、(地域によって、多少前後しますが)4・5月から11・12月まで注射や飲み薬等の予防が必要です。

関連記事:犬のフィラリア症ってどんな病気?症状と原因、治療法はあるの?

関連記事:なぜ室内犬でも必要なの?フィラリア症予防薬6つのワケとは?

日中の散歩やお出掛けは要注意!!

暑い時期の散歩熱中症の危険が伴うので十分に気を付けましょう。

散歩の時間が短くなっても遊ぶことが大好きなフレンチブルドッグは室内で一緒に遊んであげれば特にストレスを感じません。

この時期の散歩は日が昇る前の早朝や日が暮れてからの夕方に行うようにします。

また、コンクリートやマンホールのフタなどは、かなり熱くなっているので肉球を火傷してしまうおそれがあります。飼い主さんが、先に地面を手で触ったりして熱さを確認してから歩かせましょう。

散歩する時間帯に注意

短頭種であるフレンチブルドッグは、呼吸器系が弱く体温調整が苦手なため、夏場の暑い日の散歩には注意する必要があります。

日本の夏は日中の気温が30度を超えることも多く、熱せられたアスファルトのすぐ近くを歩くワンちゃんにとっては非常に厳しい環境です。

湿度も高いため、人間だけでなくワンちゃんも熱中症になってしまう危険があります。

熱中症のリスクを抑えるために、1日の中で特に気温が高くなる時間の散歩は避けましょう。夏場の散歩は、まだ陽が出ていない時間帯か、陽が落ちて暑さが落ち着いた時間帯に出掛けるのが理想です。

肉球のヤケドだけじゃない、背中だって要注意!

ジリジリと照りつける日差し。容赦なく肌を灼いていく夏の太陽は女性の大敵ですが、それはフレンチブルドッグたちにとっても同じです。

熱されたアスファルトから肉球を守るため靴を愛用しているブヒは増えていますが、足元以外に注意すべきは広い面積で強い日差しを浴びる背中です。

とりわけ被毛が黒いワンちゃん、フレブルならばブリンドルや背中に黒が多く出ているパイドのコたちは、クリーム系のブヒと比べてより暑さを感じています。

ワンちゃんはその被毛によって太陽光から地肌を守っているものの、時には被毛の隙間から地肌に届いた放射熱によって日光皮膚炎を起こしてしまうこともあり、皮膚がデリケートなフレブルにとって強い日差しは大敵なのです。

最近は着るだけで体感温度を下げたり水に濡らして着せられるドッグウエアが充実しているので、そういったアイテムを活用して背中もカバーしましょう。

なお、フレンチブルドッグの中にはやや被毛が長めのコもおり、そんなコたちは被毛を短く刈り込む「サマーカット」を取り入れているケースも少なくありません。

ただ地肌が見えるほど毛を短く刈り込んでしまうと、直接太陽光が皮膚に届くため逆に日光皮膚炎になる可能性が高まります。

もしサマーカットをする場合は、太陽光を遮断できる程度の長さをキープすることが必須です。

散歩中の応急処置は

散歩中にあまりに呼吸が荒くなった場合はすぐに日陰などの涼しい場所へ移動させ冷たいタオルなどで足の根元を冷やし、(新鮮な)水を飲ませましょう。

車でのお出掛け時などはエアコンで室内を調節して熱中症を予防しましょう。保冷剤をタオルにくるみ、犬の近くに置いておくのも良いでしょう。

また、少しの時間でも絶対に車内に残さないこと。他の犬種に比べて暑さに弱いフレンチブルドッグはこの時期、特に注意が必要です。

関連記事犬の熱中症の見分け方!応急処置や治療法、予防策を紹介!!

関連記事犬と暮らす・フレンチブルドッグ の遊びと散歩はどうするの?

エアコンで室温の調整を!

