愛らしい見た目から人気の高いパピヨンですが、実は300種以上の犬種のなかで8番目に頭が良いと認められているワンちゃんです。
その賢さから人とのコミュニケーションを楽しむことができる犬種ですが、ワンちゃんを飼ううえで絶対に避けては通れないのがしつけです。
周囲へ迷惑をかけないためにも、トラブルを未然に防ぎ愛犬の安全を守るためにも、しつけは飼い主さんの義務の一つといえるでしょう。
パピヨンはその賢さゆえ「しつけ」をしっかりしないと、言う事を聞かなくなり犬の問題行動を引き起こしかねません。
ここでは、「パピヨンの正しいしつけ方、トレーニング」等について判りやすくまとめてみました。
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◆しつけだけではない、犬を飼うに際して必要なことなど、
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- ◆トイレトレーニング ポイント トイレトレーニングで気を付けなくてはいけないのが“うまくいかなくても決して叱らない”ということです。 例えば正しい場所でトレイができなかったことに対して叱ったとしても、パピヨンの子犬は「排泄をしたことに対して怒られた」と思ってしまいます。 そうすると排泄行為自体に消極的になりトイレトレーニングがうまくいかなくなってしまいます。 逆に褒めるのも時間がたってしまうと“何に対して褒められたか”がわからなくなってしまうからです。(3秒以内が理想とされています) トイレトレーニングは時間がかかりますが根気よく続けていきましょう。
- ◆トイレトレーニングの流れ ・おうちに連れて帰ってもすぐに部屋に放さない ・トイレトレーニングのスケジュールを立てる ・トイレのサインを見逃さず、トイレシートに誘導する ・トイレができたら褒めてあげる
- まずはサークル内にトイレシートを敷き詰めます。もしも移送中に排泄をしていなければすぐに排泄する可能性もありますので、準備をしておきましょう。 お家に迎えてリビングで排泄をしてしまうとそこをトイレだと認識してしまいます。最初が肝心ですので「かわいそう」と思ったりせず、サークルに入れてあげてください。
- サークルに入れて最初の排泄を終えたら(褒めるのを忘れずに!)、トイレシートを半分にして寝床を作ってあげます。 ワンちゃんは基本的に寝床では排泄はしないので“気持ちのいいふかふかした場所”は寝る場所、トイレはトイレシート、という認識を少しずつ持ち始めます。
- ◆子犬のうちは排泄のタイミングも自分でもわかっていないワンちゃんが多いので、 ・床のにおいを嗅ぎだす ・起床後 ・運動後 ・食後・・・などトイレのタイミングかな?と思ったらトイレへ誘導してあげます。 トイレまで誘導してあげたあとは「ワンツーワンツー」「シーシー」など排泄をうながす声掛けをします。※必ず決まった言葉で声掛をしてあげてください。
- ◆常にトイレを清潔に保つことを心掛けて ワンちゃんに、排泄はトイレシーツでするもの、という認識ができれば サークルの外にいてもトイレのタイミングで自らトイレに向かうようになります。
- ◆誤った場所で排泄してしまった理由として、 ・トイレの場所はわかっているけど、間に合わなかった、 ・勘違いしてついしてしまった、 ・・・などの理由も考えられます。
- 早い時期から行いたい!吠えや噛み付きを防ぐトレーニング
- パピヨンの性格から見る無駄吠えの要因
- ◆パピヨンが無駄吠えをする理由としては2つの性格が起因していると考えられます。 ・警戒心が強い、 ・活発で甘えん坊、
- ◆警戒心から・・・ ・知らない人に吠える、 ・音に対して吠える(チャイムなど)、 ・新しく見るものに吠える(おもちゃなど)、 これらの無駄吠えは警戒心から吠えていると考えられます。 警戒心を抱くということは恐怖心からくるものですから、まずは恐怖心を取り除いてあげる必要があります。
