ワンちゃんが病気にかかってしまう原因の多くは、予防がしっかりと行えていないことが影響しています。飼い主さんが予防についての知識を少しでもつけることで、助かる可能性が高くなります。
犬を飼う際に知っておかなければならないのが、予防接種です。
狂犬病の予防接種は、年に1回必ず受けなければなりません。
さらに、混合ワクチンを接種することで、さまざまな感染症から愛犬の身を守れます。
感染症の中には、致死率の高い危険なものや、人間にも感染するものもあるため、ワクチン接種が重要です。
ここでは、「飼い主に義務づけられている狂犬病の予防接種、混合ワクチンで予防できる感染症」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。
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ワクチンで予防できる病気とは?
狂犬病
狂犬病は犬だけでなく、人を含む哺乳類や鳥類など多くの動物に感染する人獣共通感染症です。いまだに世界中に存在し、日々人間を死にいたらしめている恐ろしい病気です。
発症するとほぼ100%死亡するといわれている、非常に恐ろしい感染症です。
狂犬病はウイルスが体内に入ると中枢神経障害が起きます。犬が感染すると神経症状を起こし、凶暴になり攻撃性を持ち、咬傷による病気の伝播を起こします。
致死率はほぼ100%、狂犬病に感染したことがわかったら殺処分されます。感染から死亡までの日数が早く、非常に怖い病気です。狂犬病になってしまうと有効な治療はありません。
日本では法律で生後91日以上の飼い犬に対して、狂犬病ワクチンの接種と犬の登録が義務付けられています。
現在日本での発症例はありませんが、近隣諸国からウイルスが侵入してくる可能性もあるため、年1回の予防接種を行いましょう。(接種義務となっています。罰則もあります。)
病気やアレルギーなどの理由で、ワクチンを打つか迷われている場合は獣医師にご相談ください。
ノミアレルギー性皮膚炎
皮膚に痒みを催すノミアレルギー性皮膚炎もワクチンを接種しておくことで回避できます。
ノミは室内、室外問わずいるので、こちらも常に予防しておきたい病気です。
ワクチン接種はあくまでも推奨という形になっていますが、発症する頻度を考えれば毎年気温が高くなる時期(5月から10月ぐらい)を目処に摂取しましょう。
レプトスピラ症
レプトスピラ症は細菌感染による内臓疾患を起こす病気です。
人獣共通感染症、人間にもうつる病気です。
発熱、黄疸、腎機能不全、肝機能不全などを起こす病気でネズミの尿から経口、傷口などから感染します。重症化することも多く、また、人間もかかるために注意が必要です。
感染経路は野ネズミなどを犬がくわえたことにより、細菌感染を起こします。
感染してしまうと嘔吐や充血、血便などをもたらします
以前は西日本を中心にしている病気でしたが、近年は拡大傾向が認められています。
細菌の免疫力を高めるワクチンがありますので、予防しましょう。
ケンネルコフ
ケンネルコフは別名「伝染性気管支炎」と呼ばれます。接触感染だけでなく、飛沫感染でも起こる病気です。感染してしまうと気管への影響があります。
具体的な症状は発熱、咳、嘔吐など。
症状が重くなると肺炎になってしまうこともあります。こちらもワクチン接種で予防が可能です。
フィラリア症
フィラリアは蚊の媒介によって犬に感染する病気です。感染してしまうと呼吸器への影響があります。
具体的な症状は咳、嘔吐、吐血など。
蚊が増える5月から10月を目処に予防薬を摂取しましょう。
バベシア症
バベシア症はマダニが媒介して感染する病気です。赤血球に寄生し、貧血を起こします。
また症状が重くなると発熱や食欲減退、血尿が現れます。
もともと山奥などに多く生息しているマダニですが、近年は平野部でも感染が確認されているので、全ての地域で予防しておいた方が良いでしょう。
パルボウイルス感染症
激しい下痢、嘔吐を主体とした病気で特効薬が存在しておらず、適切な対処療法で体力を回復させることを目指しますが、子犬での発症例が多いこともあって救命できないことも多い病気です。