夏のお世話で一番気をつけたいのが暑さ対策。夏には熱射病にかかるフレンチブルドッグが多いので十分に気を付けましょう。

夏場はエアコンをつけっぱなしにする

フレンチブルドッグ熱中症になりやすいので、エアコンは24時間つけっぱなしが基本です。
寒すぎない27〜28度くらいの設定を維持しましょう。

部屋の風通しをよくしたり、暑い日にはエアコンで快適な室温を保ちましょう。ただし、エアコンの風が直接あたったり冷やしすぎるのはNGです、フレブルにとって好くありません。

床から30cm以内で生活する犬にとっては人間の体感温度より3度程度、温度が低い環境にいます。そのことも考慮しながら室温調整を行います。

ペット専用のひんやりマットなどを使用して調整しても良いでしょう。

ストレスで体調を崩しやすくなるので、夏場のお留守番は要注意です!
室温維持や新鮮な水の用意など、熱中症対策を徹底してください。

当然ですが、熱中症対策も

フレンチブルドッグは、生まれつき熱中症になりやすい身体構造なのです

フレンチブルドッグを含めた短頭種は、他の犬種と比較すると「軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)」など短頭種特有の疾患により呼吸をスムーズに行えないケースがあります。

また、ガンバって一生懸命呼吸をすることで、さらに軟口蓋が腫れ、呼吸状態の悪化をまねくこともあります。

シニア、仔犬は熱中症になるリスクが高い

シニア犬や仔犬は、体温調節機構がうまく働きません。
つまり、成犬と比較すると熱中症へのリスクが高くなってしまいます。

その他、肥満の子も熱中症のリスクが高まります。
フレンチブルドッグは食欲旺盛な子も多いので、充分な体重管理が必要です。

呼吸器・循環器等に疾患がある場合も要注意

犬たちは、気管虚脱や心疾患など、呼吸器や循環器に疾患を持っている場合に熱中症へのリスクが高くなります。

関連記事犬の暑さ対策を考える!熱中症対策はどうすれば好いですか?

関連記事犬の熱中症の見分け方!応急処置や治療法、予防策を紹介!!

関連記事熱中症?犬の体を冷ますときに効果的な冷やしポイントはどこ?

フレンチブルドッグは夏太りにも注意

フレンチブルドッグのような鼻の低い犬種は、首の周りに脂肪がつきすぎると呼吸器系に問題を起こすことがあります。

気道が圧迫されて息苦しくなると熱中症にもなりやすいので、放置していると大変危険です。

暑い季節は散歩の時間や距離が短くなったり、運動量も少なくなりがちです。
この季節に太りすぎないように、しっかりと体重管理をしてください。

フレンチブルドッグは体格・体重の個体差が大きく、一般的な標準体重が判りにく犬種です。

しかし、ヘルニアも発症しやすく肥満によるリスクが多いため、愛犬の適性体重を知っておくことが大切です。

夏場のシャンプーは熱中症に気を付けて!

夏場は自宅で愛犬のシャンプーをする機会が増えると思いますが、蒸し暑い脱衣所でのドライヤーなど、夏場のシャンプー&ドライの時間には熱中症につながる危険性が潜んでます。

熱中症はいったん発症してしまうと、命にかかわる場合もあるため、きちんと対策をして愛犬を守ってあげましょう。

シャンプーはマメに行い清潔に保ちましょう

この時期は1週間から2週間に1度はシャンプーを行い、皮膚を清潔に保ちましょう。

暑い時期でもシャンプー後のドライはしっかり行ってください。
ただし、稀にドライヤーの熱で熱中症にかかる場合もあるので注意が必要です。

夏や梅雨時期は皮膚にトラブルが出やすいので特に気を配り観察しましょう。
ブラッシング時にフケが出ている場合、すぐに取り除きましょう。

皮膚に付着した脂肪分や汚れをそのままにしておくと突発性発疹などを引き起こすことがあります。

食べ物が痛みやすいので普段以上にご注意を

梅雨時期や夏は雑菌が繁殖しやすい季節です。食べ物の腐敗も進みます。

食べ残した食事はそのままにせず、処分しましょう。また、開封したフードも傷みやすいのできちんと密封し、痛まないようにドッグフードの保存方法に注意をしましょう。

食べさせる前に傷んでいないか毎回チェックを忘れずに行ってください。
飲み水も常に新鮮な水をあげ、フードボウルもこまめに洗うように心掛けましょう。

中毒症状に要注意!!