- 知らない人に吠える、初めて見るものに吠える、などは冒頭に紹介した社会化期の経験・体験が影響を与えます。 色々な物や事、人に触れることで「怖くない」と理解するスピードが大きく変わってきます。 幼い頃から積極的に外出させ、家族以外の人間にも慣れさせておけば、警戒して吠えることは少なくなるでしょう。
- 室内でのチャイムなどの音に対する無駄吠えは、慣れさせるしかありません。この時、ワンちゃんが吠えたからと言って飼い主さんが大きな声で「静かに!」「ダメ!」と怒鳴ってしまうと飼い主さんも大きな声で警戒している、とますます恐怖心を抱いてしまいます。 ※大きな声で注意すればするほど大きな声で吠えてしまうのは、飼い主が自分と同調していると勘違いしてしまうためです
- まずは低く静かな声で「静かに」「ダメ」と注意し落ち着かせましょう。落ち着いたらおやつを上げる、褒めてあげてチャイムが鳴っても吠える必要はない、と理解してもらう必要がります。
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パピヨンの飼い方について
比較的飼いやすいとされているパピヨンは、犬を飼うのが初めての人にとってもおすすめの犬種です。明るく賢い性格で、飼い主さんに日々寄り添ってくれます。
そんなパピヨンについて、飼い方のポイントも確認しておきましょう。
寒さに弱いので冬場は防寒対策を
パピヨンは、寒さに弱い犬です。
シングルコートといって下毛がない犬種なので、冬の寒さにはしっかりと対策を取ることが大切です。
洋服を着せてあげる、室内の温度はパピヨンにとって快適な温度を維持できるようにするなど、生活環境においての寒さ対策を行ないましょう。
日ごろから運動はたっぷりと
活発で好奇心旺盛なパピヨンは、毎日思いきり体を動かして遊びたいと思っています。小型犬ですが家の中だけでは、十分な運動量を確保することはできません。
日頃から十分な散歩を行うことが大切です。
1日の散歩の目安としては、30分程を2回行うのが理想になります。
ただ歩くだけではなく、ボール遊びや追いかけっこ等の遊びを取り入れてあげるのがおすすめです。ドッグランではリードをつけなくていいので、思いっきり遊ぶことができます。
天候が悪くて外に出られないような時には、家の中で柔らかいボールやおもちゃ等を使ってたっぷりと遊ばせるようにします。
滑りにくい床にしておくことも大事
パピヨンは体の細い小型犬です。
そのため、骨や関節のトラブルを引き起こす可能性があります。特に、室内のフローリングには注意が必要で、走っているときに足を滑らせて怪我をすることもあります。
このようなトラブルを防ぐため、パピヨンが過ごす空間の床は滑らないよう対策を取っておきます。
◆パピヨンが滑らない対策 ・カーペットを敷く、 ・滑りにくい床になっているところで生活をする、 ・高いところから飛び降りないように段差をなくす、 など、いろいろなケースを想定しながら準備を整えてみてください。
フードは小粒で飲みこみやすいものを
ドッグフードの粒の食べやすい大きさには個体差がありますが、小型犬のパピヨンは口が小さく食道も細いため、食べやすく飲み込みやすい、小粒タイプのドッグフードがおすすめです。
粒の大きさや固さが愛犬に合っていないと食いつきが悪くなる原因にもなりますので、愛犬の食事中の様子をよく観察し、食べやすいものを選んであげましょう。
また、骨や関節をサポートする有効成分を配合したフードも好いです。
毎日の食事で、骨や関節を丈夫にすることができます。
「総合栄養食」と呼ばれるフードを選び、その次にパピヨンに「よりぴったりなもの」はどれか慎重に選んでください。
関連記事:パピヨンに合うドッグフードと選び方は?おススメTOP7はコレ!
パピヨンの子犬、しつけのポイントは?