一番厄介なことはパルボウイルスが非常に強いウイルスで、施設や土壌を汚染して長い時間感染力を維持することです。多頭飼育現場などで発生すると凄惨な状態になることもあります。
特に免疫力の弱い幼犬時に感染しやすいです。ワクチン接種で回避することが可能です。
ジステンパーウイルス感染症
激しい下痢を主体とした病気で特効薬が存在しておらず、適切な対処療法で体力を回復させることを目指しますが、子犬での発症例が多いこともあって救命できないことも多い病気です。
犬伝染性肝炎
発熱、下痢、嘔吐、肝炎、ブルーアイと呼ばれる目の変化などを起こす病気で原因はアデノウイルスの1型、感染力が高いために環境を汚染することもあります。
犬伝染性喉頭気管炎
呼吸器疾患を引き起こす病気、アデノウイルス2型によって引き起こされます。風邪のような症状を引き起こす感染症で、単独であれば致死率は高くありませんが、混合感染などを起こすと重症化します。
犬パラインフルエンザウイルス感染症
風邪のような症状を出す病気で、感染力が非常に強い病気です。単独感染は比較的軽い症状ですみますが、混合感染や二次感染で重篤化してしまうことがあります。
犬コロナウイルス感染症
下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こす病気で、子犬に感染すると重篤な嘔吐や水下痢などを引き起こし重症化することがあります。
関連記事:犬のワクチン注射はなぜ必要なの?どんな種類を何回接種するの?
ここで紹介した病気以外もウイルスや細菌から病気を防ぐことができますので、 ワクチン接種は必ず毎年接種しましょう。
ノミ・ダニ予防
ノミやマダニは犬の皮膚や毛に寄生・吸血して、痒みや皮膚病の原因となります。また、様々な病原体や寄生虫を媒介するため、日頃の予防が大切です。
ノミやマダニは草むらなどに生息し、近くを通る動物に寄生します。環境が整えば、あっという間に繁殖してしまいます。
◆ノミが引き起こす病気 ・ノミアレルギー性皮膚炎 ・瓜実条虫 ・ノミ刺咬症 ・猫ひっかき病
◆マダニが引き起こす病気 ・ダニ麻痺症 ・犬バベシア症 ・重症熱性血小板減少症候群(SFTS) ・ライム病 ・日本紅斑熱
フィラリア予防
フィラリア症は犬糸状虫症とも呼ばれ、犬にとっては非常に重要な病気です。まれに猫にも感染します。
犬糸状虫が蚊を媒介して犬の心臓や動脈に寄生することにより、血液の流れが悪くなり、心臓だけでなく肝臓や腎臓、肺などにも障害がおきます。
室外で過ごす犬だけでなく、室内犬にも感染する可能性は充分にあります。
症状
フィラリア症に感染してもはじめのうちは症状が分かりにくいため、目に見えて症状が現れる頃にはすでに重症化していることもあります。
◆初期症状 ・咳が出る、 ・呼吸が浅く、速い、 ・食欲がない、 ・散歩などの運動を嫌がる、
◆進行症状 ・お腹が膨らんでいる(腹水がたまっている)、 ・血尿(血色素尿)がでる、 ・貧血をおこす、
感染経路
・フィラリアに感染した犬の血管内には、
たくさんのフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)がいます。
・蚊が感染犬を吸血する際に、この幼虫が血液と一緒に蚊の体内へ入ります。
・蚊の体内で成長した幼虫は、蚊が他の犬を吸血する際に犬の体内へ侵入します。
・犬の体内に入った幼虫は、皮膚や筋肉、血管の中を移動しながら成長して、
心臓や肺動脈に寄生します。
・犬の体内へ侵入後、約6ヶ月で成虫となり、幼虫を産みます。
予防法
フィラリア症は、症状が進行すると命に関わる重大な病気です。飲み薬や手術での治療が可能ですが、犬にとって大きな負担がかかるものになるため、感染の予防がとても大切です。
フィラリア症の予防は【蚊が出始めた1ヶ月後から、蚊がいなくなった1ヶ月後まで行う】ことが重要です。
なぜならフィラリアの予防薬は、蚊によって犬の皮膚や筋肉に入り込んだ幼虫が、血管内に侵入するまでの間に駆虫するものだからです。
