今までヤンチャで元気にしていた愛犬も、7~8歳を過ぎると少しずつ老いを感じるようになるものです。これは、愛犬が老犬=シニアになってきたサインです。
そんな老犬たちは、若々しかったころに比べて、身体的にも精神的にも弱々しくデリケートに、ナーバスになっています。今まで以上の配慮が必要になります。
様々な場面で愛犬を無意識に傷つけたり、負担をかけないためにも、シニア犬のことうをちゃんと理解しておくようにしておきたいものです。
ここでは、「老犬となった愛犬に絶対にしてはいけない飼い主さんのNG行為」等について判りやすくまとめてみました。ぜひ愛犬のケアに役立ててください。
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年老いた愛犬に絶対にしてはダメな行為とは?
無理強いする
今までできたことができなくても、決して
「どうしてできないの?頑張ってみよう!」
と無理強いするのもよくありません。
例えば、散歩に行きたがらなくなったり、散歩の途中で歩かなくなったりした場合も、今まで通りの散歩を無理強いするのではなく、愛犬の状態に合わせた散歩の仕方を工夫します。
時間をかけてゆっくりと歩く、平坦なコースを選ぶ、1回の散歩を短くして回数を増やすなど、体調や様子に合わせて工夫してみて下さい。
愛犬の失敗を責める
年老いた愛犬が、トイレを失敗してしまったり、今まで普通にできていた簡単な芸ができなくなってきた時、飼い主さんがどうしてできないの?などと愛犬を叱責したりしてはいないでしょうか?
このような飼い主さんの行為もNG行為です。
人の場合も同様ですが、年をとって老いていくにつれて、今までごく普通にできていたことができなくなる瞬間が訪れるものです。
その瞬間が訪れると、老いてしまったなとガッカリする人も多いのではないでようか。
犬の場合も同様に、今までごく普通にできていたことができなかったことに対して、愕然とする場合が多いのではないでしょうか?
その時、飼い主さんから
「どうしてできないの!、何をしているの!」・・・などと叱られてしまうことによって自信を失ってしまいます。
愛犬が失敗した時に責めるのではなく、年老いた愛犬に対して優しくフォローしてあげましょう。「大丈夫だよ・・・」と優しく声をかけて、撫でてあげるなど慰めてください。
失敗した愛犬を責めるのではなく、老犬になった愛犬に対して必要なことは、優しくフォローしてあげることです。「大丈夫だよ・・・」と優しく声をかけ、撫でるなど慰めてあげてください。
無理に段差を上らせる
今まで元気よく段差を上っていた愛犬が、ある日突然に段差を自力で上がることを躊躇するような仕草を見せてはいませんか?
にもかかわらず、頑張れ!と無理矢理に段差を上がらせる行為はNGな行為です。
愛犬自身が躊躇しているということは、階段を上がるときに何らかの違和感を自分の身体に感じているサインです。
おそらく、
「なんだか以前より足に力が入らないな・・・、上がれる気がしないな・・・」
と感じているのではないでしょうか。
それは、「老い」からきているコトなのです。
このような場面で愛犬を無理に上がらせてしまうと、踏み外して思わぬケガをしてしまったり、着地に失敗してしまったりしてしまいます。
仮に「その時は成功した」としても、愛犬の足腰を痛めてしまう原因にもなり兼ねないコトです。。
年を取ることで、足腰が弱くなるのは人も同じことです。
犬の場合にも例外ではありません。
躊躇している様子が見られる場合には、愛犬の老いを受け入れて、飼い主さんが抱っこをしてあげたり助けてあげたりして、階段を上がってあげるようにサポートしてみてください。
食べられないのに無理やりに食べさせようとする
シニア期に入った愛犬にとっても、食事はとても大切です。
そのことを知っているからこそ、飼い主さんとしては「しっかりとご飯を食べて」と思ってしまうものです。
でも、老いた愛犬に対して無理矢理にご飯を食べさせようとする行為は、愛犬の胃に負担をかけてしまうのでNGな行為です。
消化不良を起こし、嘔吐や下痢を起こしかねません。
老いたことで、胃に入る食事の量が減ってしまうのは仕方のないことです。
愛犬が食べられる量だけ食べさせたり、食事1回の量を減らして食事の回数を増やすなど、愛犬が無理をしないで摂取できる量のご飯を与えます。
もちろん、「おやつは食べます!」というようなわがままは、今まで通り厳しく指導してください。
関連記事:どうしたら好いですか?シニア犬の食事のコト、対処法を徹底解説!!