パピヨンのしつけは基本的に家にお迎えをしたその日から始めるのが基本です。
新しく可愛い家族が増えてスキンシップをたくさんしたい!と思ってしまうのは仕方ありませんが、最初にしつけの仕方を間違えてしまいますと、
その後のパートナーとしての関係を築いていくのに時間がかかってしまいます。
子犬の期間に行う
しつけは生涯を通して行いますが、生後2~4ヶ月ごろの社会化期のしつけがもっとも大切です。
性格を形成する上でもとても重要な時期であり、様々な人や犬と関わることで社会に馴染むための行動や経験を積む時期だからです。
社交性を身につける
友好的で遊び好きな性格ですが、初対面の犬や人を警戒する一面もあるので社交性を身につけさせておくようにします。
社会化に重要な時期である生後3~8週目を目安に、公園や他の犬や人と出会い触れ合えるドッグランなどへ連れて行ってあげるといいですよ。
叱らずに褒める
褒めて伸ばすしつけが合っています。
厳しく叱ったり体罰を与えるようなしつけをすると、飼い主さんへの不信感を募らせ言う事を聞かなくなることもあります。
パピヨン社会化期のしつけ
社会化期はパピヨンに限ったことではないのですが、ワンちゃんが人間社会の様々な刺激に慣れ、暮らしやすくする期間です。
一般的に社会化期は生後3週齢から12週齢といわれており、この時期に体験したこと、経験、人との触れ合いは生涯を通して慣れしんだものになると考えられています。
子犬のパピヨンをお迎えするのは最短でも生後8週齢ほどで、12週齢を迎えるまで一カ月もありません。
できれば社会化期の12週齢までに様々な環境、人、音など体験させてあげるとベストです。
12週齢を過ぎると恐怖心が芽生え、怖くて近づけなくなったり、経験、体験させること自体が難しくなることがあります。
関連記事:「犬の社会化・社会化期」とは何ですか?わかりやすく教えて!
◆また、この時期に体を触られるにも慣れなせておきましょう。 パピヨンは好奇心旺盛で活発な性格ですので、ブラッシングやお風呂、動物病院、トリミングサロンなど長時間拘束されることに抵抗を感じてしまいます。 この社会化期に顔や耳、しっぽ、口まわりなどを触ることによって「触れることに対する抵抗」が減り日々のケアが楽になります。
社会化期のしつけは慎重に
子犬のしつけを行なう際に、社会化期がとても大切になります。
好奇心が強い子犬のうちにしつけをきちんと行ない、物事の分別ができるようにしておくことでその後の愛犬との生活が快適になります。
待てやお座りといった基本的なしつけやトイレトレーニングは、子犬のうちに正しく行ないましょう。
上手にできたときはたくさん褒め、うまくいかなかったときはあまり叱らないよう、再びチャレンジといった気持ちで接することが大事です。
関連記事:最強の「犬社会化トレーニング方法」はどうするの?ポイントは?
とても賢いがために悪いことを覚えてしまうので要注意
パピヨンは、とても賢い犬です。
そのため、飼い主さんがしつけをきちんとしようと思っても、普段の環境から良くないことを吸収してしまう場合もあります。
悪いことを覚えてしまったときは強く叱らず、飼い主さんはあまり反応しない方法が効果的です。
悪いことをしなくなったときはたっぷり褒め、スキンシップを取りましょう。
関連記事:仔犬期に覚えさせたいしつけとはなに?しつけ方法はどうするの?