幼虫が血管内に侵入するまでには約70日かかるため、蚊がいなくなる1ヶ月後まで毎月1回駆虫することで、フィラリア症の発症を防ぐことができます。
犬のワクチンの副反応
ワクチンは病原性を取り除いたとはいえ、体内に異物を入れる行為です。
免疫が過剰に反応してしまい、体調を壊してしまう可能性があります。
過去に比べるとさまざまな工夫で副反応はずいぶんと減っている様ですが、体調を崩してしまうワンちゃんも中にはいます。
そして、最も強い免疫反応がアナフィラキシーショックという状態を引き起こします。
ワクチン接種後短時間で引き起こされ、とても強い反応を起こすために、素早い対応をする必要があり、手遅れになると場合によっては命を落とします。
ワクチン接種後は安静に過ごしていただくことがなにより大事になります。
そして、すこしでもおかしいなと思ったらすぐに動物病院へ連絡しましょう。
初回ワクチン接種のときや2回目のワクチン時は15分~30分ほど病院のそばにいるようにして様子をみるのも好い方法だと思います。
犬のワクチン接種における注意点
ワクチン接種は感染症予防になりますが、副作用のリスクもゼロではありません。
ワクチン接種のタイミング
ワクチンは、できるだけ健康な状態のときに受けさせるのがベストです。
また、狂犬病ワクチン接種と同時に混合ワクチン接種を受けさせることは避け、
持病のある犬の場合は、治療を優先して「ワクチンを打たない」という選択肢もあります。
直近での治療の有無やワクチン接種歴、以前にワクチンで起きた副作用などがあれば、事前に獣医師に伝え、総合的な判断を仰ぎましょう。
ワクチン接種当日の注意点
愛犬の体調がよく、元気であることを必ず確かめておきます。
当日の体調や機嫌が悪そうであれば、もしワクチン接種を予定していても、後日に変更するほうが安心・安全です。
健康な犬であっても、ワクチン接種後には少しぐったりとすることがあります。
接種当日は長距離の散歩や激しい運動は避け、疲労回復を優先しましょう。
万が一、愛犬の体調に異変がみられた場合に動物病院の診療時間内に相談できるよう、ワクチン接種は午前中に済ませておくことをおススメします。
子犬のワクチン接種
子犬の場合、母犬の初乳からもらった免疫が薄れてくる生後2カ月頃が、
・1回目のコアワクチンを接種する時期の目安になります。
・その後、1回目の接種から3~4週間後に2回目、
・さらに3~4週間以降に3回目の接種を受けさせることが推奨されています。
ただし、子犬の場合、一度に多くの種類のワクチンが体内に入ると副作用のリスクが高まることもありますので、『愛犬にいつ、どのワクチンを接種する』かは、必ず獣医師と相談をして決定しましょう。
◆飼い主さんへ ワクチンは愛犬を恐ろしい病気から守ってくれる大事な盾となってくれます。 感染を防ぎ、重症化を防ぎ、うつりやすく重症化しやすい病気から愛犬を守ることは飼い主様にできる大切な対策です。 狂犬病予防は法律で定められた義務で、違反すれば罰則もあるのでしっかりと接種してください。 不安なことがあればかかりつけの動物病院でしっかりと話し合うことが大切です。 定期的なワクチン接種を通して獣医師と良い関係を作って愛犬のことをいつも診てくれるかかりつけの動物病院を作ってください。
関連記事:ドッグフード モグワンは安全??原材料を徹底評価!評判もチェック!
まとめ
ここでは、「飼い主に義務づけられている狂犬病の予防接種、混合ワクチンで予防できる感染症」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
当サイトでは なるべく添加物の少ない、良質な動物性タンパク質を使用した商品 を選んでランキングしているので、 大切なワンちゃんのためのドッグフード選びのご参考にしてみてくださいね。
愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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