この時期は中毒症状になる犬が多いので注意が必要です。具体的な中毒症状として、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、ヒキガエルなどです。

中でも殺虫剤、殺鼠剤は生物的機構に毒性を発揮し殺すように作られていますのでペットのいる場所での使用は絶対に避けましょう。

中毒症が疑われて嘔吐し、病院へ行く際には嘔吐したものを持って行くようにすると、何が原因による嘔吐かの判明がしやすくなります。

夏になると私たちを悩ませるあまり喜ばれないもののひとつが“虫”。蚊やハエなどが室内を飛んでいると非常に不快だし、なんだか不衛生な気がしてつい殺虫剤を手に取ってしまいます。 もちろん市販されている殺虫剤は安全面を審査した上で販売がなされていますが、やはり虫を殺してしまうほどの成分が含まれているため決して体に無害とは言い切れません。 多くの殺虫剤にはプレスロイドやピレスリンという脂溶性の化学物質を含んでおり、これらの成分は口からの方が吸収されやすくなっています。

そのため、殺虫剤が付着した壁や床をブヒが舐めてしまった場合は中毒に陥ることも。主な症状としては異常にヨダレを出したり呼吸困難になる、筋肉が痙攣するなど。

そんな場合には水を多く飲ませ、興奮させずできるだけ早く病院へ連れて行ってあげてください。

ちなみに、殺虫剤以外に除草剤なども危険。もし庭で除草剤や殺虫剤を使用する場合、そのエリアにフレンチブルドッグが立ち入れないようにすることをお忘れなく。

次に、虫と同様にあまり好かれない生き物が(中には大好きでペットにしているという人もおられますが)爬虫類やカエル。水場や草むらに多く生息するヘビは夏場に活動的になり、

中にはマムシやヤマカガシなど強力な毒を持つヘビもいます。

また、皮膚から毒の成分を分泌するヒキガエルにも要注意で、その毒に触れると皮膚炎を起こしたり、うっかり毒を飲み込むと最悪の場合死に至るケースもあります。

好奇心旺盛なフレンチブルドッグは動くモノを追いかける習性を持つコも多いので、キャンプに出かけた際などは危険な生物がいないかを確認しておいてください。

夏のレジャーはここに注意!

暑い街中を抜け出し、週末は避暑を兼ねて愛犬フレンチブルドッグとキャンプへGO~!!。
そんな週末を過ごすブヒオーナーさんは多いと思います。

森の中のキャンプ場は涼しくて自然もたくさんです。

普段は暑さを避けて早朝か深夜しかお散歩に出れない愛犬フレンチブルドッグも涼しい森の中で思う存分駆け回れるし、冷たい川に飛び込んでチャプチャプも出来るし、楽しみがイッパイです。

ただし、夏のレジャーにもフレブルにとっての危険が潜んでいます。例えば川や湖
決して泳ぎが得意な犬種ではないフレブルたちが最も気をつけるべきはズバリ水難事故です

溺れたり流されたりしないよう、水遊びをさせる際には必ずライフジャケットを着せます。

・足がつく場所で遊ばせることを徹底し、
・ロングリードなどを利用する、
・絶対にリードを離さない、・・・ことが肝要です。

次に、海や川などでボールを投げて取って来させる遊びをする場合、おもちゃを咥える際に誤って水をがぶ飲みしてしまって水毒症などに陥るケースがあります。

これが海水の場合だと急性食塩中毒になることもあり、いずれも命に関わるため水場での“取ってこい遊び”は避けるのが賢明です。

また、キャンプ場に限らず、夏はあちこちで花火を楽しむ人が増えます。

通常の手持ち花火であればさほど大きな音はしないものの、打ち上げ花火などの場合はその音に驚き、パニックに状態になってしまうワンちゃんはたくさんいます。

夏のゲリラ豪雨時に多い雷も同様ですが、音に驚いて脱走して迷子になってしまうフレンチブルドッグもいるため、レジャー時はそういった「音」にも気を付ける必要があります。

窓を開けたり、扇風機の風を当てるだけでは、夏の暑さ対策としてはやはり不十分といわれています。 自分でエアコンのスイッチを入れることができない愛犬フレンチブルドッグのために、ご家族がしっかり室温管理・湿度管理してあげましょう。

また、認知機能が低下したシニアのワンちゃんや、視力が低下したワンちゃんでは特に注意が必要です。 ・留守番中に、エアコンの届かない場所に入ってしまったり、 ・家具などにはさまってしまいジタバタと動き続けた結果、 ・身体がどんどん熱くなってしまい、 ・冷房を使用していたにも関わらず熱中症に陥ってしまったり、 ・・・するケースもあります。 そのようなことがないように、本格的に暑さが増す前に、おうち全体の環境をチェックして、整備しましょう。

まとめ

ここでは、「高温多湿な日本の夏をブヒがキュートでクールに乗り切る秘訣」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?

当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。

愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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