パピヨン トイレト・レーニング
子犬を迎えて最初に行うのはトイレトレーニングです。パピヨンは小型犬ですので室内で過ごすことが多くなります。
しっかりとトイレトレーニングを行い、飼い主がいなくても正しい場所で排泄を行えるように、トイレトレーニングは、早めに開始しましょう。
トイレが上手にできていないと、お家のさまざまなところで粗相をされてしまいます。また、一度粗相をしたところを、犬はトイレだと思ってしまいます。
◆トイレトレーニング ポイント トイレトレーニングで気を付けなくてはいけないのが“うまくいかなくても決して叱らない”ということです。 例えば正しい場所でトレイができなかったことに対して叱ったとしても、パピヨンの子犬は「排泄をしたことに対して怒られた」と思ってしまいます。 そうすると排泄行為自体に消極的になりトイレトレーニングがうまくいかなくなってしまいます。 逆に褒めるのも時間がたってしまうと“何に対して褒められたか”がわからなくなってしまうからです。(3秒以内が理想とされています) トイレトレーニングは時間がかかりますが根気よく続けていきましょう。
◆トイレトレーニングの流れ ・おうちに連れて帰ってもすぐに部屋に放さない ・トイレトレーニングのスケジュールを立てる ・トイレのサインを見逃さず、トイレシートに誘導する ・トイレができたら褒めてあげる
しっかりとトイレトレーニングを行い飼い主がいなくても正しい場所で排泄を行えるようにしましょう。トイレトレーニングは時間がかかりますが根気よく続けてください。
関連記事:トイレのしつけの基礎をわかりやすく解説、重要な「トイレ」のしつけ
トイレトレーニングで準備するもの
トイレトレーニングを始めるにあたり、まず準備しなければならないのがサークルです(パピヨンがお家に来る前に準備しておきます。)
目が届きやすい、すぐに褒めることができる、という観点からもトイレトレーニングが終わるまではサークル内で過ごさせるのがよいでしょう。
まずはサークル内にトイレシートを敷き詰めます。もしも移送中に排泄をしていなければすぐに排泄する可能性もありますので、準備をしておきましょう。 お家に迎えてリビングで排泄をしてしまうとそこをトイレだと認識してしまいます。最初が肝心ですので「かわいそう」と思ったりせず、サークルに入れてあげてください。
最初、全面にトイレシーツ敷き詰めるのがおすすめです。“排泄はトイレシーツでする”ということを覚えさせることが重要です。
サークルに入れて最初の排泄を終えたら(褒めるのを忘れずに!)、トイレシートを半分にして寝床を作ってあげます。 ワンちゃんは基本的に寝床では排泄はしないので“気持ちのいいふかふかした場所”は寝る場所、トイレはトイレシート、という認識を少しずつ持ち始めます。
トイレトレーニングはここからが本番です。
個体差はありますが、一度や二度「トイレシートで排泄できた」からといってパピヨンがトイレの場所を認識できたとするのは早計です。
◆子犬のうちは排泄のタイミングも自分でもわかっていないワンちゃんが多いので、 ・床のにおいを嗅ぎだす ・起床後 ・運動後 ・食後・・・などトイレのタイミングかな?と思ったらトイレへ誘導してあげます。 トイレまで誘導してあげたあとは「ワンツーワンツー」「シーシー」など排泄をうながす声掛けをします。※必ず決まった言葉で声掛をしてあげてください。
そして上手にできたら褒める。トイレトレーニングはこの繰り返しになります。
この時、排泄を促してもできないこともあります。そんな時は無理をせず『決して叱らず』再挑戦しましょう。排泄しない理由としてパピヨンはきれい好きで、汚れているトイレでは排泄しない場合もあります。
◆常にトイレを清潔に保つことを心掛けて ワンちゃんに、排泄はトイレシーツでするもの、という認識ができれば サークルの外にいてもトイレのタイミングで自らトイレに向かうようになります。
もしもトイレで排泄ができなくても叱らず、すぐにふき取り臭いを消してください。臭いが残っているとそこがトイレ、という認識を持ったままになります。
◆誤った場所で排泄してしまった理由として、 ・トイレの場所はわかっているけど、間に合わなかった、 ・勘違いしてついしてしまった、 ・・・などの理由も考えられます。