何もさせない
危ないからという理由で、散歩をさせない、自分の足で歩かせないという「何もさせない」対応もよくありません。
少しでも歩けるうちは、愛犬が歩ける範囲でできるだけ歩かせるようにしないと、本当に歩けなくなってしまいます。
「もう歳だから・・・」
「可哀そうだから・・・」
と甘やかすだけでは、老化のスピードを早めてしまったり、寝たきりの生活を招いたりしてしまうことにつながります。
また何もさせないということは、全く刺激のない退屈な生活をさせるということです。そんな生活では、愛犬も何の意欲も湧かなくなるでしょう。認知症が発症しても何の不思議もありません。
優しく配慮をしながらも、「自分で出来ることは、自分でしてもらう」といった考え方で、愛犬ができるだけ長く自力で歩き、楽しく暮らせるようにサポートしたいものです。
老いた愛犬にとって心地好い環境を整えることも大切
年を取ることで、今までできていたことができなくなってしまったり、食事の量が減ってしまったり、中には大好きなお散歩にも行きたがらなくなる愛犬もいるものです。
でも、老いた愛犬に無理は禁物です。
愛犬自身が違和感を感じている可能性があるためです。
安全な環境
愛犬にとって過ごしやすく安全な環境を整えてあげることも大切です。
バリアフリーにしたり、家具などの角を毛布などでカバーしたり、歩行補助として首輪をハーネスに変えたりというようなことです。
愛犬の視覚、聴覚、嗅覚などの低下により、新しい環境にはなかなか馴染みづらくなっていきますので、先手先手で環境を整備するようにします。
滑りやすいフローリングに滑り止めのコーティングを施したり、カーペットなどを敷いてあげたりなど、転倒防止の工夫をしてあげます。
快適な生活
ご飯を食べる時も、愛犬の身体に負担がかかる姿勢では食欲不振や身体を傷める危険性があります。
食事の際の頭を下げた姿勢がつらくなるため、食器やウォーターボウルを台に乗せ、立った姿勢で食べられるようにすると良いでしょう。
若い頃以上に気温や湿度の管理に気を使い、寝床やトイレなどの主な行動範囲をなるべく近づけ、安心してゆっくり休める寝床を複数用意しましょう。
刺激的な生活
「刺激的な生活」をさせることもとても大切です。例えば自力で歩けなくなっても、カートに乗せて外に散歩に出ることで、多くの刺激を受けられます。
さらに、家の中で飼い主さんと一緒に簡単なゲームをすることでも、楽しくコミュニケーションでき、飼い主さんとの絆も深められます。
「しつけのプロ」のチカラを借りるのもアリだと思います
これまで紹介した方法を試してみても、なかなかいうことを聞いてくれない・・・そんな時は、犬のしつけのプロフェッショナルのチカラを借りるというのもひとつの方法です。
最近では、動物病院でもしつけ教室を行っているところが増えています。
大切なのは、「犬がプロのいうことを聞くようになること」ではありません。
「犬が飼い主と信頼関係を築けるようになること」です。そのため、プロのアドバイスを受けながら、飼い主自身がしつけていけるような方法をおススメします。
関連記事:最強の「犬社会化トレーニング方法」はどうするの?ポイントは?
「しつけ教室の問題点」と「飼い主としてのスキル不足」を解消する方法
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このしつけ教材は、飼い主さんに知ってほしいことや、知らないといけないことがすべて網羅されていて、特に子犬を育てている方には早いうちから実践していただきたい内容がわかりやすく解説されています。
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関連記事:ブッチドックフードの良い評価、悪い評価、特徴、お得な購入方法も徹底解説!
まとめ
ここでは、「老犬となった愛犬に絶対にしてはいけない飼い主さんのNG行為」等について判りやすくまとめてみました。ご心配な点や不明な点は、解決できましたか?
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愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけです。
正しい知識を持って、毎日の愛犬の生活にお役立ててください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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