その後の経過をみてトイレシートでの排泄がうまくいかないようであればサークル内での誘導、声掛けからやり直しましょう。
室内でのトイレトレーニングが成功すれば、留守番も心配なくなりますし、より素敵なパピヨンとの共同生活が送ることができます。
根気よくトレーニングを続けましょう。
関連記事:トイレのしつけの基礎をわかりやすく解説、重要な「トイレ」のしつけ
パピヨン無駄吠えのしつけについて
早い時期から行いたい!吠えや噛み付きを防ぐトレーニング
パピヨンは活発でやや興奮性が高く、自己主張もしっかりする犬種です。早い時期からトレーニングを行わないと、吠え・噛みつきなどの問題行動が定着してしまう可能性があります。
ハーネスの装着を嫌がって噛む場合はおやつをあげながら着けて慣らしていく、散歩に行きたくて要求吠えする場合はおすわりをさせておとなしくなったらおやつをあげるなど、
飼い主が一つひとつ正しい対応をする必要があります。
パピヨンはトレーニングが得意な犬種なので、ごほうびを使いながらわかりやすい指示を出し、どんどんよいことを覚えさせていきましょう。
パピヨンはその愛らしい見た目と華奢な姿から想像できないほど活発で甘えん坊、かつ警戒心が強い傾向にあります。
無駄吠えに関して吠えないワンちゃんはいないので、ある程度は仕方のない部分もありますが、パピヨンは声が甲高く、時にはご近所の迷惑になってしまうこともあります。
無駄吠えを抑えるためにしつけはしっかりとする必要があります。
しつけをする際に考えなくてはいけないのは「なぜ吠えているのか」を理解することです。
人間にとっては無駄吠えにしか聞こえなくても、ワンちゃんとっては何か意図があって吠えているのですから、その意図を汲み取ってしつけをしていく必要があります。
パピヨンの性格から見る無駄吠えの要因
◆パピヨンが無駄吠えをする理由としては2つの性格が起因していると考えられます。 ・警戒心が強い、 ・活発で甘えん坊、
◆警戒心から・・・ ・知らない人に吠える、 ・音に対して吠える(チャイムなど)、 ・新しく見るものに吠える(おもちゃなど)、 これらの無駄吠えは警戒心から吠えていると考えられます。 警戒心を抱くということは恐怖心からくるものですから、まずは恐怖心を取り除いてあげる必要があります。
知らない人に吠える、初めて見るものに吠える、などは冒頭に紹介した社会化期の経験・体験が影響を与えます。 色々な物や事、人に触れることで「怖くない」と理解するスピードが大きく変わってきます。 幼い頃から積極的に外出させ、家族以外の人間にも慣れさせておけば、警戒して吠えることは少なくなるでしょう。
室内でのチャイムなどの音に対する無駄吠えは、慣れさせるしかありません。この時、ワンちゃんが吠えたからと言って飼い主さんが大きな声で「静かに!」「ダメ!」と怒鳴ってしまうと飼い主さんも大きな声で警戒している、とますます恐怖心を抱いてしまいます。 ※大きな声で注意すればするほど大きな声で吠えてしまうのは、飼い主が自分と同調していると勘違いしてしまうためです
まずは低く静かな声で「静かに」「ダメ」と注意し落ち着かせましょう。落ち着いたらおやつを上げる、褒めてあげてチャイムが鳴っても吠える必要はない、と理解してもらう必要がります。
かまってほしい要求吠え
警戒心からくる無駄吠えとはまったく別の理由として要求吠えがあります。
遊んでほしい、かまってほしい、おやつが欲しいなどワンちゃんは様々な要求を吠えて飼い主にアピールしてきます。
子犬のころから甘やかしていると「吠えれば自分の要求が叶えられる」と思い、「飼い主よりも自分の方が立場が上」と思い込んで言う事を聞かなくなり要求吠えもますます増えることでしょう。
要求吠えに対するしつけは「無視」・・・これに限ります。
ワンちゃんのため、心を鬼にして完全無視してください。
「あとでね・・・」などといった返事もしないようにしてください。
返事をすることによって「吠えると返事をしてくれる」と間違った認識をしてしまいます。
その代わり、吠えていない時に遊んであげたりおやつをあげるなど。スキンシップ思う存分とるようにします。
こうすることによって「吠えている時、飼い主はかまってくれない」、という正しい認識を持たせることができます。
おやつをあげるタイミングや遊ぶタイミング等は飼い主さんがコントールすることが大事です。
要求吠えに対する無視は家族全員で徹底するようにします。パピヨンは賢い犬種ですので「吠えて返事をしてくれる、かまってくれる人」を選ぶようになります。
噛み癖に対するしつけ
無駄吠えと同様にしつけをしなければならないのが噛み癖です。歯がかゆい、甘噛みなど理由はありますが、成犬になってからの噛み癖は重大なトラブルを引き起こすことがあります。
子犬の時からしっかりとしつけを行い、早めに噛み癖をなくすようにしましょう。
噛み癖はワンちゃんの元々もっている本能的な部分もありますので、完全に無くすのが難しいとも言えます。
歯の成長期でむず痒かったりすることもあるので「噛んでもいいもの、ダメなもの」をしっかりと分けましょう。
おもちゃで遊んでいるときは手で持って遊ばないようにしてください。
おもちゃと一緒に動いているもの=手は噛んでいいものとなってしまいますので、おもちゃは与えるだけに留めておきましょう。
◆手を甘噛みしてくる時の対処方として2つあります。 ・一つは無視すること ・もう一つは叱ること・・・です。
叱ることは悪いことをする=叱られる、という認識があれば効果がありますが、叱られることを理解していないときは噛むとなにかしらアクションしてくれる、と認識してしまうかもしれません。
甘噛みに対しては無視することで、段々と回数が減ってくるのでおすすめの方法と言えます。
関連記事:子犬の『噛み癖の原因』はなに?しつけで直るの?噛み癖対策は?
してはいけない!叱り方
叱り方について基本は短く低い声で「ダメ」などが基本になります。
「〇〇ちゃん、してはいけません!」と名前を呼んで叱るのはNGです。
繰り返していると名前を呼ばれる=叱られる、という認識になり名前を呼んでも反応しなくなってしまいます。
繰り返しになりますが、叱る時はダメなことをしたその時に叱るようにしましょう。時間が経つと何について叱られたかがわからなくなるからです。また理由をつけて叱っても当然、ワンちゃんは理解することができません。
例えば「ソファーをかじったらボロボロになるからダメでしょ!」と叱っても意味がないので、かじり始め、かじっている最中に「ダメ」と叱るようにしましょう。
※ボロボロになったソファーを見せて叱っても、後からでは効果はありません。
関連記事:パピヨンに合うドッグフードと選び方は?おススメTOP7はコレ!
パピヨンは明るく賢い犬!しつけは焦らず着実に、コツコツと
明るく社交的、さらに頭も賢いパピヨンは、飼いやすい犬種として人気があります。
見た目の可愛らしさも重なり、室内で飼育できる小型犬のなかでも注目されることが多いです。
飼い方やしつけのポイントを押さえ、パピヨンの性格を理解したうえで接するようにしてみましょう。
可愛らしい姿でいつも癒しを与えてくれるパピヨン、犬を飼うのが初めての人もぜひチェックしてみてください。
◆飼い主さんへ パピヨンは賢い犬種ですので、しつけ自体はそれほど難しくないと言えます。 ただ、その賢さが「ずる賢さ」に変わってしまうとリカバリーが大変になってしまいます。 正しいしつけの方法、そしてワンちゃんのため!と時には心を鬼にして取り組んでいってください。
関連記事:仔犬期に覚えさせたいしつけ、基礎編ができたら次に教えたいしつけは?
まとめ
ここでは、「パピヨンの正しいしつけ方、トレーニング」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
◆しつけだけではない、犬を飼うに際して必要なことなど、
全ての犬の飼い主さんに見てほしい⇒「イヌバーシティ」
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正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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